その8

 

 

 

 

「くぅぅぅぅぅぅ… くるしい、やめて… 」

直前の性行為によって浮いた熱い汗を押し流すように、苦痛を堪える冷たい汗が

湧き出て、まろやかな白い尻を濡らしている。早くも出所を求めて腸内で暴れる

浣腸液との戦いに負けるわけに行かない美人妻は、襲い掛かる便意を跳ね返す為

に、全力で肛門括約筋を酷使する。だが、そんな人妻の努力を嘲笑う様に、良太

はさらに悪魔の薬剤を直腸に注ぎ込んでくるではないか! 

「うぅぅぅ… もう、本当に、駄目なの。ああ、いれないで… お腹が、苦しい

 … 」

後ろ手に縛り上げられた哀れな奴隷妻は、額に脂汗を滲ませて小さな悲鳴を漏ら

す。大きな声を出しただけで、括約筋が緩み不作法に及んでしまいそうなのだ。

荒れ狂う便意に耐えかねた幸代は、とてもじっと堪えてはいられず。まだ肛門に

ノズルが差し込まれたままの尻を小刻みに震わせる。そんな美貌の若妻の苦悶こ

そ、幼いサディストにとっては垂涎の光景であるから、良太は更に彼女を追い詰

めるつもりで、シリンダーのピストンを押し込んで行く。

「もう、だめぇぇぇぇぇぇぇ… 」

たっぷりとグリセリン溶液を注入されてしまった直腸はグルグルと無気味な音を

立てて蠢動を繰り返している。凄まじいまでの便意に苛まれて、とうとう幸代は

尻を掲げていられなく成る。ベッドの上にへたり込んだ美人妻の後ろ姿を、良太

は冷酷な笑みを浮かべながら見下ろしていた。

「おねがい… 助けて、トイレに、ああぁぁ… 漏れちゃうぅぅ… 」

全神経を肛門に集中させて懸命に堪える幸代の悲鳴が、サドの末裔の血を引き継

ぐ幼い美少年を陶然とさせている。肌をあられもなく曝した美女の全身には、冷

たい汗が滲み出ているのが良く分かるからこそ、彼女の悲鳴は、天才的な音楽の

才能を持った良太が奏でる如何なる楽器の旋律よりも、彼の心をくすぐって止ま

ない。だが調子に乗りすぎて、寝室で粗相に及ぶ様な真似に至っても困るので、

彼はころ合いを見計らい、ぎゅっと奥歯を噛み締めて悽愴な表情で我慢を重ねる

美女を引き起こす。

「ひっ… おねがい、トイレ… トイレに、行かせて… おねがい… おねがい

 … 」

「ええ、分かっていますよ、ユキヨさん。さあ、御一緒に… でも、途中の廊下

 で漏らしたら、また、最初からやり直しますからね」

非情な良太の言葉に、なんどもガクガクと首を縦に振り同意を示した美人妻は、

後ろ手に縛り上げられた虜囚の様な有り様で、よたよたと廊下を引き立てられて

行く。ようやくトイレに辿り着いても、彼女の難行苦行は終わらない。首尾よく

便器に腰を降ろしたまでは良かったが、正面に立つ良太は、一向にドアを閉めて

くれそうに無い。

「おねがい、見ないで… ああ、出て行ってぇぇぇ… 」

便座に尻を落とした事で気が緩み、もう、先走りの薬剤がチョロチョロと漏れ始

めてしまった美人妻は、眦をつり上げて絶叫する。

「だめですよ、さあ、兄の時と同じく、私の目の前で、不様に糞をひり出して見

 せるのです」 

既に進一たちの目の前では強いられた末に、何度も排泄行為に及んでしまってい

た幸代だったから、非道な良太の台詞に絶望を深めた。

(ああ、もう… だめ、また、見られちゃう… ウンチする所を、また… あぁ

 ぁぁ… )

個室のドアが絶対に閉じられないと悟った途端に、美人妻の自制心はプッツリと

切れてしまった。真正面に陣取る美少年と顔を合わせるのが辛すぎる幸代は、幾

分前屈みに成りながら、ついに便器の中に排泄物を噴き出した。狭い部屋の中に

、生々しい破裂音が響くから、彼女は目眩がする程の羞恥に苛まれて、もう気力

も尽き果ててしまう。

「綺麗な奥さんでも、ウンチは臭いんですね」

容赦の無い良太の言葉に、幸代は打ちのめされている。絶対に人目に曝す事など

考えられない大便の様子を、こんなに近くで観察されてしまっては、どうして矜

持を保つ事など出来ようか? 

