その7

 

 

 

 

「はい、おっしゃる通り、大満足ですよ、ユキヨさん」

右手で、赤く染まった美女の耳たぶを愛撫しながら、左手で豊かな乳房を揉み

解す手管を自然に行う少年の返答に、幸代は自分が蟷螂之斧のごとくに意地を

振りかざしている事を思い知る。どんなに辛辣な台詞を叩き付けてみたところ

で、おそらく少年の軽いひと突きで、彼女のプライドなどは木っ端微塵に吹き

飛ばされてしまうであろう。

少年の一物は、男慣れした女体には余りにも毒な巨根であった。最深部にまで

侵入を許して、そのままその場にのさばる雄根を強く感じさせられて、幸代は

強烈な目眩を伴う快美に溺れて行く。すこしでも躯を揺すれば、自分を真っ二

つに割り裂く為の楔と化した巨根の大きさを思い知らさりのだ。だが、否応も

無くハードなセックスに慣れさせられてしまった女体は、早くも少年の雄物に

馴染んでしまい、そこからうまれる凄まじい快美に完全に屈していた。

「さて、それじゃ、様子見はここまでにしますね。少し、本格的に楽しませて

 もらいます」

これまでがただの様子見だと言う少年の余裕が何とも小面憎い所ではあるが、

そんな人妻の反発を打ち砕く様な快感が、彼の律動の再開と共に一気に押し寄

せて来るではないか!

「ひぃぃぃ… だめぇぇ… ああ、そんなにしたら… あひぃぃぃぃ… だめ

 よ、もっと、優しくしてぇぇぇ… あぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」

一見華奢に見えた美少年が、意外に力強い突き上げを喰らわせて来る事から、

幸代はすっかりと慌てふためく。まるで兄の進一に犯されている様な錯覚に襲

われるが、無理に瞼をあければ、すぐ目の前に、あの天使を思わせる美少年は

汗を流しているのだ。

獣と評した兄を彷佛させる良太のセックスに、幸代もたまらず尻をうねらせて

応えてしまう。固い決意を込めて睨み付けた相手に、こうも易々と陥落してし

まうのは、何とも悔しく情けないのだが、それでも、目眩がする様に強烈な快

美を押し付けられてしまった若妻の躯は、持ち主の意志など無視して、呆れる

ほど簡単に燃え上がっている。

「もう… だめ… あっ… いく、いっちゃうぅぅぅぅぅぅ! 」

切羽詰まった幸代の悲鳴を快く感じながら、良太は若さに任せて荒々しくも鋭

い律動を休まない。彼女が絶頂に駆け上がる際の、甘く切ない膣の締め付けを

堪能しながら、若い獣もラストスパートに取り掛かる。この後の目論みが有る

若者は、この局面では無理に堪える事も無く、あっさりと彼女の中に白濁の汁

を噴いてしまった。

「ひっ… ひぃぃぃぃぃぃぃぃい… 」

若者の勢いの良い飛沫で子宮を叩かれた美人妻は、彼の射精に合わせて一気に

高みに昇りつめる。何処かに吹き飛ばされてしまいそうな強烈で爆発的なエク

スタシーに痺れた幸代は、汗にまみれた裸身を何度も小刻みに痙攣させて、愉

悦の深さを良太に見せつけた。

 

 

 

肉の交わりによる快楽の余韻に痺れた幸代は、彼女の元から早々に離れた若者

が、部屋の隅に置かれた物入れから忌わしい道具を取り出す姿を漫然と眺めて

いる。見目麗しい美少年の手には、まったく彼の雰囲気にそぐわない荒縄や、

もっと過激な代物が握られているのだ。

(ああ、この子も、やっぱり、獣のひとりなんだ。あの進一の弟なんだわ… )

