その8

 

 

 

 

サディストの悪意の隠った揶揄に反応いて、牧子は弱々しくイヤイヤと首を横

に振る。

『さてと、それでは次の男の事を聞きますよ。2人目の男は誰ですか? どん

 な出会いで、いつ抱かれたのか? 克明に語って下さい』

バイブをぎりぎりまで引き抜き、蜜壷を浅く抉りながら笹川は問いかける。

『短大に入って… 映画鑑賞サークルの新入生の歓迎コンパの席で知り合った

 末松さんです。なんとなく気に入った人でした、彼の方がとても熱心に誘っ

 てくれたのです』

『ほほう… 合コンで知り合った男に易々と股を開くあたりは、さすがに淫乱

 奴隷女だけのことはありますね』

笹川の揶揄に対して、牧子は悲し気に目を閉じて睫を震わせる。

『さあ、お話を続けて下さいよ、奥さん。それとも電撃の方がお好みですかな

 ? 』

『いや! 話ます… 末松さんのアパートに誘われて… 他のお友達もいると

 聞いて出かけたのですが、実は末松さんひとりしかいなくて… でも、悪い

 思いは無かったから、そのまま二人でお酒を飲んで… それで… 』

ビデオカメラを構えた夫の前で、結婚する以前の事と言っても、過去の男性遍

歴を語らされる美貌の人妻は、瞳に涙を浮かべて顔を伏せる。

『ふむ、あまり面白くは無い展開ですね。それで、3人目は、まさか、恋人が

 いながら、他の男に抱かれたのですか? ひょっとすると、違うチ◯ポに引

 かれたとか? 』

話が3人目の男に及ぶと、牧子はそのまま黙り込む。

『おやおや、よほど語りたく無い様ですね』

黙秘した美女の態度を憤るどころか、まるで待っていましたとばかりに笹川は

右手のコントローラーを操作する。

『ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ… 』

電圧こそ低いものの、バイブによる色責めの結果、通常よりも敏感に成ってい

る乳首とクリトリスに容赦の欠片も無い電撃を喰らった牧子は、拘束ベルトを

引き千切らんばかりにして奇妙な器具の上で裸身を暴れさせる。これほどに無

情な責めを喰らう妻の姿を執拗に撮影し続けている亡き叔父の妄執に、傍観者

の孝昌は恐れすら感じていた。しかし、彼もまた美しい叔母が肉体的に傷め苛

まれる姿から目を離す事が出来ない。

『ぐぅぅぅ… やめて、いいます、いいますから… 電気を止めてぇぇぇぇ…

 ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ… 』

『そうそう、無駄な抵抗はやめなさい。もっとも、抵抗してくれても、我々は

 一向に構いませんがね』

牧子の哀願に応えて、若いサディストは電撃のスイッチを切る。

『さあ、答えなさい。3人目は誰ですか? どこで、どうやってセックスした

 のです? あなたの方から誘って股を開いたのでしょうね』

意地の悪い笹川の言葉に、牧子は力無く首を横に振る。

『ちがいます… 犯されたんです』

彼女の口から刺激的なセリフが漏れた事から、笹川の目が異様に輝く。

『ほう… 心成らずも、股ぐらにチ◯ポを突っ込まれて、そのまま強姦者の子

 種を注がれてしまったと言うのですね? さあ、先を続けなさい。御主人も

 きっと、あなたの無惨な過去に心をときめかせていますよ』

笹川の台詞に同意を示す様に、叔父が持つビデオの画面が小さく何度も上下に

揺れた。

『ほら、御主人も楽しみにしています。話を続けなさい』

『短大時代にお付き合いして末松さんのお友達に騙されて… 2人掛りで強姦

 されました』

すっかりと観念したのか? 牧子は心ここに非ずと言った風情のまま、過去の

悲しい経験を語り始める。

『卒業間際に、彼の友人の2人から連絡を受けました。末松さんが待っている

 からと言われて、出かけて行ったのです。車に乗せてもらって、彼の所に行

