その6

 

 

 

 

「はぁぁ… いいです、オマ◯コが、きもちいい、ああ、すてき、これ… き

 ゃぁぁぁぁぁぁ… 」

信雄の見境を忘れた若さあふれるダイナミックな腰使いに翻弄されて、美弥子

の悲鳴がラブホテルの部屋に響き渡る。十数年ぶりに味わう男根が信雄の巨根

であった事が、彼女にとっては計算外であったのだろう。容赦なく蜜壷を埋め

尽くしたかと思えば、次の瞬間には、まるで内臓まで諸共に引き抜く様な空虚

感を伴う喪失に幻惑されて、美弥子は思わず彼にしがみつき、引き抜かれんと

した男根を追い求めて淫らに腰を彼に密着させて行く。

急激に燃え上がってしまった躯に引き摺られて、もう彼女は理性を失っていた

。しかも、若い牡の突き上げを喰らって、そのひと突き毎に劣情の嵐は強さを

増している。久々に迎え入れた男根に支配される悦びの味を噛み締めながら、

美弥子は心の中で沸騰する闇の快美に酔い痴れる。

「あぁぁぁ… いいの、もっと、犯って、そのまま、ずっと、犯ってちょうだ

 い… あひぃぃぃ… オマ◯コが、オ◯ンコが… あぁぁぁぁぁ… 」

十数年ぶりに蜜壷を肉棒でいっぱいに埋められてしまった美女は、もはや慎み

などと言う言葉を捨て去り、恥知らずな台詞を次々に捲し立てて、のしかかっ

て来た若者を鼓舞している。過去の記憶の中にあり、そっと心の片隅にしまい

込んでいたはずの甘美な愉悦が一気に脳裏に蘇り、彼女は快楽の大小の荒波に

翻弄されて、そのまま絶頂への階段を駆け昇って行く。

「いくぅ… もう、いきます… 御主人さまぁぁぁぁぁ… あひぃぃぃぃ… 」

執拗な律動を続ける信雄を置き去りにして、ひとり美弥子は法悦郷へと旅立っ

てしまった。全身を甘く蕩けさせる喜悦に溺れて、彼女はしばし菩薩の笑みを

浮かべてがっくりと躯中から力が抜けている。だが、ここまで散々に年上の美

女との淫猥な肉交に及んでいた信雄は、彼女にエクスタシーの余韻に浸る僅か

な時間を与える事も無く、若さに任せた力強い律動を休まない。

昇りつめて、すっかりと生きた骸と化した美女に対して、猛烈に欲情を掻き立

てられた若者は、さらにペースを上げて美弥子を貪りに掛かっている。すると

、一時は桃源郷に魂を彷徨わせていた美女も、やがて意識を取り戻して、再び

淫らな肉の交わりに溺れ始めるではないか。どこまでも男の劣情を受け入れて

くれる懐の深さを見せながら、美弥子は掠れかけた声で喘ぎ身悶えする。

「あうぅぅ… いいわ、お腹が… あぁぁぁ… 奥にあたって、気持ちいい…

 きゃぁぁぁぁぁぁ… 」

一度完全に燃焼した女体で燠と成り燻るはずの欲情に、さらに律動と燃料が投

下され続けた事から、美弥子はまたもや昂り汗にまみれた裸身を震わせる。も

う彼女の頭の中には、相手が信雄である事も、彼が自分よりも遥かに年下の若

者に過ぎない事も無く、だだ十数年ぶりに膣の中で縦横無尽に暴れ回る剛直が

全てと成る。

未熟な彼が心して行っているとは思えないが、若い情熱の全てをぶつけて来る

様な強引な律動が、欲情を燃え上がらせた美女を狂わせる。蜜壷の中に出入り

を繰り返す男根は辺構わず濡れた膣壁を小突き回し、さらに子宮を内臓に押し

潰す勢いを見せていた。一度昇りつめた彼女の躯は最初の絶頂を出発地点とい

て、さらなる高みを目指して駆け上がっている。

また、直前に一度、彼女の口に噴いてしまってはいたものの、余りにも淫らに

ふるまい腰をうねらせる美女に刺激されて、いよいよ信雄も2度目の崩壊の時

を予感して、トップギアで腰を打ち付けて行く。

「ああ、また、いっちゃう… もう、だめ… また… あひぃ… 」

「くぅ、美弥子さん、僕も、もう… くはぁぁぁぁ… 」

最初に絶頂に達したのは美弥子であり、まさに再び桃源郷に駆け上がるその瞬

間の峻烈な蜜壷の締め付けの最中に、ほんの一呼吸おくれて信雄を思う存分に

彼女の中に精を放ってしまってた。

 

