その4

 

 

 

 

「さあ、センセイ、新しいチ◯ポの到着だ。挨拶かわりにしゃぶってやってく

 れよ」

狭山の言葉に驚いた少年は、どうして良いのか分からずに、その場に立ち竦む

。慌てる聡の事を、麻子が睨み付けた。

「大人しい子だと思っていたけれど、こんな連中と付き合いがあるなんて驚い

 たわ。結局、どんなに真面目に見えても、男なんてみんな獣なのね」

悔しそうな顔をする美貌の女教師の言葉に胸を突かれた思いはあるが、聡は出

歯亀の件もあり、言い訳が思い浮かばない。それに、黙っていれば、ひょっと

するとさっきの石本の様にフェラチオしてもらえるかも知れないと、邪な思い

が膨らむから、真面目と評された少年は真っ赤な顔で俯くばかりだ。だが、少

年に比べて、もうすっかりと覚悟を決めている女教師は、もじもじする聡に手

を延ばすと、そのままズボンのベルトを外してしまう。

「あっ… 」

驚く聡を他所に、彼女は手慣れた様子でズボンを脱がせ、ついでブリーフを引

き降ろす。

「あら… 見かけによらず、立派なのね。あなた等の中では一番大きいわよ」

威を鼓舞する不良連中よりも大きな一物を持つ真面目な少年を前にして、麻子

は淫蕩な笑みを浮かべるから、傍らで成りゆきを見守る二人の雑魚が気色ばむ

「ほう… こいつは驚いたな。目立たない野郎だと思っていたが、どうして、

 中々の代物じゃないか? 」

さすがに狭山は落ち着いているが、台詞が多少上擦る事からも、自尊心が傷付

いている事が読み取れる。周囲の評価に対して何と応えたものかと思い悩む少

年だが、それどころでは無い事態が迫って来た。

「やっぱり若いのね、こんなにビンビンに勃てちゃって… うふふ… 可愛い」

他の三人への当てつけなのか? 麻子は必要以上に真面目な少年の一物を賛美

すると共に媚びて見せた。憧れの女教師に見つめられるのが気恥ずかしく、思

わず聡は躯を捩って逃げようとする。

「だめよ、逃がさないから… こら、じっとしていなさい」

すっかりと腹を括った美貌の女教師に命令されて、聡は条件反射的に指示に従

う。どんな理由があるのか分からないけれども、明らかに麻子は、他の三人の

不良の目の前で淫らな行為に及ぶ状況を容認している。開き直った美貌の英語

教師は、そそり立つ肉柱を右手でそっと握ると、固さ確かめながら緩やかに擦

ってみる。

「あっ… 」

他の3人に見られている恥ずかしさはあるが、聡は思わず声を漏らして躯を何

度も震わせる。物心ついてから初めて異性による愛撫を受けるのが、他の連中

の目の前である事が、真面目な少年を異様に興奮させて行く。

「ねえ、ひょっとして初めてなのかしら? ニシオカくん? 」

「あっ、はい、あの、そうです、柳田センセイ」

緊張の余りに直立不動の姿勢を保つ少年の答えに、美貌の女教師は妖艶な笑み

を浮かべる。

「麻子でいいわよ。でも、こんなところで童貞喪失なんて… 君も中々やる子

 だったのね。大人しくて真面目な子だと思っていたから驚いたわ」

女教師の台詞に、聡は返す言葉が見当たらない。なにしろ、こんな状況に陥る

とは、ついさっきまでは想像もしていなかったのだ。荷物運びの雑用を押し付

けられた末に、旧音楽準備室での痴態を目撃した事から、彼の運命は大きく揺

れ動いている。

「どうせ、後ろの3人に散々に犯されちゃった身だもの、もう体裁も何もあっ

 たもんじゃないわ。さあ、いらっしゃい、真面目なフリしたイケナイ坊や」

すっかりと聡が最初から彼等の仲間であると信じてしまった美貌の英語教師は

、開き直って少年を手招きする。本来ならばここでは断固拒むべき立場の聡だ

が、やはり後ろに控える3人の不良少年の暴力は恐い。それに、これまで覗き

見てきた麻子と彼等の淫らな行為のせいで多少逆上せていた少年は、ついこの

場の雰囲気に流されて行く。

「うふふ、こんなに大きいのをカチカチにして… まったく、どうして男の子

 はみんな、こうなのかしら? 」

童貞少年の遠慮なく発散させる性臭に淫ら心を掻き立てられて、麻子は目の前

に突き出された長大と言っても過言の無い肉棒に指を絡めて行く。

「でも、こいつのチ◯ポ。マジ、デカいっすよ」

「ほんと、生意気っすよね」

後ろで不良連中が不機嫌そうな声を上げているが、もう聡にとってはそれどこ

ろの騒ぎでは無い。なにしろ、生徒の皆が憧れの麻子先生に、こうして己の勃

起を握ってもらえているのだから、多少の雑音など気に成るはずも無い。しか

も、既に不良連中との肉の交わりを済ませている美貌の英語教師は、なんら躊

躇う事も無く顔を彼の股間に傾けてくるではないか。

(うわぁ… ふぇ、フェラチオ… しゃぶってもらえるの、僕? )

息を呑む真面目な少年の肉棒を捕まえた麻子は、そのまま亀頭にしっかりと唇

を押し付けた。チュっと音を立ててキスをする彼女は、もう教壇に立ち生徒の

指導に情熱を燃やす聖職者の面影は無く、ただ色に狂い発情を露にする牝がい

るだけだ。

「くふぅぅぅ… 」

最初に亀頭に彼女の唇が触れた瞬間に、聡は堪え切れずに情けない声を漏らし

て躯を震わせた。

「おいおい、童貞野郎、まさかそれだけで噴いちまうつもりじゃ無いだろうな

 ? 」

「せっかく麻子ちゃんを譲ってやっているんだから、もう少しがんばれよ。こ

 のガリ勉め。情けないぜ」

彼等の野次には怒りも湧くが、ただその揶揄は的を外れてはいない。なにしろ

、想像で犯した事はあっても、まさか、こんな状況で全裸の女教師から口での

奉仕を受ける事になるとは、もちろん聡はこれまでは思ってもいなかった。覚

悟も予想も無かった事から、混乱に陥りながらの行為だけあって、真面目な少

年の欲情の暴走は止まるところを知らず、ちょっとした刺激だけで、もう精通

管の根元には暴発を誘う劣情が固まり唸りを上げて渦巻いている。

「気持ちはわかるけれども、もう少し我慢なさい。男の子でしょう? ニシオ

 カくん」

緊張で股間のみならず全身をカチコチにした少年には酷な台詞だが、そんな聡

の困惑など意に介す様子も無く美貌の英語教師は整った顔を傾けて、彼の剛直

を左右からしゃぶり回して行く。しかも、彼女の右手が少年の股間の奥に差し

伸べられたかと思うと、垂れ下がった皺袋までゆるゆるともみしだいて来るで

はないか! こんなにも情熱的な愛撫に曝された聡は、それでも周りで彼等の

淫事を見つめる同級生の不良連中に馬鹿にされるのが悔しくて、なんとか1〜

2分は麻子のフェラチオに耐えている。

 

 

 

 


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