ぎりぎりまで肉棒を引き抜いた次の瞬間に、力を込めて根元まで一気に打ち込むと 、もう美樹子の口からは情けない悲鳴が溢れ落ちるばかりだ。むろん淫汁を滲み出 す肉壷の感触もたまらないものはあるが、なだらかな逆アーチ形に反る背中や、真 っ白で柔らかな尻が目の真下で揺れる光景も彼を魅了してやまない。智也の突き上 げに合わせて揺れる美女の乱れ姿は若者を昂奮の坩堝に追いやって行く。 「ちょ、ちょっと待って、ねえ、服を、脱ぎたい… 」 ここは空手部の部室であり、他の部員が講議時間中に訪れる可能性は限り無く低い がゼロでも無い。そんな真っ当な考えが頭の片隅をチラっと過りはしたが、その危 険性よりも智也は彼女の裸体を日の光の中でたっぷり眺める昂奮を優先させた。 「わかったよ美樹子」 さりげなく先輩を呼び捨てにした若者は、彼女に行動の自由を与える為に、一旦、 手を離して後ずさる。 「ふぅ… 」 深い溜息を漏らした後に、美樹子はくるりと振り返りロッカーを背にもたれかかっ た。 「やばいよ、智也、なんだか、癖になりそうだ」 目元を昂奮で赤く染めた美女の台詞が余りにも扇情的なので、智也は腕組みしたま ま、ぶるっと身を震わせる。 「ねえ、脱がせてよ」 足元がおぼつかないのか? 鉄製のロッカーにもたれ掛かったまま美樹子は、甘え た様な声で恋人を誘う。官能美あふれる誘惑に抗う術など持たぬ若者はフラフラと 彼女に近付き、最初にピンクのセーターを脱がせ、次いでブラウスのボタンに指を 掛ける。いつもであれば機能優先のスポーツブラが露になるところだが、彼のリク エストに応じた美樹子は、手持ちの中でも一番大胆な純白のブラを身に付けて来て いた。
「ゴクリ… 」 音を立てて生唾を呑み込む智也の様子を見て、美樹子は内心で喝采する。 「フロントホックよ、外し方、分かる? 」 「えっ? あっ… ああ、たぶん… 」 その台詞とは裏腹に、不器用な若者の指はブラの接合部分を捻ったり押したりする ばかりで一向に要領を得ないでいる。 「くすくす… ぶきっちょ! ほら、指を離して」 困り果てた様子の智也を押し退けて、彼女はいとも簡単にブラを外して見せた。 「ほら、私ばかり裸にしていないで、智也もちゃんと全部脱ぎなさいよ」 「あっ、はい」 ほんの少しの油断の結果、あっと言う間に立場が逆転した事で智也は戸惑うが、そ の反面、執拗に繰り返したこの日の午前中の悪戯が、そんなに美樹子を怒らせてい ない事は彼を安心させていた。 (ちょっと、やりすぎたものなぁ… 自重しないと! ) 先輩の命令にしたがい智也は自分の衣服を全部脱ぎ捨てた。 「ねえ、智也、こんどは私が上に成るから、そこのソファに寝てちょうだい」 彼女がそんなに機嫌を損ねていない事に安心した若者は、恋人の願いを拒む理由も ないので目の前のソファに仰向けに横に成る。 「うふふ、まだこんなに固いままなのね、うれしい… 」 いつもであれば、講議が全部終わった後に空手着に着替える場所での背徳行為が嬉 しいのか、美樹子は目を爛々と輝かせて彼の股間の勃起を手で弄ぶ。 「いままで、さんざん好きにしてくれた御礼を、たっぷりとさせてもらうわよ」 彼を跨いだ美樹子は、眼下で隆々とそびえ勃つ一物を逆手に持つと、そのまま腰を 降ろして行く。溢れ出た愛液は太股の内側までもべっしょりと濡らしているから、 挿入は実にスムーズだ。