 

 

短い間の失神から覚めた美弥子は心配そうに彼女を覗き込んでいる信雄の顔を

見て、小さく「やってしまった… 」と、呟いた。

「あの、大丈夫ですか? 美弥子さん? 」

「ええ、もう平気よ、心配を掛けて御免ね、ノブオ」

性に貪欲な年上の美女を見つめる若者に向かって微笑んで見せた美弥子は、よ

うやく落ち着き己を取り戻している。

「びっくりしたでしょう? あんまりイヤラシイ女で。分かっていたから、ず

 っと男を断って来たのだけれど… まあ、ノブオが相手ならば平気かな? 

 って、侮ったのが失敗ね。だって、これ… 」

美弥子は隣に横になっている若者の股間に手を延ばして、立て続けて2度の射

精に至った結果、いまは半萎えと成っている男根にそっと指を絡めた。

「まさか、こんなに大きなモノをぶら下げていたなんて… 反則よ。騙された

 わ」

興奮さめやらぬ美女は、目もとをほんのりと紅く染めて、隣家の若者の男根を

摩り続ける。そして彼女は問わず語りに自分の過去を語り始めた。

「私、子供の頃にグレちゃってさぁ… 16の時にはもう家を飛び出して、と

 もだちの所を転々としていたのよ。家庭環境が色々と複雑だったのよね。ほ

 ら、若い頃って馬鹿だから、不仲で夫婦喧嘩が絶えない両親への当てつけの

 意味もあったと思う。私の事を理由にして離婚しないんだって言われて、す

 ごく嫌だった。それで、すぐに夜の繁華街をふらふらする様に成って、悪い

 遊びもいっぱい憶えたの。ただ若いってだけでチヤホヤされる街だったわね」

久しぶりに情を交えた若者の胸板に頬を寄せて美弥子の邂逅が続いて行く。

「すぐに男にも抱かれて、それから何人もの男と寝たけれど… ある日、高校

 時代の悪い女友達の彼氏と知らずに寝ちゃった事があって… それが大失敗

 だったの。その子は怒って、他の男の不良連中に声を掛けて拉致られちゃっ

 たのよ。一人暮らしの仲間のマンションの部屋に監禁されてね、連中のセッ

 クスの奴隷にされちゃった」

おどろくべき告白をさらりと言ってのける美弥子を、若者は驚き凝視する。だ

が、年上の美女は笑顔を絶やす事は無い。

「最初はイヤでしょうがなかったけれど、だんだん慣れてくると、どうでも良

 くなって行ったわ。いいえ、誤魔化さずに言えば、奴隷女暮らしに馴染んで

 しまったの。引っ張り込まれて最初は、不良高校生7〜8人が一度に相手に

 成るんだから、もうタイヘンよ。順番待ちしている内に我慢が出来ない奴は

 自分でしごいてブッ掛けてくるんだもの。裸に剥かれて何度もひっくり返さ

 れて、もうオ◯ンコもお尻の穴もザーメンまみれにされたわ。一度に2本の

 チ◯ポを口に突っ込まれながら、オマ◯コと尻の穴にも入れられて、それこ

 そザーメン捨て場って笑われていたのよね。でも、女の躯って不思議なの、

 どんなに酷い事をされても、そのうちに馴染んでしまうのよねぇ… 」

凄惨な過去を振り返る美弥子だが、その顔には穏やかな微笑みが浮かんでさえ

いるのだ。

「私は拉致部屋に閉じ込められて、そのマンションに屯する不良高校生の共用

 の便所女扱いを受けたの。空いていればどこの穴でも自由に使って精液を捨

 てられる性交奴隷、拒む権利も逃げ出す自由も無く、ただ、部屋にやってく

 る不良連中に突っ込まれて、思う存分にザーメンを注がれちゃう人間ダッチ

 ワイフ。だから、一晩に10人以上の連中に輪姦された事もあったかな? 

 あの時には最後の頃はオマ◯コが弛んじゃって、みんなお尻の穴で射精して

 いたわ」

 

 

 

 

 


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