先生と生徒 16

 

 

 

 

「あっ、あの、それで… 」

緊迫した雰囲気が彼の言葉に瞬時に和んだチャンスを見計らい、聡は言葉を繋

ぐ。二人の美貌の女教師に見つめられて、少年はドギマギしながら口を開いた

「あの写真は、どうしましょうか? 僕の家にはシュレッダーは無いし、その

 まま捨てるわけにも行かないし… 」

使い方によっては幾らでも悪用可能な猥雑な写真だが、聡ひとりでは、かえっ

て持て余している。決定的な弱味に付け込む事も無く、証拠の写真の処理に困

る少年を見て、二人の女教師は互いに瞳に邪悪な光を浮かべて目配せを交わし

た。

「そうね、今週いっぱいは、狭山達の騒動で身動きは取れないから、来週の週

 末にでも私のマンションに持って来てちょうだい」

真里子は壁際の椅子から立ち上がると、机の上に重ねて置かれていた進路アン

ケート用紙の一枚を裏返して、そこに自分の暮らすマンションの名前と住所、

それに部屋の番号を書き記す。

「さあ、これを持って行って、もう教室に戻りなさい。もちろん、この場で何

 が話し合われたか、なんて事はナイショよ。いいわね、西岡くん」

最悪の事態を免れた二人の美しい女教師に見守られながら、聡は進路指導の為

に使われる部屋を後にした。

狭山グループの逮捕騒動から2週間が過ぎると、ようやく学校の内部も平静さ

を取り戻している。彼等についての処分は、まだ未定だし、法的な罰則につい

ても何も知らされてはいないが、元々優等生の多い学校で周囲からは浮いてい

た不良連中であるので、実際に彼等が教室に現れなくても、あまり気にする同

級生はいなかった。

 

 

 

