その14

 

 

 

 

「ほら、みてみろよ。ただ指で弄っているだけなのに、もうこんなにベショ濡れ

 じゃないか? 本当に男が好きな奥様だよ、マユミはな」

「そんなこと、ありません! あっ… いや… だめぇぇぇぇぇ… 触らないで

 、ひっ… ひぃぃぃぃぃ… 」

真弓を責めると言うよりも、彼女の追い詰められた狂態を周囲の若者に見せつけ

る事を目的とした輝夫の執拗な指嬲りが続いて行く。周りの男らの目が気に成ら

ない事は無いのだが、そんな恥ずかしさすら些細な事に思える程に、彼女の躯は

猛烈に疼いている。

「テルの言う通りだ、この奥さんのオマ◯コは、もうグズグズだぜ」

「ああ、やっぱり都会の女は違うよな、上品そうな顔をしているくせに、ちょい

 と弄ってやると、もうこのザマだ」

「それにしても、きれいなマ◯コじゃないか? 隆弘の奴、ちゃんと使っている

 のかよ?もったいない話だぜ」

男らの猥雑な会話が真弓の絶望を深めて行く。なにしろ輝夫の手で辱められてい

る彼女は、無骨な指で秘所をくつろげられてしまっていた。周りを囲む若者等の

熱の隠った視線を股間に感じると、激しい羞恥と歪んだ刺激が混ざり合い、なん

とも不思議な感覚が真弓を困惑させている。

「指で弄られただけで、こんなにマ◯コを濡らす女は、この村にはいないぜ」

すっかりと抵抗の気力を失った美人妻の股間に指を這わせた輝夫は、巧みにクリ

トリスを探り当てると、指先を使ってグリグリと捏ね潰す。

「いや… いや… だめ… そこ… きゃぁぁぁぁぁぁ… 」

投げかけられた侮蔑の言葉に反発して、懸命に堪えようと努める若妻であるが、

敏感な肉芽を無惨に扱われてしまうと、やはりどうしても情けない声がこぼれて

しまう。そして、彼の手からなんとか逃れようと身を捩る努力も空しく、徐々に

躯からは力が抜けて行く。ここ1〜2日の間に快楽に慣れた女体は持ち主の意志

など無視して、あたえられる悦楽に勝手に溺れているのだ。

「ははは… もうすっかり準備は良いな? それじゃ、一番槍を楽しませてもら

 うぜ」

一旦、布団の上に全裸の美女を放り出した輝夫は、周りの仲間の目を気にする事

もなく服を脱いでしまう。ブリーフを脱ぎ捨てた彼の股間は隆々を天を向き、こ

れからの肉の交わりに対する期待の大きさが窺い知れた。輝夫は顔を伏せて忍び

泣く美女の両脚を強引に左右に開き、怒張の先端を濡れた蜜壷にあてがった。

「やめて… おねがい」

「馬鹿を言うなよ。ここまで来て止められるハズは無いだろうが! 」

世迷い言をほざく美女を嘲笑いながら、彼は雄根の先を浅く蜜壷に埋めて行く。

「ひっ… ひぃぃぃぃ… 」

いよいよ犯される事を悟り、真弓の声にも悲愴感が漂う。ただ輝夫に辱めを受け

るだけでは無く、周囲に控えた村の若者等の前で犯される恥ずかしさを思うと、

心は張り裂けそうなのだが、同時に得体の知れない奇妙な興奮も真弓を呑み込ん

でいる。複雑な感情を持て余す美人妻の困惑など気にとめる事も無く、輝夫は雄

物をズブズブと濡れた女陰に侵入させた。

「いやぁぁぁ… みないで… あっ… あひぃぃぃ… 」

興奮したギャラリーの視線を痛いくらいに感じている真弓は、己の中に押し入っ

てくる男根を感じて、もう艶っぽい悲鳴を抑えられない。

「だめぇぇぇ… 抜いて、そんなの、いやぁぁぁぁぁ… 」

多くの男等に見られるなかでの陵辱から、少しでも逃れようと真弓は懸命に身を

捩って見るが、日頃農作業で鍛えられた輝夫の腕力の前では、なんの妨げにも成

らない。彼女の狼狽ぶりを楽しみながら、輝夫は少しづつ剛直を蜜壷の中に納め

て行く。

「ほ〜ら、どうやら奥まで届いた様だぜ。先っぽがつっかえちまった」

まるで子宮を下腹にめり込ませる様な勢いで最深部にまで達した雄物の魔力は、

早くも真弓を混乱の極みに陥れている。ここまで深く入れられた経験は無い若妻