「あっ、やばい、あひぃぃぃぃ… 」 攻守逆転を狙った美樹子だったが、ここに至るまでの一連の行為により、彼女が思 っていたよりも脚は萎え果てていた。亀頭をすっぽりと肉壷におさめた途端に両方 の脚から力が抜けて、そのまま急激にガックリと尻餅を突いてしまったのだ。下か ら子宮を突き上げられる感触は特異であり、美樹子はこの日、数回目の軽いアクメ に到達した。 「くふぅぅ… 遠藤美樹子、一生の不覚! 智也ごときに、ここまで… あひやぁ ぁぁぁ… 」 目眩がするほどの鮮烈な快美に溺れて、美樹子は我を忘れて尻をうねらせた。上に 成るのはこれが初めてと言うわけでも無いのだが、場所が大学の空手部の部室であ り、まかり間違えれば誰かが訪れる可能性もあることが彼女の淫ら心をいつも以上 に掻き立てていた。こうして尻を落としきってしまえば、いつもよりピッチリと肉 壷を埋め尽くされた様な気がして成らぬ美樹子は、もう腰が勝手に前後左右に動く のを止められない。 「くぅぅ… 智也、いいよ、これ、最高」 「僕もですよ、美樹子さん」 しばらくの間は快楽を貪るために尻を積極的に前後させていた美樹子だが、やがて 突然、背中を大きく反らすと、そのまま何度も激しく痙攣を繰り返した。
「ああ… すごい… 」 汗に塗れた裸身を震わせた美女は驚く智也の胸の身を投げ出した。朦朧となった美 女の派手なイキっぷりが、下の敷かれた智也の獣心に火を灯す。両手で彼女の細い 腰を捉まえた若者は猛然と美樹子を突き上げ始めた。 「きゃぁぁぁぁぁぁぁ… ああ、智也、そんなにしたら、また、また、いっちゃう ぅぅぅぅぅ… まって、おねがい、あひぃぃぃ… 」 待てと言われて待てる様ならば苦労は無い、智也は敢えて恋人の哀願に耳を塞ぎ、 そのまま猛然と下から突き上げ続ける。 「だめぇぇぇ、もう、どうにか、なっちゃうよぉぉぉぉぉ… 」 彼の胸板の上に突っ伏したまま、荒々しいく揺さぶられる美樹子は艶っぽい悲鳴を 張り上げ首を左右に振って喘ぎ泣く。これまでのピンクローター責めは、想像以上 に彼女に深刻なダメージを残していて、もう智也を振払う事すら今の美樹子には難 しすぎる。蜜壷の中で暴れ狂う雄根から生み出される鮮烈で破壊的な快感は彼女の 脳髄を焼き尽くし理性を完全に崩壊させていた。 「もうだめ… イク、いっちゃう… ともや、いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ… 」 彼の胸板に両手を乗せて、精一杯に背中を反らせた美女はガクガクと腰を2〜3度 、荒々しく震わせた後に、ひときわ切な気な悲鳴を漏らすと、まるで糸の切れたマ リオネットのように力を失い恋人の上に崩れ落ちた。 「くぅぅぅぅ、僕も、もう… 」 ひと呼吸おくれて智也が射精に至った時には、美樹子は既に魂を桃源郷に飛ばし去 り、ただ汗に塗れた裸身を震わせるばかりに成り果てていた。
「お待たせ」 部室の外で待たされていた智也に対して、中から扉を開けた美樹子が微笑みかける 。着替えるから出て行けと言われた時には、いまさら何で? と、訝ったが、身支 度を整えると共に化粧も直した美樹子の美しさを目の当たりにすると、そんな小さ な不満は瞬時に解消してしまう。 「さあ、行きましょう」 彼の手を取った美女はニコニコしながら歩き始める。だが、行き先が智也の思惑と 異なっていたので彼は慌てて問い質す。 「あの、美樹子さん、そっちは正面ゲートですよ、教室は向こうです」 「うん、今日のこれからの講議は自主休講、ついでに空手部の初練習も明日からに 変更、大丈夫よ、さっき部室で吉野と蒲田にはメールしておいたわ」 当たり前の様に言い放つ美女の顔を智也はまじまじと見つめる。 「えっと、自主休講って? 」 「あら、あれで終わりってこと、無いわよね。この続きは智也のアパートでたっぷ りと楽しみましょう」 腕を取ったまま頬にキスして来た美樹子の台詞を耳にして、智也は、ひょっとして 自分はとんでもない事をしでかしたのかも? と、慄然していた。
嗚呼、大学の同好会 後編 END
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