生徒会長 前編 
その4

 

 

 

 

「なによ? 女の裸を見るのは、初めてなの? 中根くん? 」

惜しみ無く肌を曝したまま大胆に振るまう美女に圧倒されて、弘人は問い掛け

に素直に頷いている。憧れの対象であり、たとえ自慰の際の妄想ですら犯すべ

からぬ存在であった美咲が、かくも思いきった行動を起しているのが、どうに

も少年には信じられない。

驚いたまま身じろぎひとつ出来ない情けない少年の傍らに歩み寄った美咲は、

不敵にも全裸のままで彼の操作していたワープロの隣に腰掛けた。どうして良

いものやら、途方にくれた少年の脇で、机の上に腰掛けて妖艶に微笑む全裸の

美女はなんと、そのまま両方の脚を持ち上げて、右側の脚で彼のワープロを軽

く蹴飛ばしてみせた。

いきなり目の前でM字開脚を見せられて、もう弘人の理性は吹き飛んでいる。

黒く柔らかそうな繊毛の下に綻ぶ秘裂の艶かしさに当てられて、少年は息をす

るのも忘れて美咲の股間を凝視している。インターネットの海外の成人指定の

ホームページの画像で見たことはあったが、実際こうして生で見る女性器は生

々しく、しかも微かに漂う性臭は、けしてネットの画面からは感じられない。

これはまさしく夢でも妄想でも無い現実なのだ。

もう、ここが学校の一角の生徒会室であることも、あいてが尊敬してやまない

生徒会長である事も、少年の脳裏から霧散している。大袈裟では無く心臓が破

裂しそうな鼓動を感じて、少年は時を忘れて全裸の美女に見入ってしまった。

「さあ、童貞クンの性教育のお時間よ。ここがオマンコ… 」

彼女は左手を机について支えにすると、すこし仰け反ってM字開脚のままで股

間を突き出し、さらに右手を女陰へと差し伸べた。ふわふわした感じの恥毛を

かき分けて秘裂を露にした美咲は、食い入る様に見つめる少年のからかう様に

言葉を繋いで行く。

「ほら、これがクリトリス、こっちが膣の入り口… ここが、中根くんペニス

 が入る場所よ。お尻の穴と間違えないでね」

憧れの美女からペニスと言う台詞を聞いて、弘人は軽い目眩に襲われた。まだ

、この赤裸々な性教育が現実の行動とは思えないが、なんど頬を抓って見ても

、しっかりと目を閉じて、再び見開いても、やはり彼の目前の机には、脚を大

胆に開いた美咲が淫然と微笑んでいるのだ。しかも、その指は肉唇を左右に押

し開き膣口を露にしているから、もう少年の目は釘付けにされている。生まれ

てはじめて生で見る女の性器の複雑怪奇な構造が不思議な弘人は、固まったま

ま瞬きすら忘れてしまう。

「ねえ、触ってみない? ほら… 」

天の声にも等しい美咲の言葉に誘われて、少年はぎくしゃくとしながらも目の

前の美女の股間に手を差し伸べる。躊躇い震える少年の手首を捕まえた美咲は

、目を白黒させる少年を引き寄せて指を猥裂へと導いた。

(あっ… 濡れている! )

