その2

 

 

 

 

『なあ、センセイ。石本のチ◯ポは美味しいかい? 随分と熱心にしゃぶって

 いるじゃないか? 』

『あふぅ… そんな事、聞かないでよ。しゃぶって欲しいって言っているのは

 イシモトくんなんだから… あっ… そんなに、奥まで… あぁぁぁぁ… 』

小竹と麻子の会話からも、この性行為が強姦とはとても思えない。それに、3

人プレイに関わっているもう一人が、同じくクラスメイトの石本であった事で

、聡はまたまた驚かされた。小竹と石本は言わば不良生徒であり、落ちこぼれ

で札付きのワルと見なされている。もう一人、狭山と言う不良少年が彼等のボ

スとして学年のヤンキーな連中を束ねていた。だから、そんなワルと、あの麻

子が、まさか学校の中でこんなにも不埒で羨ましい行為に及んでいるとは、平

凡な学生に過ぎない聡にとっては、まさに晴天の霹靂と言った出来事の目撃だ

った。

(なんで、麻子センセイが、こんな事を、しかも、全然嫌がっている様にも見

 えないし… でも、どうして? )

確かにとんでも無い出来事を覗き見てしまったが、不良生徒二人に辱めを受け

ているハズの麻子の方に、まったく被害者としての悲哀が見当たらないのが、

どうにも聡には腑に落ちない。それどころか、まるで媚びる様な仕種で生徒の

ひとりの男根をしゃぶる彼女を見れば、この行為が双方の合意に基づいて行わ

れている事は疑う余地も無いだろう。

そうなると悪戯に騒ぎたてるのは、かえって麻子にも迷惑では無かろうか? 

色々と合点の行かぬところもあるが、淫らな好奇心に駆られた少年は冷静さを

取り戻して、ひとまず暫し様子を見る事にする。ここは多くの生徒が勉学に勤

しむ学び舎の一角であり、しかも教職にある麻子が、自ら望んでこの様な行為

に耽っているとは、とても思い難いのであるが、しかし、目の前で彼の級友に

尻を与えている美人教師からは、暴力で犯されている風情はまったく見当たら

ない。

なにかの拍子で口から男根がこぼれ落ちた際に、前に立っていた方の少年が動

いた事から、それまでよく見る事の出来なかった美しい英語教師の表情が露に

成る。汗の浮いた額に乱れた前髪がべっとりと張り付いた麻子の顔は、やはり

このインモラルな行為に溺れていて、淫蕩な笑みが浮かんで見える。瞼がトロ

リと落ちた瞳は、押し寄せる快楽に淫してどんよりと濁っているし、直前まで

犯されていた唇の端からは、だらしなく涎が一筋、滴り落ちているのだ。

教壇に立ち凛とした厳しさで外国語の授業を受け持つ麻子が見せる知性も落ち

着きも、いまの全裸の彼女からは微塵も感じ取る事は出来ない。聡が驚き目を

見張るなかで、ふたたび石本が勃起した男根を彼女の頬に押し付ければ、なん

と拒絶する事も無く麻子は口を開いて素直に教え子の肉棒をしゃぶって見せた

「へへへ… 最初は、ヘタクソだったけれども、随分と上手に成ったじゃない

 か? なあ、麻子センセイ? 」

「そうそう、旦那とは正常位だけしか犯った事が無いって言って、たかがバッ

 クで犯るだけで煩かった女が、今じゃ2人を相手に盛り狂っているんだから

 、女って言うのは化けるよな」

不良生徒に散々に嘲笑われながらも、麻子は抗う事も無く粛々と2本の男根に

つかえ続けている。少年達が有頂天に成るのも無理はあるまい。男子学生の間

では絶大な人気を持つ聡明な美人英語教師を、まるでセックス奴隷扱いして、

こうやって辱める行為は、若い二人の牡を虜にするのは十分である。まさか聡

に覗き見られているとは思わない不良少年等は、ふたたび麻子を犯す事に熱中

してゆく。

まばゆいくらいに白い尻を我が物とした小竹が、若さをモロに出した激しい律

動を続ければ、美人教師の乱れた髪を掴んだ石本も、彼女の口を性器扱いにし

て腰を蠢かせている。しかも、2人掛かりでの陵辱行為に曝されながら、当の

麻子も諦めた様子で顔を前後に揺すり、口に含んだ教え子の男根に舌を絡めて

吸い立てている。ここにいるのは、高い知性を感じさせる面白い授業を行う明

敏な女英語教師では無く、2人の若い牡の性欲を全面的に受け入れて、彼等の

射精を促す性交奴隷にしか見えない。1体1のセックスだけでも凄いと思う少

年は、同時に二人を相手にしていっぽも引かない麻子を見て、その興奮は膨れ

上がるばかりだ。

(センセイ、どうしてしまったんだろう? でも、オッパイがあんなに大きく

 て、凄いや… )

