その3

 

 

 

 

「気にするなよ、所轄の連中まで巻き込んだから、もう秘密裏に揉み消す事も出

 来ないさ。証拠もばっちり揃えてあるし、これで糞っ垂れの副本部長には逃げ

 道は残されてはいない。後はつまらん報告書を出すだけだ」

先にシャワーを浴び終えて、冷蔵庫から取り出した缶ビールで咽を潤す警務課の

凄腕警部補は、皮肉な笑みを浮かべて嘯く。仲間である警官からも蛇蝎のごとく

に嫌われる内部捜査のプロに抜かりは無い。ほんの1月程度の内偵で、彼は目星

を付けた腐敗警察幹部の行状を洗いざらいに調べ上げた末に、今夜しっかりと引

導を渡して来たのだ。

近年はモラルの低下から急速に警官の汚職も増えている。何処の幹部も、自分の

監督下にある署員の不祥事は、なるべく小さい芽の内に摘み取りたいと思ってい

るので、哲三の出番は呆れるくらいに多かった。

周囲が思っている程は、この仕事が好きでは無い警部補は、思ったよりも堕落が

深刻な警察組織への忌々しい気持ちを振り切れず、暗い目をして缶ビールを啜る

。彼の憂鬱を察した桜子は、そんな愛人の気持ちを引き立てる為に、わざと扇情

的に身を揺すりながらバスローブを脱いで風呂上がりの全裸を曝す。色香に溢れ

た風情の婦人警官は、仲間を狩り立てるのを仕事とする哲三に向ってハスキーな

声色で情念をぶつける。

「ねえ、警部補… そんな、つまらなそうな顔をしないで下さい。ほら、桜子の

 オマ○コは警部補の固くて太いオ○ンチンが欲しくて、もうこんなに濡れてい

 るんですよ。桜子のオマ○コは警部補だけの穴です。こんな風にオ○ンコを濡

 らして待っている奴隷女を、今日もたっぷりと可愛がって下さい」

あの料亭で警部補と共に蛮勇を振るい、ボクサー崩れの男をぶちのめした事で気

が昂った婦人警官は、一転してマゾの血を沸騰させて自分を女にした上司に性交

をねだる。腕自慢の桜子は、数年前に警務課に配属された時には先輩である亀谷

を、その見てくれから風采の上がらぬ凡人と軽んじていた。

実際にコンビを組んで数カ月の間は、彼女の前でも亀谷は見事に仮面を被り続け

ていた。自分よりも背が低く、動きも鈍重で昼行灯的な先輩が、実は戸隠忍者の

上忍の血筋である事を知ったのは、すでに桜子は彼の… いや、亀谷哲三の肉棒

の虜に堕ちた後だった。

戦国時代には乱世の闇の中で活躍した戸隠忍者の技を現代に引き継ぎ摩訶不思議

な体術を操る哲三に、まんまと罠にはめられた腕自慢の美人警官は、その後無惨

に処女を奪われたばかりか、徹底的に調教されて今日に及んでいる。彼の手で自

分の心の奥底に潜んでいたマゾの血を思い知らされた桜子は、以来、哲三の忠実

な部下として任務に励む傍らで、彼の性欲処理を引き受ける奴隷女として悦んで

奉仕を重ねて来た。

若さあふれる美女の恥知らずな誘いに哲三の胸の中の黒い蟠りも、やがては解消

されて行く。ようやく上司がいつもの好色な彼にもどった事を悟った桜子は、ダ

ブルベットの尻餅をつくと、そのまま両方の膝を抱え上げる。

「ほら、ごらんに成って下さい警部補、シャワーを浴びている最中でも、桜子は

 こんなにオマ○コを濡らす、いけない奴隷女に成ってしまいました。これから

 警部補のぶっといオチン○ンを入れてもらえると思うと、いやらしいお汁が止

 まりません」

ベッドで尻餅を付いたまま、膝の内側を両手で押し開きM字開脚を披露する桜子

の股間は、彼女の言葉に嘘が無いのを証明するように、すでにぐっしょりと濡れ

て光っている。処女を無惨に散らされて以来、何度も哲三に蹂躙されて来た蜜壷

だが、まだピンク色を保ったままの肉ひだの弛みを見れば、桜子の目論み通りに

多少落ち込んでいた愛人も興奮を掻き立てられる。まだバスローブを脱いでいな

い哲三の股間がもっこりと盛り上がるのを見て、彼女は更に淫らな仕種で男を誘

