その8

 

 

 

 

電車の中での刺激的なプレイを思い出して、美弥子はうっとりと目を細める。

「そのうちに、不良の一人が私を後ろ向きにしてドアに押し付けて、そのまま

 スカートを捲り上げてお尻の穴に入れてきたから、もう大変! オ◯ンコか

 らは注がれたばかりのザーメンが逆流してタラタラと垂れて床に滴り落ちて

 しまうし、お尻の穴は猛烈に熱くなって、とても黙ってはいられなかった。

 だって、他の関係ない乗客の連中が皆で見ているんだよ。そんななかでお尻

 を犯されて、私、あの時に自分が変態だって気が付いたわ。拉致部屋で犯ら

 れている時の何倍も感じちゃったんだもの」

恥ずかしい過去を語る美弥子はいつしか欲情で瞳を潤ませている。

「それから後で、今度は不良連中がギャラリーに私を解放したの。調子に乗っ

 た乗客のひとりが、不良にペコペコと頭を下げてから、私のお尻に取り付い

 て来たのよ。そいつはお尻の穴には興味が無かったらしくて、立ったまま後

 ろからオマ◯コに、いきなりオチ◯ポを入れて来たの。全然知らない中年の

 オヤジだから、最初はびっくりしたけれど、オヤジに犯られている最中にも

 、他の連中が躯中を触ったり撫でたり揉んだりして来るものだから、もう何

 が何だか分からない内に、次々に犯されちゃった。いくら混雑している電車

 の中だと言っても、その車両に乗っているお客には丸見えだから、すごく興

 奮したの」

小さく溜息を漏らす年上の美女の話は、すっかりと信雄を引き付けて離さない。

「結局、電車を使ったプレイは5〜6回もやったかしら? でも、すぐに噂が

 広まって、男等がいっぱい押し寄せる様になっちゃったので、自然と終わり

 に成ったのよ。凄く良かったから少し残念だと思っていたら、次は公園で… 」

「公園で、どう成ったのですか? 」

まだ聞きたいのか? と、ばかりに上目使いで彼の事を見る年上の美女に向か

って、信雄は先を促した。

「意外にノブオってHなんだね。まあ、いいや… もうヤバイから電車での痴

 漢プレイは止めようって事に成ったある晩に、少し離れた公園に車で連れて

 行かれたのよ。結構大きな森林公園みたいな場所だったのだけれど、そこは

 カップルはイチャ付く事で有名な場所らしくて、それを目当てに覗きの野郎

 も押し掛けている公園だったの。やっぱりエッチな格好をさせられて、夜の

公園に連れて行かれて… あの時は凄かったわ」

こんな刺激的な話を聞かされた挙げ句に、意外とエッチだなどと糾弾されては

たまらないが、彼女の過去の事をもっと聞きたい信雄は、不粋な異義を差し挟

む事は無い。

「林の中には何人もの覗き野郎達が息を顰めているのがわかるなかで、不良連

 中から輪姦されたのよ。どっちも向いても、必ず誰かの気配がする中で犯さ

 れた時の興奮たらなかったわね。見ず知らずの連中が、みんなでオチ◯ポを

 おっ勃てて、私が犯られているのを見ていると思うだけで、気分は天国へ直

 行だったの。しかも、公園に連れ込んだ不良連中もノリノリで、まるで覗き

 野郎供に見せつける様に、イヤラシク振る舞うから、それこそ一晩で何度イ

 カされたかわからないくらいだったわ」

公園に潜みカップルの痴態をそっと盗み見する連中すら刺激にして牝の狂いを

見せた美女の過去を聞いて、信雄の股間は再び最高の硬度に達していた。

「あら? こんなに元気に成っちゃって… 私の過去のお話も、まんざら無駄

 じゃなかったみたいね」

欲情で瞳を潤ませた年上の美女は、嬉しそうに若者の雄根への手コキを続ける。

「これだけ固ければ、もう次に行けるわよね。ねえ、こんどはお尻を試してみ

 ない? 私のお尻の穴は、大評判なったんだから。中にはマ◯コよりもお尻

