その8

 

 

 

 

「騙して水に解いて飲ませた上に、マ◯コにもクリームに混ぜてたっぷりと塗

 り込んでやったから、もうマリコちゃんはメロメロさ。今ならば多分誰が来

 ても犯られちまうだろうぜ」

素行が悪い不良少年だとは思っていたが、まさか媚薬まで用意しているとは知

らなかったので、聡は呆れて目を丸くする。驚愕の表情を浮かべた少年が面白

いのか、狭山の自慢話は続けられた。

「残念ながら、マリコちゃんは予想通りに処女じゃ無かったな。まあ、たとえ

 男を知らない生娘だって、この薬を使えば楽勝さ。最初は嫌がったり痛いっ

 て喚くけれども、しばらく犯ってやれば、そのうちに女の方から腰を振り始

 める強烈な媚薬なんだぜ。効果の方は最初に犯ったアサコちゃんで立証済み

 だ」

ここで初めて聡は彼が心ならずも童貞を捧げてしまった美貌の人妻英語教師の

狂態が、じつは異様な魔力を秘めた媚薬の効能であった事を知らされる。すで

に麻子が輪姦慣れしてしまっていた事で、彼女の堕落ぶりを余り深く考えては

いなかったが、あらためてこうして真里子の陥落を見ると、不良少年が何か尋

常では無い手段を取って彼女を貶めた事がわかる。

「あの、媚薬って… 」

「おっと、そこは深く追求しないでくれよ、なにしろとびっきりにヤバイ代物

 だからな。お前もなまじ知らない方が身の為って言うものさ」

もったい付けた様子で、狭山は見せびらかした薬の包み紙をポケットに戻した

。いったい、どんな薬を使えば、あの清純で高潔な真里子が、先に奴隷化した

麻子ほどでは無いにしろ、こうして不良生徒に股を開いて躯を許すのであろう

か? 聡にはどうにも理解が出来なかった。

だが、そんな些細な問題など、目の前で繰り広げられている淫媚な光景の前で

は、たちまち脳裏から霧散する。なにしろ、入学以来憧れていた美貌の担任教

師が、然らを曝して不良少年に犯されているのだ! 余りにも刺激的な性行為

を目の当たりにして、真面目な少年の理性は完全に焼き切れてしまっていた。

自分をネタにされて呼び出された挙げ句に、怪し気な媚薬を使われて犯される

真里子は、逆らう事なく組付されたまま、不良のひとりの律動で裸身をゆさぶ

られている。

聡は目の前で繰り広げられる凄惨な輪姦劇に巻き込まれて、どうして良いもの

やらわからない。敬愛する女教師が不良連中の毒牙に掛かり、まさに汚されて

いると言うのに、少年は足が竦んでしまい彼女を助ける事が出来ないでいる。

しかも、深夜に自宅の部屋で己を密かに慰める時に、頻繁にオカズとしている

真里子が無惨に犯される様を見て、彼の股間はいつの間にか痛いくらいに勃起

している。

(たっ… 助けなくちゃ… でも、先生を、どうやって? 僕ひとりじゃ無理

 だよ)

今では使われてはいない音楽準備室には、ボスの狭山に加えて、真里子にのし

かかって腰を振る小竹や、だらしのない笑顔を浮かべて二人のセックスを眺め

ている石本もいる。このまま回れ右をして廊下に駆け出したとしても、運動神

経のあまり良くは無い聡だから、おそらく石本辺にあっさりと捕まってしまう

だろう。

それに、もしも首尾よく職員室まで逃げ切って、憧れの国語教師の窮地を訴え

る事が出来たとしても、事が明るみ出れば聡も不味い立場に成る。なにしろ、

強いられた行為と言っても、すでに彼は英語教師の麻子と淫らな関係を結んで

いるし、何よりも真里子は聡の名前を使って呼び出されて犯されているのだ。

少年がどんなに弁明に努めたところで、彼の身の潔白を証明するのは難しい。

また、仮に全てに目を瞑って事実を暴露すれば、真里子の身に何が起きたのか

が衆目の中で暴かれてしまう。これはもうひとりの女教師の麻子にとっても、

けして他人には知られたく無い事実であろう。

学校の中で生徒に犯されるのは、女教師にとって最大の恥辱であり、事の露見

はすなわち、二人がこの学校から去ることも意味している。ようやく憧れの真

里子が犯されてしまった辛い衝撃から立ち直った聡は、ほんの数分間に、色々

な事柄を思い浮かべて、この場から駆け去る事を諦めた。今は正義を行う事よ

りも、恥ずべき事実を隠ぺいする方が好ましいと判断した少年だが、その裏に

は真里子に対する輪姦に加わる事を望む邪悪な渇望もあった。

(僕も、真里子先生と犯れる… いや、だめだよ、そんな事は… でも、真里

 子先生と犯れるチャンスなんて、この先には絶対に無い、どうせ、僕の名前

 を使って呼び出されたのだから、僕は絶対にこれからは嫌われるよね… そ

 れならば… )

長い間、憧れの存在であった女教師が、望めば性交の対象たりえる環境に放り

込まれてしまった少年の心は大きく揺れ動いている。これで真里子が不良連中

に逆らい、力の限りに抵抗していたならば、彼は及ばずながらも何の迷いも無

く女教師に味方して奮闘していたことであろう。しかし、聡が電話で呼び出さ

れたときには、もう彼女は全裸を曝して、さしたる抵抗も無く、不良生徒のひ

とりの小竹に易々と組伏されていたのだ。

それに、事前に英語の教師であった麻子の乱れ具合を見せつけられていた事も

、少年に大きな影響を齎していた。ことによると、真里子も先輩の人妻英語教

師のように、この絶望的な状況に順応してしまうのではないのか? 心の底に

澱む、本人ですら自覚の無い邪悪な期待が聡の正義の行動を押さえ込んでいる

「小竹が終わったら、お前の順番だから、もう少し我慢しろよ、西岡」

案の定、彼を共犯者とする為に、狭山は聡にも輪姦に加わる事を強いて来る。

仄かに期待はあったから、もう少年はこの場から駆け去る存念を放棄した。

「なあ、見ろよ、アサコちゃんも、なかなか色っぽいけれども、やっぱりマリ

 コちゃんは別格だぜ。マ◯コの具合も、キツキツで、油断をすればアッと言

 うまに噴いちまうんだ。たまらねよ」

狭山の言葉に少年は生唾を呑み込み、ぶるっと躯に震えが走る。

「くぅぅぅ… ちくしょう、もう… かはぁぁぁぁ… 」

不良のボスの台詞を裏付けする様に、彼女を犯す小竹が感極まった様なうなり

声をあげると、トップギアでの腰振りを見せた。次の瞬間には躯を硬直させた

不良生徒の尻がブルンと震えて、堪え切れずに射精した事を示している。

「はふぅぅ… ほんと、狭山サンの言う通り、いい味ですよね、マリコ先生は

 … 」

「だろう? ほら、終わったらさっさと、どいてやれよ、西岡がおまちかねだ

 ぜ」

不良のボスから気安く肩を叩かれて、聡はふらふらと2〜3歩前に歩み出た。

 

 

 

先生と生徒  前編  END

 

 

 

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