「そんなに、凄いのかよ、なあ麻美ちゃん」 不良生徒のひとりがあからさまに不服そうな顔で問いかける。 「あふぅぅ… きついの、おおきくて、それに、お腹の奥まで… あああ、 こんなの初めてだもの… あっ… あっ… あぁぁぁ… 」 こんなにも女性器を大きく広げられ、そして深くにまで肉棒を埋めれらた事 が無い麻子は、まるで下腹部を床のマットに縫い付けられた様に身動きが出 来ないでいる。明らかに自分らとの性交の時とは様子の異なる美貌の英語教 師を取り巻く不良連中も、なぜか皆が黙り込み、童貞を脱しつつある聡の事 を注目している。そんな中で牡の本能に励まされた少年は、ゆっくりとぎこ ちなく律動に取りかかる。 「あっ… あひぃぃぃぃぃ… 」 最初は短いストロークでモゾモゾと膣の中を探る様に前後していた男根は、や がて心地よい締め付けに励まされる様にストロークの幅を広めて行く。また、 輪姦に慣れた女英語教師の方も、これまでの少年等とは明らかに違う聡との性 行為に早くものめり込んでいる。彼女の濡れた女陰の壁が出入りを繰り返す巨 根をじんわりと締め付けてくるから、もう聡はたまらない。彼は若い牡の悲し い性に逆らえず、そのまま美貌の女教師を激しく突き上げ始めた。 「ひっ… ふかい、ああ、だめ、そんなに激しくしたら… きゃぁぁぁぁぁ… 」 長大な雄根の先端で子宮口を小突き回されてしまっては、もう麻子の余裕など は何処かに吹き飛ばされてしまっている。つい数分前まで女を知らなかった童 貞少年に腰を捕まえられた上で、見境も無くガンガンと突き上げられた美しい 人妻教師は、もう呻くより他に手立てが無い。箍の外れた聡の行為に、周囲を 取り巻く不良少年等は呆れていた。 「おい、こいつ、中々やるじゃん? 本当に童貞なのかよ? 」 「まあ、あのデカいチ◯ポだからな、麻子ちゃんも犯られっぱなしだぜ」 最近では二人掛かりで仕掛けても、弱味を握った上で陵辱している麻子に、逆 に軽くあしらわれてしまう事もある不良少年等は、セックスに慣れた美貌の女 教師を短時間で悶絶させつつある真面目な生徒会役員の少年に、嫉妬と羨望の 混じった奇妙な視線を投げかけている。 「ははは… 妬くなよ、お前等。聡の奴はたいしたものさ。心強い仲間が出来 たことを歓迎してやろうぜ」 二人に比べて世慣れている狭山は、内心の蟠りを隠して強がって見せる。美し い英語教師を一心不乱に犯す新米の背中を眺めつつ、彼は既に新しい獲物の事 を考えていたのだ。 (せいぜい楽しめよ、西岡… お前にはこれから役に立ってもらうからな) 不良少年のボスである狭山の邪悪な企みなどはつゆ知らず、聡は目の前の美貌 の人妻教師との甘美な肉の交わりに有頂天だ。また、一方的に責められていた 麻子にも微妙な変化が現れた。 「あぁぁ… なんて子なの… こんなのはじめてよ。お腹の中が爆発しそうだ わ… あっ… あひぃぃぃ… 」 女教師の立場を忘れて一匹の牝に堕ちた麻子は、媚びる様な目で少年を見つめ て呟く。やがて彼女の方も腰を心持ち浮かせると少年の律動にあわせて裸身を うねらせ始める。彼女の積極的なアシストにより動き易くなった聡は、調子に 乗って更に激しい突き上げを見せる。 もう周囲を取り巻く不良生徒の存在は、脱童貞を果たしたばかりの真面目な少 年の頭の中から消えていた。最初にフェラチオで一発抜いてくれていたから良 い様なもので、もしもいきなり麻子に挑み掛かっていたならば、こんなには長 く持たなかった事であろう。 最初はバラバラであった2人の動きが徐々にシンクロし始めると、もう麻子の 嬌声も手放しだ。