まさか購入に至るとは思っていなかった若者の驚く姿が可笑しいのか、ニコニ コと微笑みながら恵美は堂々と店の主人に商品を手渡す。 「包装なんていらないわ、なにか適当な紙袋に入れてくれたらいいの。だって 、すぐに使うつもりだから… 」 若妻の大胆な物言いに、後ろで控えた友康の方が耳たぶまで真っ赤にして俯い てしまう。無表情だった店の主人の皮肉な笑みにいたたまれずに、彼は年上の 愛人の手を引いて、ほうほうの態で大人のオモチャ屋を後にした。 (まったく、エミさんたら… ほんとうに大胆だよな、えっ? あわわ… ) 繋いだ手が汗ばんでいる若者は、ふいに彼女に強く引っ張られたから体勢を崩 してたたらを踏む。 「ねえ、ここ、お昼のサービスタイムは格安よ。ここにしましょう」 「ここって… 」 いきなりラブホテルに誘われたから、友康はびっくりして看板を見上げた。 「ほら、はやく、人にみられたら困るのよ」 てっきり自宅のアパートに戻ると思い込んでいた若者は、美貌の若妻に引き摺 られるようにしてラブホテルの門をくぐる。場慣れした恵美はさっさと部屋を 決めると友康を従えて愛欲を満たす為に用意された場に足を踏み入れた。ここ に至ってようやく開き直った若者はじゃれ合うように彼女といっしょにシャワ ーを済ませる。ホテルが用意した安っぽいバスローブ姿の恵美は彼の劣情を刺 激して止まない。しかも彼女はそれすらさっさと脱ぎ捨ててベッドに横たわっ てくれるのだ。 「ねえ、これを使って虐めてちょうだい… 」 直前に買い求めた黒のバイブレーターを恵美から手渡された若者の興奮は早く も頂点近くまで舞い上がっている。積極的に股を開いた美貌の人妻の肉壷に、 友康は最初は指での愛撫に取りかかる。おそらく彼女も未知の道具で嬲られる 事に興奮しているのであろう、肉の綻びからはすぐに愛液が滴り始める。 「あっ… あふぅぅぅ… はぁ… あひぃ… 」 切な気な吐息を漏らす美女の様子を眺めつつ、友康はバイブを使う下準備の為 の指で愛撫を続けて行く。滑る肉襞に包み込まれた指先の感触を楽しみながら 、わざと乱暴にかき混ぜてやると、それだけで恵美は何度もブルブルと裸身を 細かく震わせた。 「はっ… はぁぁぁぁ… もう、ゆび、いいから、はやく、アレを… ねえ、 アレを使ってみてよ」 ようやく彼女に馴染んで来た若い愛人の指での愛撫だけで軽く昇りつめそうに 成った恵美は、潤んだ瞳を彼に向けて未知の道具の使用を懇願する。もちろん 友康の方にも何ら異論は無いから、彼は手にした真っ黒な淫具の先端を美女の 蕩けて爛れた肉壷にゆっくりと押し当てた。 「あっ… きゃぁぁぁぁぁぁ… 」 ひんやりとした感触に違和感を覚えた若妻は眉を顰めてきつく目を閉じる。生 まれて初めて無機物を己の中に迎え入れる美貌の人妻の困惑を他所に、友康は 少し強引に男性器形の玩具を彼女の膣へと沈めて行く。 「うぅぅん… ああ、入ってきている… なに? これ? へんな感じ… は ぁぁぁぁぁぁぁ… あっ… あぁぁぁ… 」 まるで温かみを感じられぬ道具に貫かれて行く違和感すら刺激にして恵美は艶 っぽい悲鳴を漏らしている。あきらかの男の持ち物とは異なる無機物に膣を塞 がれた感覚は新鮮であり、彼女は腰がうねり始めるのを止められない。 「けっこうあっさりと入ってしまうものなんですね? 」 陶然とした顔つきと成り熱い吐息を漏らす美貌の人妻を揶揄するように友康が はやしたてる。 「そうね… 奥に当たっている感じがするわ… でも、なんかヘンよ… あっ … だめ、そんなにしたら… きゃぁぁぁぁぁぁ… 」 なんとも色っぽい目つきをする人妻に刺激された若者は、腕力にまかせて2〜 3度大きくバイブを前後に揺り動かす。すると弾かれたように裸身を緊張させ た美女は頭を左右に振った後に大きく仰け反った。 「はぁぁぁぁ… トモくんの意地悪。急にそんなにしたら… あっ… あっ… あぁぁぁぁぁぁぁ… いや、だめ、あっ… あひぃぃぃぃ… 」 恨めし気な目で彼を睨む恵美が可愛くてそそるから、必然的に若者の腕にも力 が込められる。いつもベッドでは彼女に主導権を握られっぱなしの若者なので 、こうして初めて美貌の若妻よりも優位な立場を手に入れた事が嬉しくてたま らない。調子に乗った友康は遠慮も忘れて美しい若妻を嬲りものにして行く。 「ひぃ… ひぃぃぃ… だめ、強すぎるぅぅぅ… きゃぁぁ」 「随分と濡れていますね、エミさんのオマ◯コは。これでスイッチを入れたら どう成ってしまうのかな? 」 すっかりとまいった風情の人妻に向かって意地悪な笑みを浮かべた友康は、宣 言とおりに電動のバイブレーターのスイッチを入れる。 「ああ、なに? 動いているわ! なかで… きゃぁぁぁぁ… へんよ、これ 、あぁぁ… 感じる、動くの、あっ… あっ… あひぃぃぃぃ… 」 温かみは無く硬質な感触の物体が膣の中で蠢く感触が恵美を喘がせる。いくら 押し止めようとしても自然と腰がうねり、蜜壷からは呆れるほどに愛液が溢れ 出して来て太股も内側までもべっしよりと濡らす始末だ。 「あふぅぅ… きもちいいけれど、これ… 刺激が強すぎるぅぅ… ねえ、ト モくん、しゃぶってあげるから… 君のオチンチンをちょうだい」 突然がばっと身を起こした美女は、そのまま友康を押し倒してシックスナイン の体勢で上にのしかかる。美女の濡れた淫裂を今度は見上げながらバイブを操 作する形に成った若者の股間に恵美は我慢出来ずにむしゃぶりつく。彼女の乱 れ姿を見て先端から先走りの汁を滴らせた勃起を口に含んだ恵美は、これまで の仕返しとばかりに舌を巧みに使い男根を舐り回す。 すでに何度と無く口にしてきた肉棒であるが、女陰を無機物で嬲られながらの フェラチオは常日頃とはひと味違った興奮を美貌の若妻に齎している。一方、 彼女からの逆襲を楽しみながらも友康は、熱心に下からバイブを操り熟れて爛 れた女穴を責め続けた。生まれて初めてのバイブ体験から躯が奇妙の燃え上が ってしまった人妻は、おのれの欲情の暴走を紛らわせる為に、いつもよりも熱 心に若者の肉棒にしゃぶりつく。 何かに取り付かれた様に顔を左右に傾けつつ、隆々と天を向く剛直に丹念に唾 を擦り付け、さらに勢い良く口に含んでは、根元までスッポリとくわえ込み強 烈な吸い上げを仕掛けて来る。そんな美貌の若妻の淫狂が乗り移ったのか? 友康の方も飽く事も無く、目の前に曝け出された媚裂をバイブレーターでこね 回す。得体の知れない熱情に浮かされた二人の淫らな遊びは、しばらくの間続 けられていた。
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