その13

 

 

 

 

もちろん、実の姉にすら、こんな態を見せるのは論外であるが、まだ男を知ら

ぬ加奈子にとって、血の繋がりの無い異性に全裸姿を見られる羞恥は大きく、

余りにも日常と懸け離れてしまった現実の中で、もう己を保っている事が難し

い。しかし、そんな加奈子の思いを踏みにじる様に、常男は身を乗り出して、

実の姉に嬲られている恥部をわざと大袈裟な仕種で覗き込む。

「すごいお汁じゃないか? これは芳美の言う通りだな。やっぱり淫売の妹は

 淫売だ、あはははははは… 」

清楚な乙女ですらよがり泣きさせる強力な媚薬を使っている事など、素知らぬ

振りをする義兄は、姉の手で責め嬲られた加奈子の媚裂をからかい笑い声を張

り上げる。

「いやぁぁ… 見ないで、恥ずかしい… お願い、出て行って! お姉ちゃん

 、何とかしてよ! こんなの嫌だぁぁぁぁぁ… 」

処女の加奈子にとって、あまりにも酷い仕打ちであろう。彼女は恥ずかしい姿

を曝す情けなさで心が張り裂けそうだ。しかし、そんな最中にも、姉は彼女の

淫裂を巧みにいじくり、指先で秘穴から愛液を掻き出す始末なのだ。

「おい、芳美。カナちゃんのクリトリスを摘んでみせろよ。処女がどんな反応

 を示すか、これは興味があるぜ」

「はい、御主人さま。さあ、カナちゃん、いい声で泣きなさい」

芳美は手慣れた様子で処女の肉裂をくつろげてクリトリスト探り当てると、妹

の敏感な肉芽を無情にも摘み捻る。

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」

常男の登場で、一時的に気持ちが逸れていた加奈子にとっては致命的とも言え

る一撃が、実の姉の手により加えられてしまう。強烈な媚薬で狂っている女体

は、たちまちのうちに脳乱状態に追い込まれている。電撃の様な快美が、毛細

血管までも通じて全身に走り抜けた加奈子は霞む目を見開き、縛られた裸身を

何度も細かく震わせる。

「ほう… ずいぶんと敏感なんだな。これならば、淫乱な芳美と良い勝負だ」

縛り上げられた末に、実の姉から嬲りモノとされる異常な環境の中でも、快美

に魂を震わせる義理の妹を眺めて、この地獄の演出者である常男が嘯く。クリ

トリスを強く抓られた事で、処女の蜜壷からは呆れる程に愛液が溢れ出してい

た。

「あふぅぅ… 見ないで、おねがい… あぁぁ… お姉ちゃん、もう、やめて

 ぇぇぇ… あひぃぃぃぃ… 」

この世の中から消えて無くなってしまいたいと願うほどの羞恥の中で、股間が

ドロドロに溶け出す異様な感触に溺れて、加奈子は情けない声を張り上げる。

本当は、もう自由を奪う荒縄も必要が無いかも知れない。

それほどに、加奈子は鮮烈な快感に酔い痴れて魂までも震わせている。妻の芳

美に比べれば豊満さは目劣りするが、男を知らぬ清らかな乙女が縄を打たれて

、実の姉により責められる狂態を目の当たりにして、常男の股間は隆々と天を

向きそそり立っていた。

夫がマゾ奴隷化した自分では無く、これから毒牙に掛けようとしている妹の媚

態を見て股間を固くした事に反発した芳美は、一旦、加奈子から離れると、支

配者である常男の傍らに歩み寄り、静かにその場に跪く。

「御主人さま、どうか、いやらしい牝奴隷に、御奉仕をさせて下さいませ」

妹に主人を取られまいと必死な奴隷女の心情を見透かした常男は、鷹揚に頷い

て見せる。

「いいだろう。妹の前で、自分がどんなにふしだらで股の緩い

女なのか、ちゃんと見せてやれ」

ようやく姉による直接的な責めから解放された加奈子だが、今度は芳美が夫の

前に跪き、勃起した肉棒に唇を寄せる光景を見せつけられて、驚き目を丸めて

いる。

ビデオの録画映像を見た時には半信半疑だった姉の狂態だが、こうして目の前

