その10

 

 

 

 

「くぅぅ… あっ… 出る… でちゃうぅぅぅぅぅ… ふわぁぁぁぁぁ… 」

尿道管を精液が駆け爆ぜる感覚に、智博は情けない悲鳴を張り上げる。少年の

抵抗を他所に、彼のザーメンはドクドクと勢い良く溢れ出して隣家の美貌の人

妻の口を汚して行く。最初は綺麗な陽子の口に射精に及ぶ行為に罪悪感を持っ

た少年であったが、嬉々として若者のザーメンを嚥下する彼女の淫らな姿を見

せつけられて、いまではフェラチオの末の射精にも強烈な快感に溺れる様に成

っている。今日も智博の期待通りに、美しい人妻は最後のひと雫まで惜しむ様

に咽を鳴らして精液を飲み干して行く。

「ふぅ… 美味しい。やっぱり若いわよね、濃いからノドに引っ掛かってしま

 うもの」

唇の端から滴り落ちた精液の残滓を手の甲でぬぐい去る陽子の仕種の艶かしさ

に興奮して、少年の男根は些かも衰える事なく、射精直後にも関わらず天を突

く勢いを保っている。隣家の少年の絶倫ぶりが頼もしい人妻は、いよいよ本格

的に彼を楽しむ為に、場所をベッドルームへと移した。

部屋がかわって、真っ昼間から遮光カーテンで陽光を閉め出す淫媚な雰囲気の

寝室に移ったところで、やはり主導権を握っているのは陽子の方だ。彼女は好

奇な目で見つめる若い愛人を挑発する様に衣服を脱いで行く。全裸になった人

妻は、そのままベッドにあがると、四つん這いになって尻を持ち上げた。

「さあ、今日も好きにしていいわよ」

最近は背後から彼女を犯す事に情熱を注ぐ智博の意をくんで、彼女は積極的に

尻を振り少年を煽って来る。美しい隣家の人妻の尻を征服する行為に熱狂を示

す少年は、鼻息を荒気ながら急いで彼女の背後に回り込む。白く柔らかな尻を

目の当たりにして、智博の興奮は頂点に達している。彼は己の巨根に手を添え

ると、そのまま人妻の尻に取り付いて行く。

「あっ… あぁぁぁぁ… 」

ようやく肉の交わりに慣れて来た少年と呼吸を合わせて、尻の高さを調節した

陽子は、女陰を遠慮なく押し広げて入ってくる雄根の感触に、思わず甘えた悲

鳴を漏らしている。

(そう言えば、卓三さんもバックが好きだものね。ウフフ… やっぱり親子だ

 からなのかしら? )

浮気の相手である父親のそれを大きく上回る少年の剛直に背後から貫かれなが

ら、陽子はふしだらな事を思い微笑んでしまう。そんな人妻の存念も知らずに

、智博は柔らかな尻の指を食い込ませて、ズイっと膣の奥まで肉棒を押し入れ

て行く。

「あふぅ… きもちいい。トモくん、上手に成ったわ… あっ… あぁぁぁぁ

 … 」

この数週間に集中して何度も肌を合わせて来た事から、もうまごつく事も無く

なった智博の行為に応えて彼女は淫らに尻をうねらせる。まだ女を悦ばせる手

管ならば、やはり父親である卓三の方に一日の長が感じられるけれども、なに

しろ智博には未熟さを補って余り有る巨根と言う武器がある。男慣れした人妻

を狂わせて随喜の涙を絞らせるのは、人並み外れて巨大な一物の成す技であろ

う。

(はぁぁぁ… 大きい… やっぱり、これ、凄いわ)

