「あら、けっこう御上手も言えるじゃないの。案外、こういった事には経験が 豊富なのかしら? 」 潔く全裸を曝した年上の美女は、そのまま若者に歩み寄り抱き着くと、自分か ら目を閉じてキスを仕掛けて来る。あまりに積極的に振る舞う美女に圧倒され て、なぜ彼女がこうしてラブホテルに誘ってくれたのか? などと言う些細な 疑問は、瞬時に若者の頭の中から追い出された。彼も己の欲情の趣くままに美 弥子を抱くと、舌を絡める濃密なくちづけに応えて行く。 「ミヤコよ… 」 互いの唾液を啜り合う様なデイープキスが一段落すると、唇を離した年上の美 女は、少し頬を赤らめて呟く。 「えっ? 」 朴念仁の若者がきょとんとした顔をしたから、年上の美女は妖艶な笑み浮かべ て、彼の鼻を指先で摘み悪戯で捻る。 「いつまでもエンドウさん、じゃ、しらけるの。アタシの事はミヤコって呼ん でよ、いいでしょう? ノブオ? 」 「あっ、はい、すみません、わかりました、エン… じゃなくて美弥子さん」 鼻の頭を摘まれた若者は素直に詫びて、間違い無く彼女の名前を口にした。 「よし、合格よ、それじゃ… 」 彼の腕をするりとすり抜けた年上の美女は、その場にしゃがみ込むと、若者の バスローブの紐を解く。 「さあ御開帳よ… あら、けっこう立派じゃない? ふ〜〜、これは思った以 上にたくましいオチン◯ンね」 彼のバスローブの紐を解いて下半身を露出させた美女は、若者の股間に隆々と そびえ立つ雄根を眺めて色っぽい溜息を漏らす。学校を卒業する間際にふられ た元彼女にも誉められていた事もあり、信雄は密かに己の一物には自信を持っ ていた。 「そうですか? 照れますね」 「うん、立派立派、これならば自慢しても良い大きさだわ。へ〜、意外よね」 美弥子の裸身を見せつけられて、若者らしくてらいも無く勃起した雄根に彼女 は指を絡めて来る。 「ふぅ… 久しぶりよね、オチ◯チン。そうそう、これこれ、こんなモンだっ たのよねぇ… 思い出したわよ」 誰とも無く呟いてから美弥子はそのまま顔を傾けて、手にした若い肉棒の先端 をペロペロと舐め始める。 (うわぁ… 本当に美弥子さんが、舐めてくれているよ。信じられないな、ま ったく。どう成っているんだ? ) 事がここに至っても、まだ現実感の薄い若者であるが、さすがに彼女の程の美 女に一物を握られた挙げ句に亀頭を舐め回されては、もうこれが夢の中の出来 事では無いと思い知らされる。まさか、こんな事に成るとは思ってもいなまっ た若者の感慨を他所に、一旦男根にしゃぶり付いた美女は、何かに追い立てら れる様に、いきなり大きな肉棒を口の中に呑み込んでしまう。 (ああ… わすれていた、この味… 先走りの汁がヌルヌルして、酸っぱくて … それに、この臭い。男の子の臭いよね、懐かしいわ… あの頃の事をこ んな風に思える日が来るなんて、思わなかった) 辛かった過去を抱える美弥子は久々に頬張った肉棒の感触を楽しむが、こうし てフェラチオに興じていると、不意に十数年の記憶が鮮明に蘇って来る。 「ふぅ… これ、大きい… 咽の奥まで… つかえちゃうよ」 ゾクっとする様な色っぽい目で信雄を睨み、いちゃもんを付けた年上の美女は 、それでも彼の長大な男根から手を離す気配は見せない。それどころか、一旦 は口を離した肉棒に再び顔を寄せると、亀頭にキスの雨を降らせる始末だ。さ らに、そのままグッと雄根を持ち上げて裏筋に舌を這わせたり、青筋の浮き出 た茎の左右に軽く歯を当てて刺激したりと、久しぶりに口にする男性器に対し てツボを心得たフェラチオを繰り広げて来る。 「あふぅ… はふ… はぁ… はぁ… うんぐ… 」 いったいどうした事なのであろうか? シャワーを浴びるまではあれ程に余裕 たっぷりで若者をからかっていた美弥子なのに、こうして口での愛撫に取りか かった途端に、あさましいく息を荒げて、目の前の男根を舐り回している。次 々と溢れて来る若い牡の先走りの粘液を甘露とばかりに啜り上げ、その合間に は唇をつかって茎の部分をしごいてくるのだから、経験の少ない信雄の方はた まらない。 しかも驚いた事に、男根をしゃぶるのを休んだ時には、竿の根元に垂れた2つ の皺袋までに舌を延ばして唾液を擦り付けて来る。さらに左右の玉袋を順番に 一つづつ口に含み、まるでアメ玉を転がす様に舌を使って弄ぶ愛撫は、信雄を 有頂天にするには十分過ぎる。そんな追い詰められた若者の事情など無視して 、美弥子はひたすらに口での愛撫に没頭している。 手にした雄根の固さや熱さが、彼女にとっては忘れられない甘美で淫猥な記憶 を次々を呼び覚まし、股間は恥ずかしい程に潤んでいる。長い間は御無沙汰で あったのだが、過去の体験から覚えたフェラチオの技術は意識しなくても自然 と思い出されているので、頬を窄めて強く吸い上げながら顔を前後にゆっくり と往復させる。 その間にも舌が遊んでいる事は無い。先端を尖らせた舌先で鈴口を突っつき、 さらにねっとりとしっこく茎を巧みに摩擦してやれば、若い男根は時折、感に 堪えぬとばかりのブルっと震えて来る。一連のフェラチオで、いきなり過去に 意識が飛んだ美女は十数年前に味わった甘美なで凄惨な肉交を思い出して強い 目眩に襲われた。 (オチ◯ポ… おいしい、みんなのオチ◯ポ… ぜんぶ、欲しい、いっぱい、 オ◯ンポ… 欲しいの、入れて… オ◯ンポ… オチ◯ポ… オチン◯… ) 虚ろな瞳の美女は、ここがラブホテルであり相手が信雄である事を失念して、 封印していた記憶の闇に心が侵食されて行く。膨れ上がる邪な欲情に追い立て られて、美弥子は一心不乱に若者の雄根を貪り喰らう。 「くぅぅ… あの、ちょっと、待って下さい、美弥子さん、その… もう… 」 信雄にとっても久々の性交であり、しかも、こんなに巧みなフェラチオを施さ れた経験が無かったから、彼は呆気無く追い詰められている。このままでは隣 に暮らす年上の魅惑的な美女の唇を汚す事に成るから、彼は虚ろな顔で口での 愛撫に没頭している美弥子を、なんとか股間から引き剥がそうと思い、彼女の 肩に両手を置くと力を込めた。 「いやぁぁ… なんで、どうしうて邪魔をするの。そんなに酷いよ、ねえ、続 けさせて。ザーメンが呑みたい… 皆のザーメンが… いっぱいザーメン、 呑みたいの… 邪魔しないで」 なにやら鬼気迫る顔付きで信雄の非道を詰る美女の剣幕に押されて、思わず若 者は両手の力を緩めてしまう。 「ああ… ありがとう、うれしい、おしゃぶりします。美弥子はオチ◯チン様 におつかえする奴隷女です。だから、ザーメンを呑ませて下さい」
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