悶絶した祐子を裏返した健太は、いよいよこれから、さらに己の性癖を満足さ せる為に、幼馴染みの美女に苛烈な責めを目論んでいる。彼は愛用の浣腸器を 取り出すと、気を失ったままの祐子の尻に取り付いた。 (祐子の尻に浣腸出来るなんて… くぅぅ、感激だぜ! ) これまで多くのガールフレンドを失って来た己の異常な性癖だが、それでも健 太は止められない。彼は万が一にも括約筋を傷つけ無い様に、あらかじめしっ かりと肛門にクリームを塗り込んでから、おもむろにノズルを菊門に押し沈め る。 「ひっ… なに? あっ… いや! いやぁぁぁぁぁぁ! 」 異物が入ってくる何とも言えない感触が、快楽惚けした祐子に正気を取り戻さ せる。だが、散々に嬲られて腑抜けた下半身は言う事を利いてくれないし、相 変わらず荒縄で縛られた上半身には自由は無い。 「なにをしているの? ああ、やめて、健兄ちゃん! いやぁぁぁ… お尻、 触らないでぇぇぇぇ… 」 生まれて初めての浣腸、しかも、他人の手により肛門から薬剤を注入されるお ぞましさに裸身を震わせながら、祐子は懸命に許しを乞う。しかし、どす黒い 情念に支配された健太にとって、可愛いかった幼馴染みの美女の悲鳴は、心地 よく耳に響きサディストの血を滾らせている。 「最初だから、あまり強力な薬じゃ無いさ。でも、経験が無いとすぐに漏らし てしまうくらいの量は入れてあげたからね、出そうになったら、ちゃんと言 いなよ、祐子」 ようやく作業を終えた健太の言葉に、彼女は羞恥で顔を真っ赤にしながら言い 返す。 「馬鹿! 変態! さっさと、縄を解いてよ。もう、帰る! 健兄ちゃんなん て、大嫌い! 」 眦をつり上げて罵る美女の興奮が、健太を酔わせて行く。どんなに忌み嫌われ 罵られようと、彼の肛虐に対する情念はけして尽きる事は無い。それは相手が 幼馴染みの祐子であっても、何ら変わりは無かった。 一方、陶然とした顔付きを見せる健太の前で、早くも彼女は当然の生理現象に 襲われて狼狽する。もともと、ノーマルな嗜好である祐子は健康にも恵まれて いて、便秘とも無縁な生活を過ごしているから浣腸の経験などは無い。だから 、直腸内に強制的に注入された薬剤が効果を発揮し始めると、たちまち美しい 顔を歪めて、額に脂汗を浮かべて苦しむ羽目に陥った。 「もう、我慢できない、おトイレ… お願い、縄を解いて! おトイレに、行 きたいの!ねえ、健兄ちゃん、聞こえないの? 縄を解いてちょうだい! 」 慌て始めた祐子を見下ろして、健太は冷酷な笑みを浮かべる。 「まだ早いよ、もう少し我慢すいるんだ。もちろん、ここで出してしまっても 、俺は別に良いんだぜ」 とんでも無い台詞を吐く健太を、思わず祐子は睨み付ける。 「冗談じゃ、ないのよ! ほんとうに、出ちゃいそうなんだから。ねえ、お願 い、縄を解いてちょうだい! 急がないと… マジでピンチなの」 下腹がグルグルと音を立てて鳴る中で、祐子は懸命に歯を食いしばり便意を何 とか押し戻している。だが、それが長く続けられるとは、彼女自身、とても思 えない有り様だ。 「うぐぅ… 健兄ちゃん… 本当に漏れちゃう… ウンチが… はぁぁ… は ぁ… 駄目よ、マジで。お願い、トイレ… トイレに… 」 縛り上げられた上で浣腸されてしまった美女は、己の苛烈な運命を呪いつつ、 懸命に加害者のサディストに向って急な便意を訴える。こうして呻く間にも、 腸の中では薬剤が暴れまわり、下腹の蠢動は激しさを増しているのだ。しかし 、健太はなかなか彼女を許そうとはしない。懸命に肛門に力を入れて崩壊を防 ぐ美女の喘ぐ姿を目を細めて眺める健太は、もう暗い情念にすっかりと支配さ れている。 (だめぇぇ… 漏れしゃう… ウンチが… いや、トイレに… ぐふぅぅぅ… ) もう、懇願するエネルギーも尽きて、祐子は目の前が何度も暗く成る中で、そ れでも懸命に括約筋を絞り便意を押し戻す。無気味に蠢く直腸は崩壊を求めて グルグルと音を立てているのだが、まさかベッドの上に汚物をまき散らす醜態 を曝すわけにも行かず、祐子は目を閉じて歯を食いしばっている。 「そろそろ頃合いだな。ほら、トイレに行くぞ」 苦痛を訴える声さえ枯れ果てた様な祐子を乱暴に引き起こした健太は、そのま まトイレに向って歩き出す。ようやく許される事に安堵した瞬間に、ほんの少 し緊張が弛んだ祐子は心ならずも放屁に至る。 「おいおい、オナラは良いが、廊下で実を出すなよ」 からかう健太の台詞に何か痛烈な非難を言い返したい祐子だが、迂闊に挑発に 乗れば気合いが削がれて、たったままで崩壊してしまいそうなのだ。意識を肛 門に集中して括約筋を締め上げながら、ようやく彼女はトイレに辿り着く。 「はやく、縄を解いて! もう、限界なの、本当に出ちゃいそうなのよ! 急 いで! はやくぅぅぅぅぅ… 」 時間にしてみれば僅かだが、彼女にとっては永遠にすら感じられた難行から、 あと一歩で解放されると信じる祐子は、脂汗を頬に滴らせて、血走った目で事 の元凶を齎したサディストを見つめる。しかし、彼女の言葉を無視して健太は トイレのドアを開く。弁座を降ろした彼は、後ろ手に縛ったままの祐子を乱暴 に腰掛けさせた。 「ほら、着いたぜ。お望みのトイレだぞ。さあ、好きなだけ出して見せてくれ よ、祐子」 よりによって排泄シーンを見せる事を強要する健太の言葉に、便座に尻を乗せ た祐子は唖然と成る。 「ばっ! 馬鹿を言わないで! お願いだから、ドアを閉めて、もう… お願 い、出ちゃうの… いや、見ないでぇぇぇ… 」 健太の目はあるが、とりあえずは何時出しても差し障りの無い場へ辿り着いた 事から、祐子の我慢は限界を超えている。でも、赤ん坊の頃ならばとにかく、 こうして他人に排便行為を目撃される事など考えられない彼女は、気が遠く成 りそうな強烈な便意を何とか堪えて幼馴染みのサディストに懇願する。 「ドアを、閉めて… おねがい、健兄ちゃん! 閉めて… 閉めてぇぇぇ… 」 本来であれば、荒縄を解いて欲しい所であるが、もう、その余裕も無い祐子は 、ひたすらトイレのドアを閉めて欲しいと言い募る。しかし、健太は彼女の切 なる願いを聞き届けるつもりなど毛頭無かった。後ろ手に荒縄で拘束されたま まで便器に尻を落としている美女の胸元に、サドの血を滾らせる男の残酷な手 が差し伸べられた。 「さて、どこまで我慢出来るかな? これでどうだい、祐子? 」 縛り上げられた乳房をまさぐった健太は、指先に摘んだ乳首を力を込めて捻っ て見せる。
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