本当ならば、少しでも己を取り戻した今こそ身を翻して、この淫虐地獄から逃

走を図るべきなのだ。夫を持つ若妻であれば、それが当然の行為である事は百

も承知している。

だが、彼女は胸の奥底に澱み、グッグッと音を立てて煮立つ被虐奴隷の血を、

もう抑えている事が出来なく成っているのだ。進一と、その一派により目覚め

させられた、己の忌わしいマゾの血が、良太が手にした道具を見て、手の付け

られない程に希代で沸騰してしまう。

多人数による輪姦とは違い、この美しい少年の手で辱めを受ける光景を想像す

ると、たった今、十分に満足したはずの躯が火照り、股間は潤みを増して行く

。結局幸代は、悶絶したふりをして、自ら脱出の最後のチャンスを見送ってし

まった。

だから、少年がまるで物を扱う様に、彼女の裸身をベッドの上で転がして俯せ

にさせても、まったく逆らう事は無い。それどころか、マゾの悦びを刻み込ま

れていた幸代は、期待通りに両手を背中で、荒縄により縛り上げられると、被

虐奴隷特有のトランス状態に陥って行く。

「ほら、目を覚ましているのは、分かっているんですよ、ユキヨさん。いつま

 でも楽をしていないで、自分でお尻を持ち上げなさい」

狸寝入りを見透かされた恥ずかしさもあり、幸代はこの場の支配者に逆らう事

なく、言い付けられた通りに苦しい姿勢ながら、もがいて尻を持ち上げて見せ

る。むっちりとした白い尻を目の前にしても、少年は焦る事もなく、ゆっくり

とまろやかな双丘を撫で回す。

「やっぱり、慣れているんですね。それならば、そのまま力を抜いているので

 すよ」

良太の台詞だけで、マゾ人妻奴隷は心を震わせてしまう。最初は死ぬ気で抗い

、暴力と多人数により制圧された末に受けた陵虐行為の後には、人としてのプ

ライドまでも踏みつぶされた様に感じた浣腸であったが、いまでは、そのアブ

ノーマルな感覚が、完全に幸代を虜にして逃さない。だから、ガラス製の冷た

いノズルが、アヌスに埋め込まれてしまうと、若妻は歪んだ期待に胸を高鳴ら

せている。

「ひっ… ひあぁぁぁぁぁぁ… 」

いまではすっかりと親しんでしまった、薬剤を注ぎ込まれる、あの何とも言え

ない感触に幸代は屈辱を噛み締める。だが、汚辱にまみれる度合いが深い程に

、裏返った時の快感が大きい事は、マゾの血が本能的に察している。年端も行

かない少年に、あろうことか肛門を曝して浣腸される辱めが、被虐に慣れた美

しい若妻を切な気に喘がせていた。

「あふぅぅ… そんなに、いっぱい、入れないで… はぁぁぁぁぁ… 」

こうして、口先だけで少し逆らってみせれば、苛む主がどう反応するかを知り

尽した上で、敢えて幸代は奴隷女の作法を破って見せる。案の定、薬剤を注入

する勢いが、一段と増して来た。

「生意気な口を利きますね。浣腸好きな人妻奴隷のくせに… クスクス… 」

美少年も、彼女の存念を知っている様に、さらに冷たい薬剤を直腸へと注ぎ込

んで行く。

「くわぁぁぁぁ… ああ、ひどい、ひどい人、こんなに辱めるなんて… 」

下腹に、はやくも緊張状態が訪れてしまった若妻は、額に脂汗を浮かべて眉間

に皺を寄せている。しかし、浣腸慣れしてしまった躯は、明らかに発情の兆し

を見せて、縛られた幸代を悩ませる。

「いい表情ですね。やっぱり兄さんに、しっかりと仕込まれて来ただけの事は

 ありますよ」

嘲る台詞に鞭打たれた幸代であるが、冷たいノズルが肛門から抜かれた事で、

内心で安堵の溜息を漏らしている。しかし、わざと彼女が見える場所で、良太

はガラス製の浣腸器に、あろうことか薬剤を補充しているではないか!

「ゆるして、もう、お腹、苦しいのよ… 」

「だめですよ、嘘つきですね。だって、お尻の穴は、もっと欲しいってピクピ

 クしているじゃありませんか」

注がれた薬剤を漏らすまいと踏ん張る姿を揶揄されて、幸代は羞恥で頬を赤く

する。そんな奴隷女の戯言に耳を貸す事も無く、良太は再び彼女の尻に取り付

くと、無情にも新たなグリセリン溶液を流し込んで行く。

 

 

 

 

 


次に進む

 

目次に戻る


動画 アダルト動画 ライブチャット