その16

 

 

 

 

「あひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」

あれほどに世話しなく出入りしていた剛直が、根元まで女陰に埋め込まれたま

までピタリと止まり、僅かに覗く男根の根元がピクピクと痙攣を繰り返した事

から、傍観者である加奈子は、義兄が射精に及んだ事を察する。やがて、明ら

かに姉の愛液とは異なった白濁汁が、女陰から溢れて滴り落ちてくる。

(ああ、これって、ザーメンなの? これが、ザーメン… )

情報過多な現代だから、処女の加奈子もかなりの性の知識を貯えて来た。しか

し、実物のザーメンが頬に滴り落ちて来る感触は、とても書物やインターネッ

トでの知識では知り得ない代物だ。

牝の発情した臭いとは異なる、子種汁の生々しい性臭に、加奈子はすっかりと

打ちのめされて、もう語る言葉も見当たらない。だが、そんな加奈子に思わぬ

危機が襲い掛かってくるのだ。欲情を発散させた常男が、ずるずると愛液塗れ

の男根を引き抜き、そのまま芳美から離れると、精魂尽き果てた姉は、もう四

つん這いの姿勢を保っていられなく成り、そのまま妹の上に崩れ落ちてしまう

。たった今、義兄に精を注がれたばかりの、熟れて花開いた肉裂が、そのまま

加奈子の顔にのしかかり、濡れた肉の襞が彼女の口や鼻を塞いでしまった。

(くっ… 苦しい… お姉ちゃん! どいて! 息ができないよぉ… )

慌ててもがいてみても、前もって姉夫婦の手により荒縄で拘束されている加奈

子だから、身動きが制限されている。気死に至った芳美は、なんの遠慮もなく

全体重を妹に押し付けているので、加奈子は顔を背ける事すら難しい。

しかも、鼻を塞がれた事で鼻腔の中には、なんとも言えない生々しい淫臭が充

満して、加奈子の抵抗する意欲を削ぎ落としている。姉の愛液と義兄のザーメ

ンにより溺れ死ぬ危機に曝されて、加奈子は意識が遠のいてゆく。

 

 

「ほら、何時まで惚けていれば気が済むんだ? ちゃんと後の始末と、これか

 らの支度をしないか、芳美」

夫であり、御主人さまでもある常男の声に促されて、瞳をどんよりと欲情で曇

らせた姉が物憂気に身を起す。

「はぁぁ… 申し訳ございません御主人様」

ようやく四肢を拘束された全裸の妹の上から躯を退けた芳美は、あやうく彼女

の淫裂に鼻や口を塞がれて窒息しかけた加奈子から離れると、ふたたび常男の

元に歩み寄り、そのまま彼の前に跪く。自分を恥知らずな性交奴隷に堕とした

肉の凶器を目の前にして、芳美は口を開くと手に取った極太な肉棒をゆっくり

と呑み込んで行くではないか。

(はぁぁぁぁぁぁぁぁ… はぁ… はぁ… はぁ… くるしかったぁ〜 でも

 、お姉ちゃんたら、あんなに汚れたオチン○ンを、洗いもしないで舐めるな

 んて… )

ようやく新鮮な空気を貪りながら、加奈子は改めて姉の行動に呆れている。確

かに芳美が今、口にしているのは最前まで彼女の女陰を責めていた夫の汚れた

剛直なのだ。

姉の愛液に加えて常男が噴いた精液でも濡れていた肉棒を、嬉々として口にす

る姉の壊れ様を見せつけられて、加奈子は自分も心の奥底にぽっかりと口を開

けた暗い穴へ堕ちて行く予感に怯えている。

両親を同じくして生まれた芳美と加奈子であるからには、2人には同じ血脈が

流れているのは間違い無い。何時の日にか、己もああして姉の様に、何処かの

男に跪き、汚れた男性器を嬉しそうにしゃぶる様に成るのかと思うと、加奈子

はおぞましさに身が竦む思いだ。

しかし、誰も自分を偽る事は出来ない。こうして姉が義兄の肉棒を頬張り、時

折悩まし気な吐息をまき散らしながら、美しい顔を前後に揺する光景は、加奈

子の心の中の認めなく無い欲情を大いに刺激している。

(なんて嬉しそうな顔をしているの、お姉ちゃんてば… こんなに酷い事をさ

 れて、それでもお姉ちゃんは義兄さんを、『御主人様』って呼んでいるのね

 。何故? どうしてなの? )

