その17

 

 

 

 

「いやぁぁ… 痛いの、お願い、入れないで… こんなの、嫌よぉぉぉぉぉぉ

 … 」

想像していたのとは、余りにも懸け離れた状況で処女を散らしつつある加奈子

は、涙ながらに苦痛を訴える。

「あら? 本当にイタイだけかしら? ねえ、カナちゃん、嘘は駄目よ、痛い

 だけ? それとも、うふふふふ… 」

姉の淫らな揶揄に、思わず加奈子は目を伏せる。たしかに破瓜の痛みはあるの

だが、その痛覚を押し退ける様に、なんとも妖しい快感がじわじわと処女の性

感を痺れさせているのも事実だった。 

「いや… いや、いや、いやぁぁぁ… ゆるしてぇぇ、おねがい、お姉ちゃん

 、助けてぇぇぇぇ… あっ… あぁぁぁぁ… 」

ついに、牡の猛々しさを示す様に、常男の肉棒が乙女の処女地を蹂躙する。あ

の野太い一物を根元近くまで押し込められた加奈子は、痛みと悲しみと、それ

を上回る妖しい快感に襲われて、ぶるぶると裸身を震わせる。逃げようとして

も、荒縄で縛られている上に、実の姉がしっかりと妹の細い腰を捕まえて、夫

の陵辱行為を手助けしていて、身動きはまま成らない。

「あっ… あう… だめ… いたい… あぁぁ… やめてぇぇぇぇ… 」

愛液に破瓜の血が混じり滴る淫裂を、容赦なく常男が責めて行く。純潔を失っ

たばかりの女陰に、義理の兄の雄物は荷が重い所ではあるが、姉による愛撫で

十分な潤いを見せているから、巨根の出入りはスムーズだ。

「いや… ゆるして… だめ… あっ… きゃぁぁぁぁぁ… 」

相手は実の姉の夫なのだ、如何に姉の公認の元での性行為とは言っても、よが

り泣きなどはもっての他であろう。しかし、オナニーとは違う肉の交わりに魅

せられて、加奈子は全身の血が逆流する様な峻烈な快美に翻弄されて行く。初

めてのセックスなのに、こんなにも感じてしまうのは、やはり姉と同じマゾの

血が妹にも脈々と流れている証拠であろう。

一方、夫が本格的な陵辱に取り掛かった事から、手持ち無沙汰に成った芳美は

、純潔を失い茫然自失の妹の揺れる胸元に手を伸ばす。

「ほら、言った通りでしょう? 私の時と同じだわ。マゾな女は、初めてのセ

 ックスでも感じてしまうものなのよ」

とんでもない言い種であるが、同じ血脈を受け継いだ姉の台詞であるから、不

思議と説得力が感じられる。自分もマゾなのか? と、快楽で惚けた頭で加奈

子は自問する。そんな妹のバストをすくい上げる様にしっかりと握り潰した芳

美の責めに、妹は堪らずに大きな悲鳴を漏らしてしまう。

「だめぇぇ… しないで、お姉ちゃん、ヘンになるぅぅぅぅ… あひぃぃぃ… 」

経験の無い快感に翻弄される加奈子を見て、姉はしてやったりとばかりの笑み

を浮かべる。

「ほら、さっきまで処女だったくせに、もう御主人さまの大きなオチン○ンに

 夢中じゃない? あなたはやっぱり私の妹よ。そんなにいっぱいお汁を漏ら

 して、いやらしい子ね」

拒もうと思っても躯が熱く燃え上がり、加奈子は何も考えられなくなっている

。理性では、こんな行為はモラルに反すると分かっているが、実際に義兄の常

男に貫かれながら、姉の芳美に胸を玩弄されてしまうと、もう何もかも忘れて

、このインモラルな快感に溺れてみたくなるのだ。そんな妹の狼狽を他所に、

芳美は妹のピンと小さく勃起した桜色の乳首を指先で転がす様に愛撫する。

「ほら、乳首をこんなにしているのに、まだ嫌だなんて我侭を言うのかしら?