パンパンと乾いた肉のぶつかり合う音が響く旧音楽準備室での乱行を盗み見す

る聡の股間は痛いほどに強張りを見せている。もちろん出歯亀に興じる事への

多少の罪悪感はあるが、そんなものを凌駕する興奮に後押しされて、彼はズボ

ンの上から自分の股間を擦り始めている。こんなにも刺激的な光景を見せつけ

られては、もう我慢など出来るものでは無い。

さすがに乱入する程には度胸が座らぬ少年は、何度も生唾を呑み込みつつ、目

前の光景を食い入る様に見つけている。四つん這いの姿勢で尻を責められてい

る麻子の牝の狂いは明らかだ。小竹の突き上げにあわせてうねくる白い尻が、

その何よりの証拠であろう。実際にこうして2人の生徒を相手にするセックス

に、美貌の人妻英語教師はすっかりと溺れていた。教え子の尻責めが激しさを

増して行く中で、ついに彼女も高みへと駆け上がり始める。口にしていた石本

の男根を吐き出した美貌の英語教師は大きく仰け反り、汗にまみれた裸身をブ

ルブルと震わせる。

「だめぇぇぇ… いく… いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ… 」

男心を蕩かす様に甘い悲鳴を張り上げる美貌の女教師のアクメの場面を見て、

扉のこちら側の出歯亀少年は、息を止めて淫媚な光景を見つめてしまう。友人

から借りたAVで、こんな場面も何度か見た事はあっても、はやり生で見る迫

力は段違いである。

しかも、見知らぬAV女優などでは無く、今日の1時間目にも授業を受けた美

人英語教師の絶頂に達した姿を目の当たりにした事から、聡は呼吸をする事も

忘れて室内の光景に魅入られている。だから、いつの間にか彼の後ろに、もう

ひとり若い男が苦笑いを浮かべて立っているのに気付くのは大いに遅れた。ぐ

ったりとした麻子が四つん這いの姿勢を保てずにマットの上に崩れ落ちた時に

、ようやく聡も溜めていた息を静かに吐き出した。

「はぁぁぁぁぁ… 」

「そんなに面白かったかよ? なあ、ニシオカ? 」

誰もいないと思い込んで覗きに熱中していた聡は、いきなり小声で話し掛けら

れて、心底から仰天する。恐る恐る振り返れば、狭山が人の悪そうな微笑みを

浮かべて仁王立ちしているではないか。思えば、室内で美人教師を犯す連中の

ボスである狭山の不在を深く考えなかった事は、あまりにも迂闊であろう。小

竹や石本等、子分だけでこんなに大胆な行為が行われているとは思えない。

喧嘩の腕っぷしに加えて狡猾い彼の存在は、当然計算に入れなければ成らない

事だった。だが、敬愛する美人英語教師の狂態を目の当たりにした少年は、そ

んな存念も全部吹き飛ばされていた事を心中で猛烈に悔やんでいる。驚きの余

りに固まったままの聡に、不良少年のボスは馴れ馴れしく語りかけてくる。

「便所から戻ってくれば、面白い光景に出くわしたものだぜ。真面目な西岡が

 、覗きをしながらチンポを弄っているんだから、お笑いだぜ。なあ、麻子セ

 ンセイとのセックスを見て、おっ立っちまったのか? 」

「ぼっ… 僕は別に、その、弄ってなんか… 」

図星をさされて聡は狼狽する。たしかにズボンの上からであっても、彼が隣室

での狂態を盗み見ながら股間を弄っていたのは事実なのだ。それを狭山に目撃

された事は聡にとっては痛恨の極みである。隣室の中で行われていたインモラ

ルな行為の是非はとにかく、その行為を盗み見した上で股間を弄っていた事が

露見すれば、真面目な聡は、もう学校にはいられないと思いつめている。

 

 

 

 


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