自らの胸の奥で渦巻く、禍々しい興奮の原因を知りたくて、加奈子は目を見開

き姉の狂態を眺めてしまう。そんな義理の妹の混乱を、常男は冷やかに眺めて

いた。

「さてと、いよいよカナちゃんの出番だね」

いつまでも彼の股間にまとわりついている芳美を、わざと邪険に押し退けた常

男は、一度妻の中に噴いていながら、まだ勢いを失わぬ剛直を見せつける様に

右手でしごきあげてから、身を竦ませる処女に向って歩み寄る。

「ほら、芳美、ぐずぐずしないで、ちゃんと妹に引導を渡してやれよ」

すっかりと夫の言いなりに成った美人妻は、妖艶な笑みを浮かべて立ち上がる

と、命令に従い、縛り上げたままの妹に歩み寄る。すっかりと異常な性行為に

慣れた美貌の被虐奴隷妻は、夫の毒牙が血を分けた妹に及ぶ手伝いを嬉々とし

て行ってゆく。彼女は縛り上げられた妹の股間に向って容赦なく手を伸ばす。

「やめて… お姉ちゃん」

「あら? なにを言っているのよ。こんなに濡らしておいて、やめては無いで

 しょうに? あなたも、この悦びを知れば、きっとヤミツキに成るに決まっ

 ているわ」

抗いもがく妹を無視して、芳美は両手を伸ばす。実の姉に淫裂をまさぐられる

行為に、加奈子は絶望を深めている。芳美の言葉の通りに、恥ずかしい花弁は

ぐっしょりを愛液で濡れてしまっているのだ。前もって塗られてしまった催淫

クリームの効力も手伝い、滑る汁が溢れる肉裂が、実の姉の手で無情にも寛げ

られる。

「さあ、御主人さま、どうか加奈子の処女を散らしてやって下さいませ。これ

 で私達姉妹は二人とも揃って、御主人様に純潔を捧げられます。こんなに嬉

 しい事はありません」

姉のふしだらな台詞を耳にして、本来ならば金切り声を張り上げてでも、この

残酷な行為を詰るべき加奈子であるが、何故か芳美の口上を聞いて、胸が熱く

成るばかりだった。

(犯られちゃう… あの大きなオチン○ンで、お姉ちゃんみたいに、犯られち

 ゃうの? どうしよう? ああ… )

姉の非道を非難する事も無く、加奈子は義兄の股間にそそり立つ一物を見つめ

ている。直前に目撃した姉夫婦の異常な性交にすっかりとあてられた妹は、自

我が崩壊してしまい、ただ成すがままに股を開いて息を顰めている。

「これだけ濡れていれば大丈夫だな」

常男の残酷な言葉に、乙女である加奈子は怯えて竦み上がるが、姉の手で開か

れた花弁に義兄の男根の先端が押し当てられた時には、ただ震えるばかりにな

っていた。

「いっ… 痛い… 」

ピリリと身を裂かれる様な痛みに、加奈子は思わず悲鳴を上げる。実際、常男

の雄根は処女にか酷な代物なのだが、これまでの姉夫婦の異常な性行為を見せ

つけられて来た挙げ句の陵辱だから、初めて男を迎え入れる秘裂は、軋みなが

らも何とか義兄の肉棒を呑み込んで行く。

 

 

 

 

 


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