その5

 

 

 

 

「まあ、立派… 驚いたわ」

勢い良く勃起する彼の一物を見て、今度は修子の方が面喰らった表情を見せる

。そそり立つ男根に指を絡めた美人妻は、手を前後に揺らしながらうっとりと

目を細めていた。

「おおきいのね… まさか、こんなに凄いモノを持っているなんて思わなかっ

 たわよ、ヨシくん」

おそらく彼の巨根を迎え入れる時の事を思っているのであろう、修子は太股を

摺り合わせて身悶えして見せる。彼女は幼馴染みの一物に唇を寄せると、その

まま止める間も無くむしゃぶり付いた。ピンク色の舌をうねらせた美女は、ソ

フトクリームを舐めるようにして彼の男根に唾液をまぶして行く。

(くぅ… 修子が、おれのチ◯ポを舐めている。あの修子が… 夢ならば覚め

 るなよ、もうしばらくの間、絶対に覚めてくれるなよ)

思春期の頃から妄想を逞しくして来た、長年のオナペットから実際にフェラチ

オされる心地よさに、彼は目眩すら感じて奥歯をきつく噛み締める。

「うふふ… おいしい… ねえ、ノブくん、気持ちいいかしら? 私のフェラ

 、これでも結構評判が良いのよ」

いったい、誰に評判が良いのか? 旦那の輝夫か? それとも雅哉? まさか

、その他にも男がるのか? と、瞬時に数多くの疑問が胸中にわき上がるが、

それらは次の瞬間には、彼女の口での愛撫からうまれる甘美な快感の前に霧散

する。

修子はチラっと上目使いで彼の様子を窺いながら、ゆっくりと焦らす様に唇を

開くと、そのまま亀頭をパクリと呑み込んで行く。はり出した傘の裏側を唇を

使ってキュっと絞めつつ、既に先走りの汁が滴る鈴口の辺りを舌先でチョロチ

ョロと舐め回されてしまえば、良隆の思考は完全に停止状態に陥っている。

「くぅぅぅ… ノブちゃん」

「どう、私のフェラ、気に入ってくれたかしら? 」

思いも寄らぬ展開の末に、これまた想像を上回る修子の口での愛撫の巧みさに

、彼は圧倒されて呻くより他に手立てが無い。

「ねえ、もう入れて… おねがいよ、この大きなオチ◯チンで、修子の事を慰

 めてちょうだい」

借金のカタと言うか? 弱味に付け込む行為に対する良心の疼きも無いわけで

は無いのだが、これまで長い間、高嶺の花であった幼馴染みの美人妻から、こ

んな台詞を吐かれてしまえば、もう良隆は前後の見境すら失って、ここが彼女

ら夫婦の生活する家の居間である事も失念して、激情の趣くままに修子を畳に

押し倒す。

「はやく来て、焦らさないで、この大きいの… 入れて、ここよ、はぁぁぁ… 」

素直に横に成った人妻の手が彼の股間に伸びたかと思えば、そのまま濡れた蜜

壷まで導いてくれるので、有頂天の良隆は力を込めて腰を前にと進めて行く。

既に十分に潤いを見せる肉の亀裂が左右に別れて、その中心に良隆自慢の一物

がズブズブと沈み込む光景は、なんとも淫猥で快い。

「あはぁぁぁぁぁぁぁ… おおきい… おおきいよ、ヨシくん… きゃぁぁぁ

 ぁぁぁ… 」

これまで知人や友人等に誘われるがままに何度か出入りしたソープランドでも

、海千山千のソープ嬢からほめられる事の多かった雄大な男根だから、良隆は

密かに自信を持っている。鋼の固さを見せる肉棒に貫かれて、思わず修子は彼

にしがみつき、その背中に幾筋かの赤い爪の跡を残している。

本来であれば妻への浮気の発覚の発端に成る可能性を秘めた背中のミミズ腫れ

であるが、お嬢様育ちの彼の伴侶は寝室を真っ暗にしなければセックスに応じ

て来ないから、ものの数日も間をおけば、まずバレる心配はあるまい。そうタ

カを括った良隆は、委細かまわず泥濘と化した女穴に雄根を根元まで収め切っ

てしまう。逞しい一物にめいっぱいに淫穴を広げられた修子は、せわしなく小

さな息を吐きながら彼にしがみつき、そのままブルブルと裸身を震わせている

「どうだい? なあ、ノブちゃん」

「すてきよ、大きなオチンチ◯ン、もう私の中はいっぱいよ、オ◯ンコがこわ

 れちゃうかも知れないわね… あっ… はぁぁぁぁぁぁ… 」

しばらくは彼の雄物が馴染むのを待っていた修子であるが、やがて我慢しきれ

なく成りゆっくりと尻をうねらせ始める。彼女の行為の意味を理解した良隆も

、組み伏した美女を更に堪能する為に、グイグイと腰を振るって行く。

(俺はいま、ノブちゃんと犯っている。たしかに、ノブちゃんとセックスして

 いるんだ! )

お互いにランドセルが似合う頃からの付き合いであり、格下と侮っていた友人

にまんまとさらわれた美女との肉の交わりを実感しながら、良隆は万感の思い

を込めて腰を振る。けして、いまの妻が気に入らぬわけでは無い。名家の出身

と言うプライドが些か鼻に付く所もあるが、世間知らずで擦れていない、純粋

培養のお嬢様だっただけあって、夜の閨では素直なものだ。

新婚旅行で行ったパリのホテルで迎えた初夜の朝、寝室のシーツにまごう事無

き処女の証しの鮮血の跡を認めた時には、良隆は感動に身震いしたものだ。し

かし、その妻に対する気持ちよりも、やはり長い年月の間、鬱積して来た修子

への思いの方が、大きかった事を彼は改めて思い知る。これまでの気持ちを全

て込めての律動に対して、迎え撃つ気構えすら感じさせる腰のうねりを見せる

幼馴染みの美女が漏らす、心に染み入る艶っぽい悲鳴が彼の理性を完全に破壊

している。おそらくは先にこの快楽を味わった雅哉や、もしも望めば毎晩の様

に目眩く快美を堪能出来る輝夫に強烈な嫉妬を抱きながら、彼は激しいピッチ

で目の前の美女を責め立てた。

「ひぃぃ… すごい、すごいよぉぉぉぉ… ああ、壊れる、修子のマ◯コが、

 壊れちゃうぅぅぅぅぅ… あひぃぃぃぃぃぃ… 」

ここが夫と日常の生活を営む居間である事を忘れたように、修子は恥知らずな

声を張り上げて、良隆の律動に合わせて淫らに尻を振っている。淫猥な音を立

てて出入りを繰り返す肉棒が、濡れた媚肉に締め付けられる快感を噛み締めな

がら、何もかもどうでも良くなった良隆は、最後の瞬間を目指してスパートを

駆ける。

「あっ… もう、いっちゃうよぉぉ… ヨシくん、もう… ひぃぃ… 」

「くぅ… 俺もだ、ノブちゃん」

欲情に目が眩んだ良隆は、そのまま一気にゴールへと雪崩れ込む。

「ひっ… ひぃぃぃぃぃぃぃ… 」

幼馴染みの放った白濁の汁に子宮を叩かれた瞬間に修子も絶頂に駆け上がり、

背筋を反らせて何度も裸身を痙攣させた。

 

こうして、彼等の関係は新たな展開を迎える事に成ったのだ。

 

 


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