その4

 

 

 

 

「はぁぁぁぁぁぁ… 」

なんとも言えない、まるで甘い蜜の様な声を上げて謎の美女は裸身をうねらせ

る。彼女の言葉の通りにすっかりと濡れた秘穴は、智徳の一物をズッポリと根

元まで呑み込んでいる。惚けたままの三沢の目の前で、若者は彼女の細い腰を

捕まえると、荒々しい律動を開始した。

「あっ… いいよ、もっと… はぁぁぁぁ… 久しぶり… この感触… きゃ

 ぁぁぁぁぁぁぁぁ… 大きいのね? 奥に当っているわ… あぁぁぁぁ… 」

前技も無しのいきなりの挿入にも関わらず、謎の美女は若者を易々と受け入れ

た上で、彼の荒腰に合わせて淫らに尻をうねらせる。静かな山間の祠の前の小

さな広場に、パンパンと肉のぶつかり合う音が鳴り響く。

「くわぁぁ… なんてマ○コだ、これは… たまらん、吸い込まれるみたいだ」

命がけで追っ手から逃げている事も忘れて、智徳はひたすらに美女を突き上げ

続ける。もう腰の動きを止める事が出来ないのだ。傍らに三沢がひかえている

のを忘れた様に、彼は欲望の趣くままに謎の美女を貪り続ける。

「あふぅぅぅ… きもち、いい… もっと、もっと、ちょうだい… あぁぁぁ

 ぁ… 」

彼女の喘ぎ声に励まされて、智徳の腰の動きは激しさを増して行く。まるで筆

おろしを済ませたばかりのテーンエイジャーの様な我武者羅さで、彼は組伏し

た美女を責め立てる。

「いいわ… いいわよ、すてき… あぁぁぁ、感じる… 大きなオチ○チン、

 あぁぁぁぁぁぁ… 」

感極まった様な声を張り上げた後で、美女は智徳の顔を両手で捕まえると、そ

のまま唇を重ねて行く。濃密なキスを楽しみ舌を絡め合う間も、若者のストロ

ークは休む事を知らない。これほどの美女の淫らな乱れ姿を前にして、智徳は

早くも2度目の昂りを抑えきれなく成っている。

「くふぅぅぅ… 駄目だ! また、出ちまう! くそぉぉぉぉぉ… 」

重ねた唇をもぎ離して、智徳は崩壊を告げる悲鳴を上げた。本来ならば、もっ

と長く、できれば永遠に留まりたいと願う膣の中で彼は2度目の射精の時を迎

えてしまった。煽られるままに立て続けに精を放った若者は、息を荒気て彼女

に抱きつき、豊かな乳房に頬擦りする。

「大丈夫よ、夜は長いわ… まだまだ序の口ですものね」

続けざまの射精で萎えかけた男根だったが、美女の秘穴の中の肉壁の淫らな蠢

きに感化されたのか、再び強張りを取り戻して行くではないか。この異常な事

態に懸念も持たずに、智徳は肉の交わりを続けられる事に狂喜する。

「まだ、犯れるぜ! ほら、俺、まだ… まだ犯れるんだよ! 」

力を取り戻した若者に、美女は妖艶な笑みを向ける。

「ええ、そうよ、彼方はまだ犯れるの… クスクス… 犯れるのよ」

彼女は微笑みながら、言葉とは裏腹に若者を脇に押し退ける。

「えっ… なんだよ、まだ犯らるんだ。抜かないでくれよ! 俺はまだ… 」

大好物を取り上げられた子供の様に抵抗しようとする智徳を脇に除けた彼女は

、一つ頷くと若者を跨ぎに掛かる。

「慌てないの、こんなので終わりにする気は無いわ。でも、ここにいるのは彼

 方一人では無いでしょう? 私も2人を相手に楽しみたいわ」

傍観者と化していた三沢にウインクをしてから彼女は智徳を跨いで、逆手に持

った肉棒の位置を合わせると、そのまま尻を落として行く。ヌラヌラと濡れ光

る女陰に、再び若者の勃起した一物が吸い込まれてしまう。しっかりと尻を落

としきった彼女は、まるで見ている三沢を挑発する様に腰を前後に踊らせて、

ゆたかな胸を揺らしながら陶然と成った顔を曝す。

