その7

 

 

 

 

「あら、加奈子とは、まだキスもしていなかったの? 」

「うん、だって、加奈ちゃんは、僕の事を子供扱いしているんだ」

実際問題、日頃の態度からして高圧的であり、二人の間に恋愛感情の欠片も存

在し得ない事が、最近の智博の大きな悩みごとであった。娘とキスも済ませて

いなかった奥手の少年の戸惑いがおかしくて、陽子の口元には柔らかな微笑み

が浮かんでいる。娘よりも早く、ボーイフレンドを寝取る行為が、人妻を妙に

興奮させていた。

「ねえ、トモくん、お願い、脱がせて」

自然と口をついた陽子の台詞に驚き、少年は目を丸くする。今日、車の助手席

に招かれて以来消失している現実感が、なおさら何処か遠いものに感じた智博

は、それでも初めてのキスに興奮を膨らませて、震える指先を彼女の胸元に延

ばして行く。

自分の行為が信じられぬままに、少年は憧れの隣家の人妻のブラウスのボタン

を全て外してしまった。前がはだけたブラウスの胸元は白い肌の露に成り、ボ

リューム感溢れる膨らみを薄い水色のブラジャーが隠している。これまで幼馴

染みである加奈子のブラを数点盗み妄想の材料にして来た智博にとって、陽子

の胸元は気絶する程に艶かしく思える。

「ありがとう、トモくん」

あっさりとブラウスを脱ぎ去った美人妻は、背中に両手を回すと慣れた手付き

でホックを外して、柔らかで張りのある乳房を不粋なブラジャーから解放する

。目の前で揺れる白く豊かな二つの膨らみを見て、智博は瞬きすら忘れている

。物心つく前には、なんどか彼女の家の風呂にお呼ばれした事もある少年であ

るが、遠い記憶の中に埋もれてしまっていた光景が鮮やかに蘇って来る。よく

日焼けした元気一杯な娘に比べて、ぬけるような色白さの陽子の熟成した牝の

色香に誑かされて、智博は目眩がするほどの興奮に襲われる。

すっかりと大人しくなってしまった少年を他所に、彼女はスカートのホックも

外すと、それもあっさりと落して見せる。あらかじめ、こう成る事を企んでい

た人妻は、邪魔なパンストなどは身に付けてはいなかったから、あと残るのは

ブラと同じ薄い水色のショーツだけだ。

最後の砦ともいえる薄衣も陽子は思いきり良く脱ぎ捨てる。夜に寝具の中で想

像を逞しくしていた光景が現実として目の前に有る事に、智博は信じられない

思いが拭えない。どうして良いのか分からずに固まってしまった少年を見て、

美貌の人妻は妖艶な笑みを浮かべた。

「ねえ、私だけ裸んぼうじゃ、恥ずかしいわ。トモくんも脱いでよ」

いち早くに全裸を曝した美貌の人妻の呼び掛けに、我に帰った少年は慌てて着

衣を脱ぎ捨てて行く。興奮の余りに自分が何をしているのかも定かでは無い智

博は、勢い良くブリーフまでも脱いでしまった。

「あら、もう元気いっぱいなのね。嬉しい… 」

陽子の目が少年の股間を見つめている。父親の卓三の淫水焼けして黒光りする

雄根に比べて、まだ半分皮を被った男根は、それでも牡の矜持を示すように隆

々と勃起している。

(あら… おおきい、これも卓三さんの遺伝かしら? でも、ひょっとすると

 、卓三さんよりも立派かも知れないわね? 楽しみが増えたわ)

元々は目撃者である少年の口封じを完璧にする為に誘った行為であったが、根

が多淫である事を認めている美人妻は、愛人の息子の大きな男根に内心で舌舐

めずりを繰り返す。狩った獲物が思いのほかに大物だった事を喜んだ陽子は全

裸で立ち竦む智博の前に歩み寄るとあたありまえの様に跪いた。彼女は節操も

なく勃起した少年の一物に手を添えると、乱れ髪を左手でかき上げながら静か

先端に唇を寄せて行く。

(ふ… ふ… フェラチオだぁぁ! )

