『それから、これは言う間でも無いが、俺の女房には絶対に内緒にしろよ。も しも女房にこんなお楽しみの事がバレたら、お前等の言う通りに離婚されて しまうからな』 流石に常男にとっても、器具に拘束されて若者達に公開するのが恋女房と知ら れる事は都合が悪いらしく、白々しい嘘を付いている様だが、先入観に加えて 常男の言葉もあり、4人の若者は誰一人として革覆面の女が芳美であるとは考 えてもいない様子だ。 『よし、今日も2時間だけだぞ。2時間以内ならば何度射精しても構わん。そ れから覆面には絶対に手を掛けるな。ルールが守れない奴は、このまま回れ 右をして帰ってくれ』 常男の言葉に若者達はそれぞれに頷き合う。おそらく順番は前もって決められ ていたのであろう、一同の中でもひときわ長身の男が器具に不様に股を開いた 姿勢で固定されている芳美に向って歩み寄る。 『それじゃ、わたくし不肖、徳倉が一番槍を楽しませていただきますね』 徳倉と名乗った背の高いの男は、器具の位置に合わせて若干膝を折ると、固定 されている姉の両脚の間に腰を沈めて行く。 『むぐぅぅぅ… むふぅぅぅぅぅぅぅ… 』 口に詰め物されている芳美は、唯一自由に動く首を左右に振りながら、破廉恥 な器具の上で拘束された裸身を突っ張らせる。 『うひょう、もうオマ◯コは濡れ濡れでドロドロですぜ。それにしても、また ボール・ギッグを付けちゃっているんですね。ちゃんと悲鳴を聞いてきたい けれど、まあ、タダでこんなあに具合の良いオ◯ンコを使わせてもらうんだ から贅沢は言いませんよ』 これが初めての集まりでは無い事は若者達の会話からも知れたが、リラックス して姉を責める徳倉の周囲には他の3人も集まって来て手を伸ばし、ある者は 豊かな乳房を弄び、また、ある者は張りの有る白い太股を愛おし気に撫で回す 。ビデオの撮影係りを買って出ているのであろう常男の目の前で、芳美は若い 牡に貫かれて革覆面の中で声に成らない悲鳴を張り上げていた。 『くぅぅ… いいぜ、きゅっと絞まる感じがたまらない! まるで精液を絞り 取る様な極上のオマ◯コだ』 目の前にいる覆面女が、まさか先輩と崇める常男の妻であるとは思わずに、徳 倉は荒腰を振るいながら芳美の肉穴の心地よさを吹聴する。 『下らねえ事をくっちゃべって無いで、もっと気合いを入れて犯って、さっさ と出して交代しろよ徳倉! 俺はもう待切れんぞ』 破廉恥な器材に股を開いた姿勢で固定されて、夫の目の前で若い男に貫かれて 裸身を揺さぶられる芳美の傍らで、おそらくは次の順番であろう若者が、股間 の勃起をしごきながら一番手の徳倉に抗議している。 これまでは姉の狂態にすっかりと目を奪われていた加奈子だが、ビデオの画面 が控えている男の股間の隆々とした一物をアップにして捉えた事から、あらた めてはっきりと見る事ができる牡の欲情した生殖器をまじまじと眺めてしまう 。処女の加奈子にとって、二人目の男の一物の禍々しさは、想像を遥かに上回 っていた。 (こんなのを、入れられちゃうの? これがセックスなの? ) これまで朧げながらに想像していた愛の営みとは余りにも懸け離れた、獣じみ た行為を目にした加奈子は混乱を深めながらも画面に見入っている。 『わかっているさ。それに、頑張ろうとしても、この奴隷女のマ◯コときたら 、すげえ絞まりでよう、とても長くは持たねえぞ! 』 ビデオの撮影係りである常男を加えて4人の男達が目を血走らせて見守るなか で、徳倉と呼ばれた男は闇雲に腰を振り立てて革覆面の女を突き上げて行く。 『むぐぁ… ふん… ふぅぅ… あぐぅぅぅ… 』 両手両足を固定された芳美は覆面の中で噛まされたボールギッグに歯を立てて 、くぐもったうめき声を漏らしている。