最後の一雫までも、直腸の中身を便器にぶちまけた美人妻の人格は完全に崩壊し

ている。啜り泣く幸代は、引き立てられるままに腰を上げて、粗相の後始末もそ

こそこに、隣接するバスルームへと連れ込まれた。もう逆らう気力も根こそぎ撫

で斬られてしまった美人妻は、荒縄による拘束を解かれても、逃げる様子をまっ

たく見せない。綺麗に濯がれた菊座に、今度は肛門性交を予想させる潤滑油代わ

りのクリームを塗られても、幸代は俯せね横たわったまま、身じろぎもしないで

呆然としている。

(ああ、また、お尻を、犯されてしまうのね。夫だって触った事のないお尻なの

 に… )

もう、何度と無く経験して来たアナルセックスの予感のせいで、幸代は自分の女

陰はしとどに潤って行くのを感じている。普通に犯されるのとは違い、普段は性

交に使われる事の無い肛門への陵辱からうまれる暗く澱んだ快楽に、もう幸代は

虜にされていた。

もちろん、彼女とて、最初から肛虐で快感を得られたわけでは無い。だが、女が

一人で複数の男を相手にするには、膣と口だけでは追い付かないのだ。若さの溢

れた獣達が、美しい若妻の、のこされた数少ない処女地を見逃すわけもなく、輪

姦に次ぐ輪姦の中で、いつしか幸代もアブノーマルな肛門性交から生み出される

、暗黒の愉悦を骨の髄まで刻み込まれてしまっていた。だからこそ、こうして今

日も、肛虐から逃れられぬ運命と悟ると、躯は不本意ではあるが暗黒の炎に炙ら

れて燃え上がってしまう。

「どうやら、すっかり気分はマゾ奴隷ですね、幸代さん。可愛いですよ」

遥かに年下の美少年に揶揄されても、もう幸代には何かを言い返す気力も無い。

こうして広いバスルームの床に俯せに横たわり、ただ肛門への挿入を待つばかり

だ。良太の方も、まいってしまった美人妻の期待を裏切る様な真似はしない。強

制排泄の後にマッサージをを受け、さらに御丁寧にクリームまで塗られてしまっ

た肛門に、少年は剛直の先端を押し当てると、焦る事もなくゆっくりと貫いて行

く。

「あぁぁぁぁぁぁ… 」

初対面の美少年から浣腸されて羞恥地獄を過ごして来た幸代は、もうすっかりと

慣れさせられてしまった違和感に、声を上げて身をよじる。しかし、あくまで良

太は落ち着いたままで腰を押し進めて、雄根を排泄の為の穴に根元までおさめて

しまう。

(ああ、くるわ… また、きちゃう! あの、アレが… また… )

成す術も無く肛門を貫かれた美人妻は、歪んだ快美の到来を予感して、ちいさく

躯を震わせる。過去に夫を含めて、それなりに経験を重ねてはいた幸代だが、つ

い最近までアナルセックスなどと言う異形の肉の交わりを知らずに過ごして来た

。しかし、短い期間といっても、濃密な輪姦を繰り返され、蜜壷ばかりか裏門ま

でも馴染まされてしまうと、今では、このふしだらな行為に魅入られている。だ

から、良太がゆっくりと腰を使い始めると、それに合わせて幸代も尻をうねらせ

る始末だった。

「ひゃぁぁぁぁぁ… ああ、おしり… あぁぁぁぁぁぁ… 」

虚ろに開かれた瞳は欲情で濁り、だらしなく半開きにされた唇の端からは、一筋

の涎が浴室の床に向って滴り落ちて行く。どんなに我慢しようと思っても、異常

な快楽に慣れた女体は、持ち主の意志を裏切って、少年の律動に合わせて淫らに

踊ってしまうのだ。

「あふぅぅぅ… すごい、感じるわ… おしりが… あぁぁぁぁ… 気持ちいい

 の… きゃぁぁぁぁ… 」

まるで肛門性交に取り付かれてしまった様に、幸代は甘い悲鳴を上げて淫媚に尻

を蠢かせる。アブノーマルな快楽の虜に堕ちた美人妻の裏門の味わいをこよなく

愛しながら、良太は強い締め付けを跳ね返す様に突き上げ続けた。

「あぁぁ… あひぃぃぃ… 灼けるぅぅぅ… おしりがぁぁ… ひぎぃぃぃぃ… 」

通常のセックスでは到達出来ない、目の眩む様な桃源郷にあっさりと彼女を追い

上げてくれるアナルセックスに溺れて、幸代は狂った様に髪の毛を掻きむしり、

顔を左右にふっている。

自分の人妻の立場も、排泄器官を使用した不自然な行為である事も、彼女の脳裏

から掠れて行き、やがては霧散する。牝の矜持をへし折る強烈な快美の前では、

幸代は愉悦の奴隷と成り、跪いて服従を誓うばかりだ。この瞬間の彼女は、なに

もかも忘れ去り、拷問にも等しい快美に翻弄されて、何度も意識が遠のいている

。だが、小憎らしい美少年は、哀れな獲物の反応が鈍くなると、わざと乱暴に突

き上げてくるので、幸代は悶絶する事すら許されずに、地獄の悦楽環状に巻き込

まれてしまう。

「もう、だめ! いって! じゃないと、ワタシ、狂うわ! きぃぃぃぃぃぃぃ

 ぃ… 」

余りにも凄まじい快美の業火に灼かれて、幸代は悲鳴をあげつつ痙攣を繰り返す

。断末魔に追い詰められた美しい獲物が最後に見せる強烈な締め付けを堪能しな

がら、良太も射精に及んだ。

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」

浴室に艶っぽい悲鳴を響かせた幸代は、直腸を精で灼かれるのをしっかりと感じ

ながら、ついには意識を失って、洗い場の床に崩れ落ちてしまった。

(もうだめ… 離れられない… ああ、だめよ… )

途切れ行く意識の中で、幸代は己がマゾ奴隷と化した事を悟り、心の中で涙していた。

 

 

鬼畜な旋律  幸代 編  END

 

 

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