友人から借りたエロ本による知識だけは豊富な智博は、美しい人妻の口での愛

撫を予感して、ブルっと裸身を震わせる。あの憧れの陽子にしゃぶってもらえ

ると思うと、それだけで精通管から子種が噴き出してしまいそうに成っていた

。期待に戦く少年を他所に、陽子は手にした一物の先端に触れる様なキスを繰

り返す。チュッ… チュッ… と、いやらしい音をわざと立てながら、亀頭を

刺激する人妻の技巧の前に、少年は成す術も知らずに立ち竦むばかりだ。

「うわぁぁ… 陽子さん… くぅぅぅ… 」

生まれて初めて他人による直接的な男根への愛撫を受けて、軽い刺激なのにも

関わらず、もう智博は射精の危機を迎えている。しかし、少しでも心地より行

為を長く楽しみたいと願う少年は、しっかりと両足を踏ん張って最初の崩壊の

予感をやり過ごす。

長年に渡り憧れていた陽子に、己の肉棒を舐めてもらうなどとは、今朝までは

妄想でしかありえない事だから、少年の感慨は深く大きい。オナニーを覚えた

ばかりの頃には、何度と無く想像していた事ではあるが、実際に美しい隣家の

人妻からフェラチオしてもらう僥倖に恵まれた少年は、グッと奥歯を噛み締め

て崩壊を先送りにして行く。何度も啄む様なキスを繰り返してから、陽子は上

目使いでチラッと少年を見上げた後に、今度は唇を大きく開いて、そのまま智

博の巨根を頬張ってみせる。

(やっぱり、大きい… ウチの人はもちろん、卓三さんのチ◯ポよりも大きい

 わ)

口に含んでみて、陽子は愛人の息子の魔羅の大きさを再確認している。夫に比

べて遥かに長大に思えた卓三の肉棒であったが、いま、こうして口にしている

少年の持ち物の方が、やはりあきらかにひと回り大きいのだ。より強い牡を求

める本能が刺激されて、フェラチオに興じる陽子の股間は情けない程の潤いを

見せていた。彼女は歯を立てぬ様に注意しながら唇を使って巨根の茎を締め付

けてみる。卓三と同様に鋼を思わせる男根の硬さが、男に慣れた人妻を陶然と

させている。

(やっぱり卓三さんの子供なのね、可愛い顔をしているのに、オチン◯ンはこ

 んなに大きくて固いんだもの… )

頬を窄めて強い力で吸い付いたかあと思えば、一転して口の中で舌を蠢かせて

鈴口の辺りを柔らかく刺激してくる人妻の手慣れたフェラチオを前にして、は

やくも少年の顔には恍惚の表情が浮かんでいる。オナニーに比べて、なんと気

持ちが良いのであろうか! 憧れであった陽子が、こうして跪き口での愛撫に

至る光景を見て、智博の興奮は膨れあがるばかりだ。

また、そんな少年の歓喜が伝わるのであろうか? 本来であれば口止めの為の

行為である事も忘れて、美貌の人妻の口での奉仕にも熱が隠って行く。一旦、

唾液に塗れた肉棒から唇を離した美女は右手でしっかりと捕まえた男根の先端

を、まるでソフトクリームでも舐める様に舌を使って濃密な愛撫に及んでいる

やがて、彼女の舌は亀頭から裏筋を伝わり、そのまま根元にまで至る。しかも

、そこで止まる事もなく、垂れ下がった二つの皺袋をひとつひとつ口に含み睾

丸までも、飴玉のように転がされてしまっては、童貞の少年の崩壊は時間の問

題だ。ちらりと上目使いに智博の様子を窺った美人妻は、自分の熱心なフェラ

チオが、思い通りの効果を少年に齎している事に気をよくして、さらに追い詰

めて行く。

愛人である卓三のそれよりも、明らかに大きな肉棒に再び唇を被せた彼女は、

今度は智博の精を絞り出す為に本格的な愛撫に取りかかる。歯を立てぬ様に気

をつけながら唇をキュっと窄めた陽子は、そのまま顔を前後に揺らして童貞少

年を引き返す事が出来ぬ場所に追いやって行く。

 

 

 

 


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