まるで美貌の女教師の膣を打ち砕く様に出入りを繰り返す巨 根が秘めた魔力に、人妻たる麻子は完全にまいっていた。いやらしい音を立て ながら剛直が呑み込まれる女陰から溢れた愛液は、滴り落ちたマットに大きな 染みを作っている。 「あぁぁぁ… だめ、もうだめよぉぉぉ… 虐めないで… あっ… 」 先にねをあげたのが麻子なものだから、陵辱劇を眺めていた不良生徒等は顔を 見合わせて苦笑いするより他に無い。しかし、人妻女教師の色っぽい悲鳴に煽 られて、聡の方もいっぱいいっぱいである。3人のギャラリーが呆れながら見 守る中で、肌を合わせる二人は揃って無我の境地へと突っ走る。 「だめぇぇ… もう、イク… いっちゃうぅぅぅ… あひぃぃぃぃぃ… 」 つい今しがたまで女を知らなかった少年に追い詰められて、麻子は恥を忘れて 甘えた声を張り上げながら、遂には頂点に至る。 「くぅぅ… せんせい、僕も、もう… はぁぁぁぁ… 」 半狂乱に成った美女の墜落に合わせる様に、聡は生まれて初めて異性の体内の 己の精子を噴いてしまった。 (僕、ほんとうに、セックスしたんだ。柳田先生と、セックスしたんだ! ) 射精直後の意識が遠く成る様な倦怠感に浸りながら、聡は心の中で感慨深く呟 いていた。
「ねえ、副部長、吉岡先生はどうなさったのかしら? 」 図書準備室で同級生の女生徒に話し掛けられた聡は、驚いてビクっと躯を震わ せた。 「えっ… ああ、どうなされたのかな? 」 ハードカバーの歴史書を開いてはいたが、気はそぞろだった少年は、同じ文芸 部の同級生の呼び掛けに対して不安な面持ちで答えた。 「きっと、なにか急ぎの用事が出来たんでしょう? 部活動をすっぽかすのは 、これが初めてじゃ無いもの。色々と忙しいのね、先生も」 聡等の会話を聞いたのであろう、少し離れた場所に陣取っていた文芸部の部長 を勤める女生徒が、したりがおで言い放つ。女子生徒8人、男子生徒3人の弱 小文化部の顧問を務めてくれているのは、聡のクラスの担任でもある吉岡真里 子だった。今年25才の美人国語教師は、この学校に通う男子生徒の憧れ的な 存在であり、その結果、反発心から女子生徒等にはイマイチ人気が無い。 スラリと腰まで伸びた黒髪を風に靡かせる美貌の女教師は、実は中々に体育会 系の人柄を秘めていて、たおやかな外見とのギャップが、多くの男子生徒を魅 了している。中学時代は水泳、高校では陸上、そして大学生の頃にはラクロス で鍛えられた躯はすらりとシェイプアップされており精悍で、教師らしく振る 舞う為に身に付けた野暮ったいスーツ姿であっても見事なプロポーションは隠 す事は出来ない。 生徒会の書記を務めつつ、この文芸部でも副部長の任を押し付けられた聡だが 、唯一の楽しみはクラブの顧問である真里子先生と、クラスの他の生徒よりも 親しく話が出来る事だ。週末の金曜日には放課後の文芸部の部活動の席に極力 姿を見せては、生徒に混じって熱く文学論を交わす真里子の姿に、彼はしばし ば時の経つのを忘れて見入っていた。 聡にとって美貌の国語教師と過ごす時間は何ものにも代え難く貴い代物である 。だが、彼女とてまだ新米の教師であることから、学校の中の色々な雑務に駆 り出された結果、心ならずも文芸部の顧問としての役割を放棄する事は珍しく は無い。それでも真里子の不在が、今日は聡には気掛かりに成る理由がある。 あれは一昨日の事だった。昼休みに廊下を歩いていた時に、彼はばったりと狭 山に出会したのだ。
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