 あら、あなた、お尻が動いているわよ。処女だったくせに、困った子ね」

姉の指摘を受けるまで、加奈子は自分が義兄の律動に合わせて尻をうねらせて

いる事に気付かなかった。しかし、初めての性行為にも関わらず、加奈子の欲

情は自分でも驚くほどに燃え上がり、何かに急き立てられる様にヒップがうね

ってしまっていた。

「どうだい? 男の味は? なかなか良いものだろう、カナちゃん」

常男の問いかけに、加奈子は顔を真っ赤にして横を向く。

「こら! 駄目よ、カナちゃん。御主人様に失礼でしょう? ちゃんと答えな

いと、いけないわ」

芳美によって背けた顔を捕まえられて無理矢理に前を向かされた加奈子は、目

に涙を浮かべて喘いでいる。

「さあ、答えなさい、加奈子。御主人さまの質問なのよ」

無情な姉の言葉に、加奈子は力無く首を振るばかりだ。いったい、何と答えれ

ば良いのだろうか? 破瓜の痛みはすっかりと遠いものに成り、そのあとから

押し寄せてくる凄まじい快感の前で、加奈子は混乱を深めている。義兄の一物

が出入りを繰り返す度に、目の前で幾つもの極彩色の火花が飛び散り、経験の

浅い女体は愉悦に痺れてしまう。

「そうかい? 言葉に成らないほど、気持ちが良いんだな。流石は芳美の妹だ

 。処女のくせに、もう感じているじゃないか」

図星を刺されて、加奈子は羞恥で身を竦ませる。たった今、処女を失ったばか

りだと言うのに、たしかに彼女は目眩く様な快美に翻弄されていた。経験の無

い快感に混乱を深める義理の妹を前にして、常男の方も堪らない。

「あっ… あふぅう… あぁぁぁぁ… 」

痛みを訴える言葉が影を顰めて、やがて艶かしい悲鳴に変わる頃には、溢れた

愛液のおかげで処女とは思えない程にスムーズな律動が可能に成っている。

(これは… 芳美も中々だけれど、カナちゃんも、相当な好きモノだぜ。それ

 に、このマ○コをきたら、くぅぅぅ… )

百戦錬磨のサド男を唸らせる膣の締め付けを見せる加奈子であったが、そんな

自覚も無いままに、生まれて初めて男の手により絶頂に追い上げられて行く。

「あっ… もう、だめぇぇぇぇ… ひぃぃぃぃぃぃぃ… 」

オナニーなどとは比べ物に成らない鮮烈な快感に波動に巻き込まれて、ついに

加奈子は絶頂に駆け上がる。縛られた裸身がぶるぶると震えて、秘裂は呑み込

んだ巨根を食いちぎらんばかりの勢いで強い締め付けを見せた。

「くぅぅぅ… 」

義理の妹の思わぬ逆襲を喰らった常男は体勢を立て直す間も無く、加奈子の中

に白濁の汁を爆ぜさせた。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」

子宮を叩く様な射精に勢いを感じながら、加奈子は姉に抱かれたままで、完全

に意識を失ってしまった。

 

 

 

「それじゃ、いってきま〜す」

加奈子は玄関に据えられた姿見で身支度のチェックを済ませると、出かける事

を母親に告げる。

「ちょっと、待ちなさいよ、加奈子」

昼食の後片付けをしていた母親が、エプロンで濡れた手を拭きながら、慌てた

様子で玄関に現れる。

「あなた、また、芳美の所に邪魔しに行くのかい? もう、いい加減にしなさ

 いよ。この二ヶ月間は、ほぼ毎週末、あの子の所へ泊まり掛けで遊びに行っ

 ているじゃないさ」

呆れる母親の前で、加奈子は曖昧な笑みを浮かべた。

「だって、お姉ちゃんに呼ばれて行くんだもの。いいでしょう? 姉妹が仲よ

 しなのは」

「仲が良いからって、だいたい常男さんにも悪いでしょうに。いつもあんたみ

 たいなお邪魔虫が週末に現れたらさぁ… それじゃ無くても、はやく孫の顔

 を見たいのに、あんたが週末の夜に家に居たら、都合が悪いでじゃないか」

あの淫らな処女喪失の夜以降、加奈子は御主人様の命令に従い、毎週末には必

ず姉夫婦の元に馳せ参じている。早く初孫の顔が見たい母親は、そんな加奈子

の行動を快く思ってはいなかった。

「大丈夫よ、そんなの心配いらないって、お姉ちゃん達は仲良しだから、その

 うち子供だって出来るってば。それじゃ、行って来ます! 」

不満顔の母親を振り返る事も無く、加奈子は今夜の姉夫婦との淫らなプレイに

思いを馳せて、駆け去るように家を後にしていた。

 

 

惚れた理由 END

 

 

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