日曜日の路線バスは思った以上に空いている。運転手を含めても僅か4人を運

ぶために、この大きなバスを動かすのは何とも不合理だと思いつつ、聡はメモ

に記された停留所でバスを降りた。

『バス停を降りたら、少し戻ったタバコ屋の角を左に曲がるの、まっすぐに行

 くと右手にコンビニがあるから、その先にある8階建てのマンションよ。オ

 ートロックだから401号室を呼び出してちょうだい。お昼までには来てち

 ょうだいね』

昨晩電話した真里子の命令に従って、彼はトボトボと歩いて女教師の暮らすマ

ンションを目指す。背負っているリュックの中には、真里子や麻子が強いられ

たとはいえ、痴態の限りを尽くしてしまったポラロイド写真を納めた分厚い事

務用の大判封筒が入っていた。実は内緒で1枚だけ、真里子の陵辱された直後

の写真を抜き取ってはいたが、それはあくまで今後のオナニー様の小道具のつ

もりであり、この期に及んでも、まだ彼女等を脅迫するつもりには成ってはい

ない。

それどころか手に余る証拠品の処理に困っていた聡は、これでようやく厄介払

いが出来ると安堵すらしている。マンションのエントランスに辿り着き、イン

ターホンで401号室を呼び出せば、あっさりとオートロックは解除された。

エレベーターで4階まで昇った聡は、そのまま真里子の部屋の前まで問題なく

辿り着く。呼び鈴を鳴らすと待ち構えていた様にすぐにドアが開かれて、真里

子が出迎えてくれた。

「いらっしゃい、待っていたわ。さあ、上がってちょうだい」

「えっ… あ、はい」

玄関先で聡が躊躇したのにはわけがある。なんと真里子はスケスケの扇情的な

黒のキャミソールの他には、同じ黒でコーディネイトされた際どいブラとハイ

レグのショーツしか身に付けていないのだ。上がりまちで封筒を手渡せばお役

御免だと思っていた少年は、まるで引っ張られる様に、女教師の暮らす部屋の

リビングへと連れ込まれた。

「あっ、柳田先生… こんにちわ」

「まあ、なによ、改まって。アサコちゃんでいいわよ、サトシ」

真里子の部屋に、もう一人の陵辱の被害者だった麻子がいた事から、聡は大い

に面喰らう。しかも、美しい人妻女教師は同僚と同じ様に、ピンクのキャミソ

ール姿なのだ。彼女もかなり挑発的な下着姿な事から、少年はいったいどう成

っているのか分からずに、リビングでしばらくは途方にくれた。

「ねえ、サトシはいける口なのかしら? 」

缶ビールを片手にかざした部屋の主からの問いかけに、聡は素直に首を横に振

る。

「いいえ、その… まだ、お酒は飲んだ事はありません。あっ、そうだ、それ

 よりも… 」

二人の美貌の女教師の刺激的な姿に圧倒されていた少年は、ようやく今日の訪

問の主題を思い出して、リュックの中から膨らんだ事務用の大判封筒を取り出

した。

「あの、これ、写真です」

「ああ、それね、その辺に置いてちょうだい」

缶ビールはやめて、グラスにオレンジジュースを注いで来た真里子は、肝心の

封筒には興味の無い素振りを見せて少年を驚かせた。

「ほら、部屋の真ん中でつっ立っていないで、そこに座りなさいよ」

真里子に促されるままに、彼はサイドテーブルに封筒を置くとオズオズとソフ

ァに腰掛けた。すると、同じテーブルにコースターに次いでオレンジジュース

のグラスを置いた美貌の国語教師は、妖艶な笑みを浮かべながら少年の座るソ

ファの前にしゃがみこむ。

「えっ… あの、何を? 」

これまで不良少年等と組みして行ってきた非道を詰られる事を予想して来た聡

だから、真里子の手が彼のズボンの伸びてベルトを器用に外し始めると、驚い

て問い質す。

「馬鹿ねぇ、何って… 決まっているでしょう? 」

ベルトを外してGパンの前を寛げた真里子は、ついでブリーフも摺り降ろして

、半萎えの巨根をまさぐり始める。

「うふふ… それにしても本当に立派なオチ◯チンよねぇ… タイホされたの

 が君じゃ無くて、本当に良かったわ」

場所がいつもの学校では無く自分の部屋なものだから、真里子はすっかりとリ

ラックスした様子で少年の雄大な一物を弄ぶ。悲しい牡の本能から、どんなに

困惑していても真里子の様な美人に股間を弄られてしまうと、少年の雄根は見

る間に勢いを増して行く。

「ほ〜ら、大きくなった、いただきま〜〜す」

手にした一物が勃起したのを喜んで、真里子は微笑みながら亀頭にキスの雨を

振らせて行く。

「ちょっと、待ちなさいよ、真里子。いいこと、もう竿は1本しか無いんだか

 ら、無駄打ちはさせないでよ。たしかにサトシはタフだけれども、今日から

 この子はひとりで私達二人を満足させなきゃ成らない事を忘れないでね」

とんでも無い台詞を言い放った麻子に向かって、真里子は手にした勃起を舐め

回しながら挑発的な目を向ける。

「あら、アサコさんには旦那様がいるじゃない。私は独身だから、サトシだけ

 が頼りんですよ。少しは遠慮してほしいと思いますけれど… 」 

「なにを言っているのよ、うちの亭主と、この子じゃ、大人と子供くらいに持

 ち物が違うのよ。なんなら、うちの主人と寝てみる? きっとがっかりする

 んだから」

思いも寄らぬ展開に面喰らう少年の前に、先手を取った同僚には負けじと麻子

が割り込んでくる、わざと淫らに舌を使って亀頭を舐り回していた真里子から

巨根を奪い取ると、今度は麻子が積極的にフェラチオを仕掛けてくる。押し退

けられた形となった真里子は、憮然とした顔を見せたが、聡の方をちらりと見

て微笑み軽く肩を竦める。

「いいわ、最初は先輩にお譲りしましょう。だって2度目の方がサトシも長も

 ちしてくれて気持ちがいいですからね」

後輩の憎まれ口を来て、麻子の方も負けじと言い返す。

「あら? そう? でも、いいのかしら? 簡単に譲ってくれちゃっても…

 この子、この間の時には抜かずの2発を決めてくれたのを忘れたの? ああ

 、あの時は凄かったわ。死んじゃうかと思ったものね」

「あっ、それ、ズルいです。一回交代ですからね。仲良く分け合って行きまし

 ょう。ネッ、いいでしょう? 麻子先輩」

巨根をそそり立たせた少年を間に挟んでの美しき諍いの女等の華やかな言い合

いは、聡を呆れさせるのは十分だった。

 

 

 

先生と生徒 後編 END

 

 

 

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