 の方が良いと言って、一晩で2度も3度もお尻の穴だけで射精した奴もいた

 程なの」

気弱な隣家の青年の度胸付けに協力するつもりで肌を合わせた美弥子であった

が、もう当初の目的などはすっかりと念頭から消え失せていて、十数年ぶりに

味わう男根に魅了されて行く。

「ちょっとまっていてね、いま準備するから… 」

彼女は立ち上がると足元をふらつかせながら、部屋の片隅に置かれていたエロ

小道具の自動販売機に向かって歩き始める。戻って来た彼女の手にはコンドー

ムと、なぜか潤滑用のローションの小さなボトルが握られている。最初に彼女

は包装ビニールを破き、男性用の避妊具を取り出して、いまさらながらに信雄

の雄根を包み込む。

「まさか、今日こんな事に成るとは思わなかったから、アタシの方の準備が整

 っていないのよ」

彼にとっては意味不明の説明をしながら、美弥子は今度はゴムを付けた肉棒に

たっぷりと潤滑用のローションをぬり込んで行く。

「よし、こっちの準備はOKだわ。あとは… 」

一旦、若い愛人から離れた美女は、今度は己の股間に手を延ばす。たったいま

セックスが終わった所であるから、彼女は濡れて爛れた自分の女陰に指を沈め

る。根元まで埋めてグチャグチャと音を立ててかき混ぜたあとに引き抜かれた

指には、彼女の愛液と信雄のザーメンが混じった粘液でぐっしょりと濡れてい

る。

「べつにローションでも良いんだけれども、アタシはこっちの方が好きなのよ

 ねぇ… 」

ザーメン混じりの愛液に塗れた指先を自分のアヌスに差し伸べた美弥子は、ま

るで若者に見せつける様に、奴隷女時代に開発された二つ目の性器に指をねじ

込んで行く。

「こうやって、自分で準備させられるの。そうしないと、なんの用意もしてい

 ないお尻の穴に突っ込まれたら、裂けちゃって後が大変なのよ」

買い求めたローションでは無く、自分が溢れさせた愛液と信雄の精液が混じっ

た汁を使い、彼女は自分の肛門を熱心にほぐして行く。何かコツがあるのであ

ろうか、おちょぼ口然としていた菊座は見る間に緩み、あっさりと美女の2本

の指を呑み込んでしまうではないか! 直腸にも淫らな混合汁を潤滑油にする

為に擦り付けている美女の姿を見て、信雄の股間は苦しい程にいきり立ち、再

びの、しかも未知の器官への挿入を熱望している。そんな若者の興奮を見て美

弥子の方も興が乗って来た様だ。

「うふふ… こっちを使うのも十数年ぶりだわね… でも、こうやって自分で

 まさぐっていると、何だかくらくらしてくるわ。ねえ、ノブオも手伝ってよ」

彼女からローションの小瓶を手渡された信雄は、指示されるままに右手に指先

に溢れ滴る程に粘性の高い液体を塗ると、引き込まれる様に美弥子の菊門に手

を延ばす。年上の美女の瞳に宿る妖しい光りに魅せられて、彼は誘われるまま

にアヌスの弄虐に取りかかる。

「あっ… あぁぁぁ、これ、これよ、懐かしい… お尻が、ああ、焼けている

 みたい… すっかり忘れていたわ」

なんとも堪え難い風情で美弥子を尻をうねらせる。膣とは違った感触の美女の

穴を嬲ると、美弥子の嬌声が上擦って行くのが嬉しくて、信雄は夢中に成って

彼女の排泄器官を弄り続ける。

「もう… おねがい、入れて、オチ◯ポを… 欲しいの、オチ◯ポが、ぶっと

 いオチ◯ポを、お尻の穴にも、ちょうだい、おねがい… 入れて、はやく… 」

ようやく許可を貰った若者は勇んで彼女の尻へと取り付いた。こうして信雄は

年上の美女との目眩く様な肉の遊戯に溺れて行く事に成った。

 

 

隣家の愛人 前編 END

 

 

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