『まあ、あんたは処女だからわからないだけよ。でも、そのうち誰かに抱かれ てみれば、トモにだってわかるからね。いつまでも処女を引き摺っていない で、適当な相手と寝てみればいいの。ほら、B組の正木クンは、トモにお熱 だって噂じゃない? 彼と寝てみれば、私達の話は嘘かどうか、わかる様に 成るわ』 実は赤いランドセルを背負っている頃から、アパートの隣室で暮らす優しいお 兄ちゃんに恋していた朋子は、友人等が次々に女に成って行く中で、頑に純潔 を守り今日に至っている。信雄の大切な司法試験の受験が上手く行ってから告 白しようと考えていた朋子は、実の母親に彼を取られた事を憤り、こうして後 先を考える事も無く性急な暴挙に及んでいる。 そんな中での彼からの愛撫に、朋子は間違っていたのは自分の方で、既に経験 を済ませていた級友等の主張が紛れも無く真実であった事を思い知る。最初こ そ自分の方から恥を忘れて積極的に迫ってみせたが、ベッドに場所を移してか らは信雄に主導権を握られて、ただ切な気に身をよじり情けない声を漏らすば かりだ。オナニーの時とは比べ物に成らない快感を初めて知って、少女は恍惚 感あふれる脱力を不思議な気持ちで体験している。 (みーちゃん、メグ… それにカヨコ… 御免、ワタシが間違っていたわ。く ふぅぅぅ… こんなの初めてよ、もう躯に全然力が入らない… あっ… あ ぁぁぁぁ… ) 次々に思い浮かぶワケ知り顔の級友等に心の中で詫びながら、朋子は未知の感 覚に溺れて喘ぎ泣く。先に経験を重ねていた悪友等から、情報だけは豊富に仕 入れていた少女だから、信雄が力を込めて両脚を押し開き、秘所に向かって顔 を埋めて来ても、騒ぎ立てる様な事は無い。 しかしながら、やはりどんなに色々と先に聞かされていても、こうして二人き りに成り、愛しい男に秘裂を舐られる行為は恥ずかしくてたまらない。だが、 ドキドキしながら目を閉じた少女は、すぐにそんな羞恥心など吹き飛ぶ様な快 感を味わう事に成る。差し伸べられた舌先が潤んだ蜜壷をかき混ぜ始めると、 一気に朋子の躯が燃え上がる。 「だっ… だめ、これ、ヤバイよ… センセイ。あっ… あひぃ… 」 勿論、男の舌での愛撫など初めての経験だが、軟体動物を思わせる舌先で秘裂 の濡れた肉襞をなぞる様に舐られると、投げ出していた両方の脚が勝手にブル ブルと震えて止められない。やがて、ここ数週間で急激に女慣れした若者の唇 がクリトリスに吸い付いた瞬間に、不覚にも朋子は軽く昇りつめてしまった。 「ひっ… ひぃぃぃぃ… 」 まるで信雄を突き飛ばす様に腰をもたげた少女は、それでも執拗に敏感な肉芽 を舐る舌先に負けて、目の眩む様な快美に溺れて悲鳴を張り上げた。 (あれ? もうイッちゃったのかな? ) セックスに貪欲な美弥子と異なり、あっさりと軽いアクメに達した少女に対し て、信雄は新鮮な驚きを感じて口での愛撫を休めている。一旦は弓反りに成り ブルブル震えた裸身から、がっくりと力が抜けて反応が鈍くなった少女の顔を 覗き込めば、虚ろな瞳が涙で潤み、半開きの唇からは小さな喘ぎ声が漏れるば かりだ。しばらくの間は彼の腕枕で呼吸を整えた少女は、ようやく己を取り戻 すと、照れ隠しに若者の胸に顔を埋めて来る。 「イッちゃった… 」 ちいさく呟く少女の恥じらいの台詞を耳にして、信雄の欲情は暴走を始める。 けして童貞だったわけでは無いが、やはり過去に性交奴隷として扱われた凄ま じい経験を持つ美弥子を相手にする時には、淫に狂い乱れる年上の美女に常に 主導権を握られっぱなしだから、こうして自分が主に成り、何も知らないヴァ ージンの少女を腕の中に抱き締めれば、股間は堪え難い程に強張りを見せてい る。 