う。

「御覧になって、警部補… いえ、御主人様。桜子のオマ○コは、こんなに成っ

 て御主人様をお待ちしていますわ。ああ、そんな嫌らしい目を為さるから、も

 うたまりません。どうか桜子のオナニーを御覧に成って… あっ… あふぅぅ

 ぅぅ… 」

自分が口にした淫らな台詞に煽られて熱狂に包まれた奴隷女は、命令されたわけ

でも無いのに恥知らずに股を開き、濡れた女陰に人さし指と中指をズブズブと沈

めて行く。短大を卒業するまで、自分よりも強い男に巡り会う事の無かった桜子

は、言い寄ってくる軟弱で浮ついた連中には抱かれる気に成らず処女を守り通し

て来た。

だが、最初に出会った手練の男が哲三だったのが、桜子に取っては不運である。

男と女の行為について、朧げながらの知識しか持たなかった腕自慢の処女は、凄

惨極まりない調教の末に今では何処に出しても恥ずかしく無い、いや、恥ずかし

いマゾ女に仕立てられてしまっている。すっかりと哲三好みに塗り替えられた美

人婦警は、彼の視線を痛いくらいに感じながら2本の指を縦横に動かして肉穴を

掻き混ぜて見せる。

「あふぅぅ… もう、オマ○コが、こんなに成って、ああ、恥ずかしい、でも、

 見て、桜子のエッチなオナニーを、見てェェェェ… 」

愛液が白く濁り泡立っても、桜子は自慰を控える様子を見せない。色情に狂った

牝の顔を見せる婦人警官の目は虚ろに宙を彷徨い、唇の端から滴り落ちた涎はシ

ーツに小さな染みを作る。

そんな奴隷女然とした部下の艶姿に当てられて、ようやく哲三は立ち上がると空

になった缶ビールをゴミ箱に放り捨てて、ゆっくりとバスローブを脱いで行く。

マゾ奴隷女のオナニーに刺激された股間は青筋を浮かべていきり立っているから

、桜子は御主人様の肉棒から目が離せない。瞳の狂気を仄めかせる美女に向って

、彼はゆっくりと歩み寄る。

「もっと、股を開け! 桜子」

もしも哲三以外の男がこんな無礼な口を利いたら、肋骨の2〜3本はへし折って

やる桜子だが、相手が御主人様と成れば話は違う。喜色満面のマゾ奴隷女は彼の

言葉に従い、股を開いて濡れた女陰を曝け出す。なにも知らなかった処女をここ

まで堕とした事に満足しながら、哲三はびしょ濡れの肉穴に中指を無造作に突っ

込み、そのまま乱暴に捏ねて行く。

「ひっ… ひぃぃぃぃぃぃ… 」

次いで人さし指、薬指の順番で泥濘んだ女陰に刺い入れると、待ち望んだ刺激に

応える様に肉壁が峻烈な締め付けを見せる。

「あっ、そんなにグリグリしたら… ひぁぁぁぁぁぁ… 」

たちまち淫血を沸騰させたマゾ奴隷女は、狂おし気な悲鳴をあげて裸身を大きく

揺さぶっている。まるで自分を堕とした仇を逃すまいとばかりに締め付けてくる

肉壁を、強引に抉じる様に責めてやれば、被虐の悦びを刻み込まれている女陰か

らは、尽きる事もなく淫らな汁が溢れ出す。

「あぁぁ… 桜子は、御主人さまだけの奴隷女ですぅぅ… 何時でも、何処でも

 、御主人様の為にオマ○コ穴を濡らす、淫乱な馬鹿女ですぅぅ… あっ… あ

 ぁぁ… もっと、もっと虐めて下さい、オ○ンコが擦り切れるまで、桜子を…

 きゃぁぁぁぁぁぁ… 」

すっかりと己を見失った美女のヒステリックは悲鳴を心地よく耳にした哲三は、

息も絶え絶えに身をよじり咽び泣く奴隷女を残酷に指先で追い詰めて行く。厳格

な父親の元で育てられて青春の日々を武道に捧げて来た美女は、正義の味方を志

して奉職した警察で真性のサディストに出会い、短期間でマゾ奴隷に仕込まれて

しまった。歪んだ性愛にどっぷりと浸りきり肉悦に溺れる桜子を、哲三は容赦な

くいたぶり苛む。

 

 

 

 

 


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