で見せつけられては、もう信じるより他に手立ては無い。うっとりと目を細め

て、優美な顔を肉棒に近付ける姉の媚態は、けして強いられた代物には見えな

い。両手を差し伸べて巨根を捧げ持った芳美は、妹の見ている目の前で、隷属

する主人の男根をしゃぶり始めた。

傘の大きく張り出した亀頭に唾液を擦り付ける様に舌を這わせる姉には、聡明

で慈愛に満ちた過去の芳美の面影を見い出す事は出来ない。淫に酔い劣情に狂

う美しい姉の狂態を見せつけられて、縛り上げられたままの加奈子は、もう目

をそらすことが出来なくなっている。しかも、強烈な媚薬に感覚を狂わされた

上に、姉による執拗な愛撫まで受けてしまった躯は、不自然に疼き処女を悩ま

せていた。

「あふぅ… チュパ… チュッパ… 」

まるで妹に聞かせる為にわざと大きな音を立てている様に、芳美は恥知らずな

フェラチオにのめり込んで見える。あの大きな男根を口に含み、驚く程に咽の

奥まで呑み込んで、そのまま食道まで使って奉仕したかと思えば、一旦、唾液

まみれの巨根を吐き出すと、瞳を潤ませて頬擦りまでして見せる姉の痴態に、

加奈子はすっかりと圧倒されている。

これが、本当に、あの姉なのか? いくらビデオの録画を前もって見ていても

、実際に現場で恥ずかしい行為に及ぶ姿を見せつけられてしまうと、加奈子は

自分が夢を見ているのではないか? との疑いを持つに至る。だが、最前から

媚薬によって焦がされた女体を持て余す処女は、躯の強烈な疼きから、寝室で

繰り広げられている狂態が現実である事を思い知っていた。

(お姉ちゃんたら、オチン○ンを口に入れて… あんな顔をするなんて… ど

 うかしちゃったんだ。頭がヘンに成っているのかしら? )

セックスに関しては女性月刊誌での扇情的な記事くらいしか知識が無い加奈子

だから、姉が嬉々として義兄の股間にむしゃぶりつき、男根に口での奉仕を行

う有り様を見てショック状態に陥っている。

もちろん、情報過多のこの時代に生きる女子大生であるから、フェラチオと言

う愛技の存在くらいは知っている。だが、実際に、しかも血縁である実の姉が

恥も外聞もかなぐり捨てて、緊縛された妹の前で男根をしゃぶる光景を目の当

たりにすれば、加奈子は言葉を無くして見入るばかりだ。魅力的で新鮮な生け

贄を前にして、芳美は少しでも主人の気持ちを自分の方に向ける為に、懸命に

フェラチオに没頭している。しかし、そんな賢しい小細工などお見通しの常男

は、乱暴な仕種で妻を股間から引き剥がす。

「あん… もっと、おしゃぶりさせて下さい、御主人さま。芳美は、御主人さ

 まのオ○ンポ様が大好きなんですぅぅ… 」

最初は妹への対抗心から、いつもよりも綿密な口での奉仕に及んでいた芳美だ

が、骨の髄まで擦り込まれてしまった被虐癖から、やがてすっかりと行為に夢

中に成っている。

「俺に指図するのか? 思い上がるなよ、芳美! 」

「いっ… いえ、そんな… 申し訳ございません、御主人さま」

いつもの常男からは想像も出来ない冷たい台詞を投げかける義兄を前に、芳美

は慌てて土下座して詫びの言葉を口にする。そんな常男の支配者然とした態度

に、何故か傍観者である加奈子まで竦み上がり、同時に胸の中で何かが弾ける

様な不思議な気分を味わっている。不意に、姉の傍らで同じ様に土下座して、

義兄に仕える自分の姿を想像した処女は、さらに股間が熱くなり愛液が溢れて

しまった事に狼狽する。

(まさか、私も、ああ成りたいの? お姉ちゃんみたいに、強い男の人にかし

ずいて、支配されたいの? )

 

 

 

 

 


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