しかも、そこにおずおずと朋子の右手が差し伸べられてくるではないか! こ れまでの愛撫のお返しとばかりに、ぎこちない手付きで剛直に指を絡めて摩っ てくる少女の前にして、信雄はもう完全に見境を失っている。いまではすっか りと愛人と化した美弥子の巧みで素晴らしい指使いとは異なり、どうやって接 して良いものやら模索する様な朋子であるが、その慣れぬ仕種がかえって新鮮 で、彼は鼻息を荒くする。 「ねえ、これ、欲しい… ママみたいに、朋子にもちょうだい」 あくまで母親に対して対抗心を燃やす少女の台詞が駄目押しと成り、ついに信 雄は少女にのしかかって行く。いつもであれば興奮いた美弥子の方から指を差 し伸べて、濡れた淫裂に導かれる挿入であるが、さすがに処女の朋子にはそこ までのサービスは望めまい。だから彼は少女のだらしなく開かれた両脚も間に 躯を滑り込ませると、自分で肉棒を掴み位置を合わせて行く。 「あっ… あうぅぅぅ… 」 しっかりと肉穴の位置を確かめた信雄が少しづつ体重を掛けて行けば、彼の愛 撫により十分に潤っていた処女地は、じりじりと雄根を受け止めて行く。母親 のそれとは違い、まだまだきついばかりで味わいの無い秘穴ではあるが、それ こそが処女の証と思い興奮を膨らませた信雄は、臆する事も無くズブズブと肉 棒を埋めて行く。 「あぁぁぁぁぁぁ… センセイ! すごい、おなかが、いっぱいよ。これが… セックスなの? はぁぁぁ… きつい… あっ… 」 まだ根元までツーフィンガー程は余っているが、既に膣の奥に当たった事を感 じて、信雄は改めて美弥子との違いを実感する。最近さらに熟れて来た年上の 愛人であれば、まるで吸い込まれる様に根元まで一気に押し入っても問題は無 かった。ただ、どろどろに溶けて爛れた様な母親の蜜壷に比べて、受け入れた 肉棒をしっかりとつかまえる様に包み込む処女の肉壁の感触は、信雄を大いに 悦ばせている。 ここでようやく少し理性の戻った若い獣は、不意に心配に成り貫いた少女の顔 を覗き込む。朋子は虚ろな目をして唇を開き、ハアハアと苦し気な息を吐いて いたが、彼と目が合うと健気にもニッコリと微笑み返して来た。いつもの交わ りであれば、信雄もここから一気にスパートを掛けるし、美弥子の方も負けじ と尻を振り貪欲に快美を貪りに来るところであるが、相手が処女の朋子ではそ うも行かない。 なにしろ肉棒を受け入れた蜜壷はきつ過ぎる締め付けを見せていて、彼の動き を牽制している上に、組伏した少女はしっかりと彼にしがみつき、不規則に荒 い息をまき散らしているのだ。このまま少し様子を見ようと、信雄は彼女の頬 にキスをいた後に、唇を柔らかな耳たぶに押し付けて舐り回し始める。 「あっ… はぁぁぁぁ… センセイ… そんなにしたら、あっ… あぁぁぁ… 」 生まれて初めて肉の楔を深々と打ち込まれた少女は、彼の愛撫に鋭く反応して 裸身をうねらせ嬌声を漏らす。まだ快感とよべる程にはしっかりとした感覚は 無いが、体内に埋め込まれた異物の感触が、徐々に少女を女へと変えて行く。 母親を責め苛み快楽の虜に導く肉の道具により貫かれた朋子は、圧倒的な存在 感に幻惑されて、ただ彼にしがみつき喘ぐばかりだ。 (やっぱり初モノだからきついにはきついけれど、美弥子さんの娘だよな、こ んなにべっしょりと濡らしているもの)
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