「ねえ、見ているばかりじゃ、つまらないでしょう? ほら、また、しゃぶっ

 てあげるから、こっちにおいでよ」

騎乗位で若者を犯す立場に変わった美女の誘いに、僅かに残った三沢の理性の

断片が危険信号を鳴らしているが、悲しいかな、膨れ上がった劣情の前では彼

を押し止める事が出来ない。

(まずい… なにか変だ… でも… そんな事は、後で考えよう… そう、後

 で良い… )

絶妙な美女のフェラチオを受けて、三沢の思考は停止する。こんな山の中で、

いきなり現れた美女を相手に性交に及ぶ不自然さも、今の彼には気に成らない

。それは、謎の女の尻に敷かれている若者の同様で、艶かしくうねる尻の下で

智徳は法悦を満喫していた。

「うわぁぁぁぁぁ… まただ… また… くぅぅぅぅぅ… 」

唇を三沢に犯された美女の中に、若者は思いっきり精を迸らせる。余りにも短

時間に立て続けて放出に及んだものだから、興奮が極まった若者は唇の端から

泡を噴いて、彼女を乗せたままでその場に倒れ込んでしまった。

「あらあら、若いのにだらしの無いこと。でも、まだひとり、残っているもの

 ね」

フェラチオの手を休めた美女は悶絶した若者の上からおりると、三沢に尻を向

けて四つん這いの姿勢と成る。

「さあ、犯っておくれ。あんたの太い魔羅で、おもいっきり楽しませておくれ

 よ」

既に数回、智徳の精を吸い取った女陰があからさまにされたから、三沢はふら

ふらと彼女の尻に引き寄せられて行く。紅く色付き、なんとも香しい淫穴に誘

われて、命がけの逃避行の最中である西の術者は、白く柔らかな肉の双丘を捕

まえると左右に割り開く。もう何も考えられなくなった三沢は、濡れて光る肉

の裂け目に己の剛直の先端を押し付けた。

「あふぅ… いいわよ、そのまま、突いておくれ… 」

言われる間でも無く、三沢は見境を無くしてそのまま腰を押し進める。若い智

徳を幻惑した肉壷は、2本目の剛直も易々と根元まで呑み込んでしまう。

「くっ… これは… くわぁぁぁぁぁ… 」

まるで吸い付いて来る様な肉襞の甘い締め付けを喰らって、女に関してならば

百戦錬磨を気取っていた三沢は、瞬時に頭に血が昇る。本来ならば女の様子を

窺いつつペースを考える彼なのだが、もう入れたが最後、腰を振るのを抑えら

れない。

「くおぉぉぉ… なんて具合の良いオマ◯コなんだ… 畜生め! 」

まるで肉棒を包み込み、そのまま何処までも呑み込んで行く様な蜜壷の感触に

溺れた三沢は、彼の律動に合わせてうねくる美女の尻にしがみつき、虚ろな目

をして突き上げ続ける。組織を追われた西の術者は、もう何がなんだか分から

ない。これほどの快感が世の中に存在するとは、女に慣れた三沢も大いに驚い

ていた。

「ぐぅ… 畜生! もう… くわぁぁぁぁ… 」

ものの数分もしないうちに下腹部で爆発が起きて、その衝撃に煽られて三沢は

精を噴き零す。

「あふぅ… ドクドクと入ってくるわ、嬉しい… 」

精魂を残らず吸い上げられる感覚に危険を予知する三沢だが、それでも先に悶

絶した若い相棒と同様に、彼は捕まえた美女の尻から身を離す事が出来ない。

思う存分に精を注ぎ込んだ後でも、彼の勃起はおさまらず、やがて再び律動に

取り掛かってしまう。

「ああ… いいわ… もっと、もっと、ちょうだい。彼方の精を、もっと、い

 っぱい欲しいのよ」

謎の美女の台詞に操られて、三沢は崩壊を予見しつつ、それでも腰を振るのを

とめる事は出来なかった。

 

 

 

 


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