1年近くも卓三により熟されて来た女陰であるが、その長男たる少年の雄根に

押し広げられてしまうと、躯に甘い痺れが走り四つん這いの姿勢を保つ事すら

難しい。多少は慣れたと言うものの、やはり女陰の奥まで押し入ってくる巨根

から生み出される圧倒的な快感が陽子を咽び泣かせる。

「いい… いいの… ああ、すてきよ… トモくん… きゃぁぁぁぁぁ… 」

少年の情熱的な突き上げに応えて、美貌の人妻もいやらしくウネウネと尻を振

る。遠慮の無い律動により揺れる躯は痺れ切り、四つん這いの姿勢を保てなく

成った彼女は突っ伏すと枕に顔を埋めて甘えた泣き声をまき散らす。彼の童貞

を奪って以来、なんどと無く若い精を搾り取っている膣の妖しい蠢きを味わう

様に、智博はゆっくりと人妻の背後から責め立てて行く。しっかりと根元まで

蜜壷に男根を押し入れれば、濡れて爛れた肉壁がしっかりと絡み付き、なんと

も言えない感触で締め付けてくるのだ。

「くぅぅ… そんなに絞めたら、また、はやく出ちゃうよ、陽子さん」

「そんな事、言ったって、こんなに大きいんだもの。あっ… ひゃぁぁぁぁぁ

 ぁ… 」

自分の娘よりも年下の少年に尻を預けたままで、陽子は情けない声を張り上げ

る。不能と化した夫はもとより、陽子を愛人と成した卓三でさえ、彼女の中に

ここまで押し入って来る事は無い。しかし、卓三の息子である智博は易々と陽

子の一番深い所まで達したまま、グリグリと強烈に捏ねて来る。しかも、卓三

もタフだが、思春期真っ盛りで無尽蔵な性欲を持て余す少年に比べれるのは酷

であろう。

なにしろ、こうして押し掛けて来ては、存分に陽子を貪り喰らい草臥れ果てて

も、明日に成ればケロっとして、また彼女の尻に取り付く智博なのだ。最初は

どうしてよいモノやら途方に暮れる場面もあったが、今では彼女との肉の交わ

りにもすっかりと慣れた少年は、後ろから人妻を貫いたままで上体を伏せて手

を延ばすとたわわに揺れる胸を膨らみを弄り始める。

「あぁぁぁ… トモくん… 素敵… もっと、もっとギュっと… あっ… は

 ぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」

若さあふれる猛烈な突き上げを喰らい、陽子の悲鳴が手放しに成って行く。ま

た、智博の方もまったく余裕が無くなり、このまま放出に至る覚悟で懸命に腰

を振り立てる。

「あっ… あっ… イク… いっちゃう… あぁぁぁぁ… 」

女盛りを迎えた美貌の人妻が一足早くに絶頂に辿り付けば、後を追う様に少年

も荒々しい律動で盛り上がる。

「ひっ… ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」

白く汗の浮いた背中に肩甲骨は浮き上がり、そのまま陽子は無我の境地に転が

り落ちて行く。人妻が昇りつめた瞬間の蜜壷の鮮烈な締め付けに耐えかねて、

智博も続いて精をほとばしらせた。

 

 

「ねえ、トモくん。もう加奈子とは犯っちゃったのかしら? 」

一戦終えて、けだるい雰囲気を楽しみながら陽子は何気なく問いかける。

「えっ… カナちゃんと? いいえ、そんな事ありません。まだキスもしてい

 ないって、前に言ったでしょう? 」

うっすらと汗が浮かぶ美人妻の肌に触れたままで、智博は正直に答えた。もち

ろん彼とて男であり、隣家の美しく溌溂とした幼馴染みに対しての性欲は有り

余っているが、如何せん、幼い頃から子分扱いされている身としては、こちら

から積極的に迫る事など、まだまだ及びも付かない思いなのだ。

「あら、そうなの? こんなに女に慣れたんだから、そのうちにアタックして

 みれば良いのに。これは母親の勘だけれど、多分、加奈子もトモくんの事が

 好きだと思うわよ」

「えっ… そうかな? 」

加奈子に関しては憎からず思う少年は、母親である陽子から励まされて、すっ

かりその気に成って行く。

 

 

 

 


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