エロマンガなどで濡れると言う表現はよく見ていた少年だが、実際に愛液に触

れてみて、その現象を実感する。美咲の強引な誘いに力を得た弘人は、意を決

して指先を彼女の蜜壷の中に沈めてみる。

「あふぅ… そう、そこよ、そこがオマンコ… 弘人のペニスがおさまる場所

 。どう? 濡れているでしょう? 」

呼び捨てにされた事に気付いて、弘人はたとえ様にない幸福感に包まれた。お

ずおずと指でまさぐれば、肉壷の中は彼女の言葉通りにしっとりと濡れている

。柔らかな媚肉の熱さと湿り気に驚きながら、少年は本能に従い女陰に差し入

れた指を蠢かせる。

「うふふ… 上手じゃない? 本当に童貞なの? 」

「うっ… 嘘じゃありません! 本当に僕は、その… えっと… 」

憧れの美女の股間をまさぐりながら、弘人は滑稽な主張を口にする。そんな少

年の狼狽が可笑しいのか? 美咲は普段は誰にも見せない性悪猫の様な微笑み

を浮かべている。

「ねえ、弘人、キスしましょう」

散々に少年を挑発してきた美女は瞼を閉じて、軽く顎を持ち上げる。興奮が膨

れ上がっていた弘人は、もうタブーを犯す罪の意識も吹き飛んでしまい、無我

夢中で彼女の唇を奪いに掛かる。唇を重ねただけで天にも昇る境地に達した少

年であったが、なんと美咲の舌が彼の前歯を押し退けて侵入してくるものだか

ら堪らない。

驚いて目を見開く弘人の狼狽を楽しみながら、彼女な慣れた様子で少年に舌に

自分のそれを絡めてくる。口の中を舐めまわされる、これまでに体験の無い異

様な感触に、もう弘人の脳みそのヒューズは焼き切れる寸前だ。なすがままに

呆然と佇む童貞少年をくちづけひとつで思いのままに翻弄して、彼女はようや

く唇を離した。

「私だけ裸だと恥ずかしいわ。ねえ、ヒロトも脱いでよ」

こんな台詞を美咲の様な美女に囁かれたならば、大抵の男は抵抗出来ないだろ

う。弘人もけして例外では無い。彼は目を離したら全裸の美女が消え去ってし

まう事を恐れて、美咲をしっかりと見つめたままで、慌ただしく着衣を脱いで

行く。

もう、ここが学校の中の生徒会室である事など、純情な少年の頭の中から吹き

飛んでいた。しかし、童貞故の哀しさであろう、脱いだは良いがそれからどの

ように振る舞うべきか、皆目見当が付かない。彼女の命令に従い、ブリーフま

でも脱いでしまったままで棒立ちに成った少年を、愛おし気に美咲は見つめる

。彼女は机の上からおりると、裸で立ち竦む少年の元に歩み寄り、その場で当

然の様に跪く。女神と崇拝していた美女に欲情を露にした肉棒を見つめられて

は、弘人は言い知れぬ興奮に包まれて卒倒しそうだ。

「心配しないでいいのよ。全部私に任せておいてね、ヒロト」

潔癖な思春期の女の子であれば嫌悪の対象とも成りかねない男根の根元に指を

絡めた美咲は、はやくも先走りの汁が滲む肉棒の先端に唇を寄せて行く。

(うわぁぁ… 高杉さんが、ボクに… フェラチオしてくれるんだ! )

少年は改めて頬を抓って現実なのか、はたまた虚しい夢なのかを確かめたい衝

動に駆られている。だが、万が一に、この桃色遊戯が想像通りに夢だった時の

事を考えれば、ここで無理に自分の手で覚ます事は無いだろうと、確認の行為

を思いとどまる。やがて、美貌の生徒会長の唇が、期待通りに彼の亀頭に触れ

て来た。

「あうぅぅ… 」

他人の、しかも口による肉棒への愛撫など、もちろん経験の無い童貞の弘人だ

ったから、これまで神聖にして犯すべからざる存在として崇拝してきた美女の

行為に感激して、情けない声を漏らして、何度も裸身を震わせる。彼の前に跪

き、指を男根にからめて亀頭にキスしてくれたのは、間違いなく憧れの美咲な

のだ。

おそらくこの学校のほとんどの男子が付き合う事を望むであろう才媛と、こん

なに淫らで充実した時を共に過ごす事が出来て、弘人はすっかりと有頂天だっ

た。ここまでの行為だけでも童貞の少年にとっては夢の様な成り行きであるが

、美咲は上目使いで少年を見上げて、目だけで微笑んでみせると、亀頭をパク

リと口に含んでくれた。

「うひゃ… くふぅぅぅ… 」

浅く肉棒を呑み込んだ美女は、先走りの汁も気にする事は無く優しく舐め回す

。こんなにも気持ちの良い行為が世の中に存在した事を驚きながら、弘人は目

を瞑って感激を噛み締める。やがて、美咲は咽の奥まで使って、彼のいきり立

つ肉棒を根元まで呑み込み、頬を窄めてきつく吸い上げ始める。

 

 

 

 


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