「さあ、曹長、待たせたな。今度はお前が大使のお相手をしたまえ。我が国に も漢ありと言う所を見せつけてさしあげろ」 目の前の黒人ほどでは無いにせよ、大佐は配下の中では無類の雄根の持ち主で ある部下を名指しして、さらに桜子を追い詰めて行く様に命令する。指名を受 けた曹長は、まってましたとばかりに股間で勃起する一物をひとしごきすると 、前をまだ黒人の巨根で埋められたままで悶絶している哀れな美しい捕虜の尻 に取り付いて行く。 如何に蹂躙が繰り返された尻穴とは言え、曹長の猛る雄根で貫かれては桜子は たまらない。絶頂の余韻に浸る間も無く、次の陵辱が開始される事が、美しい 女警官を深く絶望させている。 「あっ… あぁぁ… やめて、もう、ゆるして… きゃぁぁぁぁぁ… 」 再び2本の肉棒で前後の穴を埋められてしまった哀れな美しい捕虜は、けして 望まぬ快楽の渦に容易に巻き込まれてしまう。もう、一旦火がついた躯は呆気 無く燃え上がり、膨れ上がる劣情の嵐の中で桜子の思いは乱れに乱れる。 (たすけて… 警部補… 御主人さまぁぁ… 桜子は、堕ちてしまいますぅぅ … あぁぁぁ… たすけて… たすけてぇぇぇぇぇ… ) 凄まじい輪姦に曝されて、彼女は何度と無く絶頂に追い上げられているが、立 て続けにいかされた挙げ句にも、さらに貪欲に快楽を求めてしまう被虐慣れし た我が身が何とも恨めしい。 「ひっ… ひぃぃ… あひぃぃぃぃ… いやぁぁ… やめて、ゆるして、もう 、死んじゃう… あぁぁぁぁぁ… 」 膣にのさばる黒人の巨根に加えて、最前の大佐よりも一回りは大きな曹長の一 物でアヌスを割られている桜子は、二人が強く突き上げる度に白目を剥き、唇 の端には小さな泡まで噴いている始末だ。 正気を保っている事など絶対に不可能であり、このまま発狂するのでは無いか ? と、怯えながら、それでも桜子の躯は貪欲に快美を貪っている。前後の穴 に激しく出入りを繰り返す肉の凶器に追い詰められて、彼女は身も心も爛れ果 てて牝の本性を曝け出す。 こんな快楽がこの世に存在したのか? めくるめく官能の渦の中で、桜子の脳 裏に愛しい哲三の面影がフラッシュの様に現れては消えて行く。もう、何がな んだか分からない。相手が誰なのか? 自分がどう成っているのか? どうし て、こんなにも苛烈で甘美な責めを喰らっているのか? 幾つもの疑念が渾然 一体と成り、やがては鮮烈すぎる快美の前に霧散する。ただ肉の愉悦だけが、 聡明な女警官を支配して行くのだ。 「あくぅぅ… ひぃぃ… ひぃ… ひぃ… 」 もう彼女は自分の足で立ってはいられない。天井から吊るされたロープのせい で立ったままの姿勢を強いられてはいるが、上体はぐったりと黒人にもたれ掛 かり虚ろな瞳のままで浅く荒い呼吸を繰り返している。 「どうしましたか? お嬢さん。まだまだこれからですよ。ククククク… 」 素晴らしい生け贄を奉られた事で有頂天の黒人は、意識が朦朧となった美女を サディスティックな笑みを浮かべながら揺すり立てている。 「ゆるして… もう、だめ… ひぃぃ… ひぃぃ… 」 数時間に及ぶ輪姦の末に息も絶え絶えとなった美人警官は、容赦を乞う台詞を かろうじて唇に乗せるが、それは前後の穴を犯す連中にはけして聞き届けられ る事の無い願いであろう。乱れ髪が頬にまとわりつき、虚ろに見開いた目がな んとも痛々しく、加虐の血を滾らせる男達を奮い立たせている。なにしろ相手 はこの国の捜査機関の一員なのだ。絶対に生かして世間に戻す事が無い相手を 好き放題に嬲り者に出来るのだから、獣連中は目の色を変えて桜子に襲い掛か っている。 (ああ、死ぬかも知れない… この獣達に犯り殺されてしまうかも… ) エスカートした暴虐の行き着く先に見える死と言う言葉を意識した時に、桜子 の被虐を好む血は沸騰する。もう自分がどう成っているのかも分からないのだ 。たくましい雄根達に塞がれた前後の穴からは、とめどもない快感が溢れ出し て桜子を脳乱の世界に引き摺り込んでいる。 抗おうにも拘束された肢体は勝手に何度もビクビクと痙攣を繰り返すばかりで 、あまりにも峻烈な快美の前に、指先までも痺れきっている始末なのだ。押し 寄せる愉悦の奔流に巻き込まれた美貌の女警官の頭の中は真っ白で、何も考え る事が出来ない。 だが、愛する哲三の手で調教されてしまった躯は、持ち主の絶望や嘆きなどと は関係なく、与えられる快美に反応して、呆れる程の愛液を滴らせている。媚 薬に犯された女体は黒人の巨根により無惨に荒らされているが、それでも桜子 の意志とは関わり無く、絶頂はやって来てしまうのだ。 「あっ… だめ… また… いくの… いくぅぅ… ひぃぃぃぃぃぃ… 」 二人のたくましい男達にサンドイッチにされた美貌の女警官は、半開きにした 唇の端から涎を滴らせながら絶頂に達して、そのまま力無く汗に塗れた裸身を 震わせる。 「くぅぅ… 素晴らしい締め付けだ。この… くわぁぁぁ… 」 やはり、先にダウンしたのは曹長の方だった。しかし、薄い粘膜を挟んで彼の 肉棒が精を吐き出した事に刺激されて、黒人も誘われる様に2度目の射精に至 った。 「ひっ… ひぃぃぃぃぃぃ… 」 蜜壷と直腸にまたもや精を注ぎ込まれた桜子は、ガクガクと汗まみれの裸身を 震わせた後に、完全に意識を失ってしまった。 「ふぅ… 良い味でしたね。ひと休みしたら、もう一度、賞味させてもらいま すよ。夜はまだまだ長いですからね」 残酷な黒人の言葉が耳に入らぬ内に気絶したのが、桜子にとっては唯一の救い だったかも知れなかった。
狸穴辺りにある何かと物騒な大使館とは違い、アフリカの西の端に位置する小 国の出先機関だけの事はあり、深夜とも成ると別段日本側から警備の人員は配 置されてはいない。 しかし、半島の北が企む核燃料奪取計画に関わる軍関係者のほどんどが集まっ た事から、前後の入り口付近には、黒いセダンがそれぞれ1台づつ停められて いて、中には頑強そうな東洋人が2人乗り込んでいる。しかし、裏門の前に配 置された、おそらくは護衛と思われる2人は、何故かその目は虚ろで額には冷 汗が滲んでいた。 「いいこと、どちらか一人が片方でも手を離したら、それでオ・シ・マ・イ・ よ。どっか〜ん、だからね、ウフフ… 」 よく見れば運転席と助手席の2人の首には細いピアノ線が巻かれて、身動きを すれば絞まる様にシートのヘッドレストに固定されている。しかも、両手首を 胸の前でビニールテープで縛り上げられた護衛達に手には、既に安全用のピン が抜かれた旧式なマーク1型の手榴弾がしっかりと握られているのだ。 「迂闊に手を開くと、手榴弾のセーフティカバーが飛んで、4〜5秒で車の中 が2人分のミンチが出来上がるからね。生きていたければしっかりと手を握 っていなければ駄目よ」 首にはピアノ線が巻き付き、両手首と足首をビニールテープでしっかりと固定 された護衛達は、もしも力つきて手榴弾を離すとどうなるか? 彼等も軍人故 に嫌と言うほど想像が出来る。涙目に成っている2人の軍の特殊工作員に向っ て夕子はウインクすると、指先で抜き去ったピンをくるくると回しながら無情 にその場を歩き去る。彼女の指示に従い細々とした作業を実行した徹は、やれ やれと言った風情で彼女の後に続く。
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