 くと言われたのだけれども、どんどんと山奥に入って行きました』

その時の悔しさを思い出したのか? 拘束されている奴隷妻の目に、少しだけ

生気が蘇った様に思える。

『峠道の途中の潰れたドライブインまで連れて行かれて、初めて騙されたって

 わかったんです。一生懸命に抵抗しましたが二人掛りで乱暴されてしまいま

 した。二人とも獣です!末松さんのお友達だから信じていたのに… 私の事

 は最初から狙っていたと言われました』

『ほう… それは中々に刺激的な経験でしたね。山奥の廃業したドライブイン

 に男二人を誘い込み、股を開いて男根をねだるとは、流石に肉奴隷妻の独身

 時代と言うものです』

露骨な言い掛かりを耳にして、蕩けていた牧子の顔が怒りで強張る。

『ちがいます! 私は騙されて… 末松さんが待っているからと言われて、そ

 れで… あっ… あっ… 待って下さい、そんなにしたら… きゃぁぁぁぁ

 ぁ… 』

己の名誉を守る為の抗弁の最中に、笹川がバイブを使って嬲り始めたから、た

ちまち牧子の言葉から力が抜けて、艶っぽい悲鳴が弁明に取って代わる。

『本当ですか? じつはアナタが恋人の親友二人を誘っていたのでしょう? 

 ほら、このスケベなマ◯コをドロドロに濡らして、彼のいる身でありながら

 、その2人を誘惑して、わざと犯させる様に仕向けたに違いありませんね』

牧子の主張が事実と知りながら、若いサディストはネチネチと言葉まで使って

囚われの身の美女を虐めて行く。

『そんな… 絶対に… っ… あはぁぁぁ… 絶対にちがいますぅぅぅぅ…

 ひぃぃぃぃぃぃ… 』

『それならば、友人二人に犯された事を、あなたはすぐに正直に彼に、そのス

 エマツくんとやらに告白しましたか? 』

残酷な笹川の問いかけに、牧子は恨みを込めた目を向ける。

『そっ… それは… 』

『言わなかったのでしょう? ほら、彼のチ◯ポだけでは満足出来ずに、ほか

 の2本のチン◯も嬉しそうに貪ったアナタの顔を思い浮かべてしまいますね

 。だって、ほら、現実に、こんな大人の玩具ですら、くわえ込んだら離さな

 いマ◯コなんですからねぇ… 』

手練のサディストは、バイブによる色責めの飴と電撃による苦痛の鞭を使い分

けて、結局、牧子が強姦者等に真実を彼氏にバラすと脅かされて、数カ月の間

、心ならずも躯を与えていた事を告白させられてしまう。それが心の重荷に成

った彼女は、短大の卒業後に恋人とも上手く行かなく成り関係は消滅したと、

目に涙を溜めて語っていた。

『そうですか… せっかく手に入れた3本の男根を失って、それで、あなたは

 恥知らずで淫乱な過去を隠して、その後に5人めのコウノ氏の元にいけしゃ

 あしゃあと嫁いだわけですね』

余りにも酷い言葉であるが、強姦体験を酷薄している最中にも、執拗にバイブ

で責められ、ときおり彼女の正気に戻す為の電撃も喰らった事から、牧子は虚

ろな瞳で素直に頷いてしまう。

『そうですか、そうですか… よく話してくれました。しかし… 』

笹川はサディストの本性を剥き出してにて、稀情な笑顔を見せる。

『我々の欲情を満足される人妻奴隷にしては、過去にたった5人いか経験の無

 いのは感心出来ません。まあ、心配は無いでしょう。忍冬の会に入れば、あ

 っと言う間に10本、20本の男根を蜜壷に迎え入れて、膣の中はザーメン

 まみれに成りますからね。牧子さんもほんの数週間で立派な精液便所として

 、会員の皆に愛用される事に成ります』

恐ろしい台詞を投げかけた笹川の自信に満ちた態度を見て、傍観者である孝昌

はテレビの画面の前で冷や汗を滴らせていた。

 

 

 

 

 

 

黒衣の若叔母 前編 END  多分来週に続きます。

 

 

 

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