は、せせら笑う輝夫に答える事もまま成らず、ただ苦し気にゼイゼイと喘ぐばか

りだ。しかし、輝夫が律動に取りかかると、彼女も喘いでばかりはいられない。

「あっ… だめ、うごかないで… いや… あはぁぁぁぁぁ… 」

弱々しく顔を左右に振りながら、真弓は甘い悲鳴を張り上げる。輝夫との肉の交

わりにより生まれる鮮烈過ぎる肉の快美に翻弄されて、彼女は汗にまみれた裸身

をうねらせて嬌声を抑え切れない。まわりの男達や村長、それに同性である妙子

にすら見られていると言うのに、恥知らずな声が口からどんどんとこぼれ落ちて

いる。

「おう、やっぱ汁っけが多い女だぜ。みろよ、この濡れ方」

まったく思いやりの欠片も感じられぬ輝夫の台詞だが、そこに嘘は無い。彼の指

摘通り、若妻の肉穴からは呆れるほどに大量の愛液が滴り落ちてシーツまでもを

濡らしていた。もちろん輝夫の雄根の威力もあるが、それにも増して彼女を狂わ

せているのは周囲に陣取る若者らの視線であろう。セックスの光景を見られる異

常な環境の中で、真弓の性感の暴走は、もう彼女自身では制御が出来ない。衆人

の前で牝の情念を曝け出す美女の媚態を見せつけられて、輝夫の方も崩壊が近い

事を予感する。

「どうだい、奥さん? もうイクのか? なあ、イクのかよ? 」

「ひっ… あひぃ… ゆるして、だめ… あぁぁぁぁ… 」

いくら慣れていると言っても、周りの仲間に見守られる中で真弓ほどの美女を犯

している事から、輝夫の方もいつに無く興奮して、もう律動にも余裕が感じられ

なく成っている。もう少しこの異様な環境の中で美人妻の躯を楽しみたいと思っ

てはみるが、残念ながら我慢が限界に達しつつある。

「きゃぁぁぁ… ゆるしてぇぇ… もう、だめ… はぁぁぁぁ… 」

しっかりと腰を両手で捕まえられて、躯がガクガクと揺れる様な強烈な突き上げ

を喰らってしまえば、桃源香により蕩かされた女体の崩壊は止められない。思わ

ず輝夫の手荒い責めに合わせて腰をうねらせた真弓は見守る男等の目の前で、つ

いに恥を忘れて絶頂に駆け上がる。

「ひっ… ひぃぃぃぃぃぃ… 」

汗にまみれた裸身を痙攣させながら頂点に達した美女の蜜壷の鮮烈な絞まりに耐

えかねて、輝夫もひと呼吸をくれて精をほとばしらせた。

「くぅぅ… この女… 畜生! 」

「あひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」

堪え切れずに精を放ってしまった輝夫の悔しい声を耳にしながら、真弓は裸身を

何度か痙攣させると、そのまま全身からガックリと力が抜けて布団の上にのびて

しまった。

「ふぅ… なんて女だよ。マ◯コの絞まりは最高だぜ」

思ったよりも早くに達してしまった事から照れ隠しの台詞をほざく輝夫だが、周

囲の男等らかは、からかう声は上がらない。彼等は皆、布団の上にだらしなくの

びてしまった真弓の裸身から目が離せないのだ。絶頂に達したあとの余韻に浸り

、ただ弱々しく喘いでいる美貌の若妻が醸し出す欲情した牝の臭いが、彼等の股

間を直撃していて、ギャラリーの皆が何度も生唾を呑み込んでいた。

「おい、次は嘉朗だろう? テルは終わったんだから、はやくしろよ」

「そうだよ、次がつかえているんだからな」

「くそ、待切れないぜ。なんて良い女なんだ… 」

周りの男等が囃し立てる声を聞いて、真弓の絶望は深まるばかりだ。桃源香の影

響からなのか? たったいま絶頂に達したばかりなのに、躯はまだ男を求めて疼

いている。しかし、だからと言って見ず知らずの男等に嬲りものにされて良いと

言う事は無い。だが、骨の髄まで刻み込まれた悦楽に溺れる女体は、もう真弓に

はどうにも成らないところまで堕ちている。だから2番目の嘉朗と呼ばれた男に

布団の上で裏返しにされても、逆らう様な事は無かった。

 

 

 

 

 


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