その声はSMでは定番の小道具のせい で低く隠り、とても姉の声とは思えないから、どんなに叫んでみても全裸の覆 面女の正体が常男の後輩連中に露見する心配は無いだろう。しかし、覆面を被 せられる前の映像を見て、こうして年下の若ものに犯されるいるのが実の姉で ある事を知る加奈子にとって、まさに悪夢に等しい光景だった。 『くぅぅ… もう、もたねえ… くはぁぁぁ! 』 全裸で縛られて破廉恥な器具に固定された奴隷女を犯す興奮からか? 若者は 意外に早くに射精に至る。乱暴に突き上げていた徳倉がいきなり濡れた女陰か ら肉棒を引き出すと、汗の浮き出た芳美の下腹に向って勢い良く精を噴き出し た。男根の先端からほとばしる精液を見て、傍観者の加奈子は驚き目を見開い た。 (これが、射精なのね? この白く濁った汁が精液なんだ… ) めったにお目にかかれるモノでは無い光景を前にして、加奈子は大きな溜息を 漏らす。牡の生理を見聞した彼女の耳に義兄の常男の非情な台詞が飛び込んで 来た。 『なんだ? 膣外射精か? 別に前と同様に中出しでかわまわいんだぜ? 』 常男の言葉に射精を済ませた徳倉が笑いながら振り返る。 『いえ、最初の一回りは外に出すって決めたんですよ。ほら、最初くらいはヌ ルヌルじゃなくて、濡れ濡れだけのマ◯コを楽しみたいんです。そうしない と、くじ運がわるかったときには、奴隷女の愛液だけじゃ無くて、前に楽し んだ3人分のザーメンでビシャビシャのマン◯に突っ込む事に成りますから ねぇ… 』 先鋒を務めた徳倉の台詞に2番手の男が笑いながら頷いた。 『2回り目からは中出し解禁にしますから、どうぞ御心配無く、三浦センパイ』 恥ずかしい器具に両脚を開いた状態で固定されている芳美の、精液で汚れた下 腹を拭い清める事も無く2人目の男が取り付いた。 『うぐぅぅ… ぐぶぃぃぃぃぃ… 』 覆面の下でボールギッグを噛まされた姉のくぐもった悲鳴から、ふたたび芳美 が若い肉棒に貫かれた事を知らされて、加奈子は目眩を感じて瞼を閉じる。だ が、目を塞いでしまうと、余計に耳から芳美の哀れな悲鳴が流れ込み、その陰 惨さを際立たせてしまう。 肢体を縛られた挙げ句に夫の目の前で若い男に精液便所として扱われる姉の無 惨な姿を見て、もちろん状況を放置する常男に対する憤りはあるのだが、それ よりも形容し難い興奮が膨れ上がっている事が加奈子を狼狽させていた。 あんな風に自由を一切奪い去られた挙げ句に男達の慰みものに成り射精を受け 止める道具にされるのは、いったいどんな体験なのだろうか? 少なくとも姉 の芳美は直前まで、何ら抗議や文句を言う事も無く従容として破廉恥な器具に 縛り付けられていた。 もしも、自分があの立場に成ったならば、どうすれば良いのか? そして4つ の若い肉柱を次々と女陰に迎入れたならば、どうなってしまうのか? 我が身 を姉に置き換えて想像した加奈子は、ブルっとひとつ躯を震わせる。わけの分 からない興奮につつまれた妹の前で、姉は次々と若者達の餌食と成り、たちま ち4人の若者達は約束通りに芳美の下腹に精を噴いて行く。 4人分の精液が下腹部にぶちまけられて、恥毛にまでベットリと滴った光景は 無惨であり、精液の光る恥毛の下で毒々しくも赤く咲き誇る肉花弁の淫らさが 、加奈子の理性を麻痺させた。 まさか姉がこんなにも淫媚な行為に及んでいるとは、仲の良かった妹には到底 信じられない。いくら義兄の公認であるとは言っても、逆らう事もなく器具に 縛られた挙げ句に、立て続けに4人の若者の犯される異常な行為が加奈子を打 ちのめす。
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