画面の中では、相変わらず牧子が奇妙な器具に全裸のままで拘束されて、恥ず かしいM字開脚姿勢を強いられている。テレビの前に陣取った孝昌は、美しい 叔母を責める若者に嫉妬と羨望の入り交じった眼差しを向けて拳を固く握り締 めていた。 「いったい、何ものなんだ? この若さで、こんなにも女を責める事に長けて いるなんて… 」 憧れの美叔母を責めている隆俊の正体が分からぬ孝昌の苛立ちは募るばかりだ 。しかし、彼の当惑は無理も無い。今年首尾良く大学に滑り込んだと言っても 、それは2年間の浪人生活を経ての事であり、既に成人に達している孝昌でも 、まだ世間から見れば立派な若造に過ぎない。 だが、画面の中で支配者然と振るまい、驚くべき手腕で牧子から過去の恥ずか しい経験を暴き出しているのは、どう見ても彼よりも年上には思えない若者な のだ。上背こそ、おそらくは孝昌よりも大きいし、分厚い胸板を見れば画面の 中の若者がただ者では無い事は一目瞭然だ。本来であれば裸の女を見ただけで 、一物をいきり立たせて飛び掛かる様な年代に見える若者の余裕綽々な態度を 見て、彼は言い知れぬ不安に陥っていた。 「笹川… そう、笹川隆俊て、名前だよな? 」 最初に行われた自己紹介の場面を思い出して、彼はどう見ても自分よりも年下 であろう画面の中の大柄な若者の正体の詮索に心と奪われた。しかし、彼の邂 逅はそう長くは続かない。ビデオに記録された映像は孝昌の思惑など他所に、 どんどんと刺激的な光景を映し出して行く。 『そうですか? あなたがコウノ氏に嫁ぐ前に関係した異性は4人ですね? おお、ちょうどいい。今、この部屋にも撮影係りを買って出て下さったコウ ノ氏を除けば、ちょうど4人の男が控えています』 笹川は、まだ幼い雰囲気が残る顔に凄惨な笑みを浮かべる。彼は手にしたバイ ブをわざと乱暴に牧子の蜜壷から引き抜いた。 『あっ… あぁぁぁ… 』 次いで両方の乳首とクリトリスに繋げてあった電線も無造作に取り払った若者 は、M字開脚を強いられている美女の股間に手を延ばす。すると、ようやくビ デオの撮影に慣れて来たのであろうか? タイミングよく亡き叔父は、拘束さ れて他人の手により嬲りものにされている愛妻の股間をズームアップした。 これまで質問の合間に執拗にバイブで嬲られた淫肉の割れ目は無惨に徒花を咲 かせて、牡を誘う愛蜜を呆れるほど大量に溢れさせていた。また、電極のひと つを繋がれて感電責めに曝されたクリトリスは真っ赤に晴れ上がり、痛々しく ぴょっこりと頭をもたげている様に見える。 『さあ、皆さん、御覧下さい。コウノ氏の愛奴隷、マキコさんの発情したオ◯ ンコです。今夜はコウノ氏の御配慮から、皆さんに解放されますよ』 若者の悪意を感じる台詞を耳にして、画面の中では拘束された牧子はイヤイヤ と首を横に振って身じろぎしている。しかし、彼女がいくら拒絶してみたとこ ろで、全裸で奇妙な器具に皮のベルトで縛り付けられて股間を曝す事を強いら れているのだから、まったく逃げ場は存在しない。しかも、おそらくは唯一頼 るべき存在の夫に至っては、彼女の貞操の危機を憂慮いて救いの手を差し伸べ るどころか、愛する妻が他の獣達に貪られる姿を克明に記録する事に情熱を傾 けている始末なのだ。 鬼畜と化した夫に絶望しているのであろう、不自由な姿勢を強いられて、周囲 の男に剥き出しの股間を見つめられる恥辱の中でも、牧子は亡き叔父に助けを 求める様子は見せない。迫りくる陵辱の時におびえる美叔母を支配する若者は 、今度は指先をぐっしょりと濡れた蜜壷に浅く沈めて掻き混ぜる暴挙に至る。 『あっ… ひぃぃ… いやぁぁぁぁ… 』 周囲には夫を含めて数人の男達が控えていると言うのに、牧子の悲鳴には明ら かに発情した牝の媚びが感じられる。愛する夫の手により無惨な光景が録画さ れている中で、なんとか情けない声を張り上げる事だけは堪えようと頑張って みても、既にバイブを使われて蕩けさせられた女体には、笹川と名乗った若者 の指嬲りは巧み過ぎた。 『もっ… もう、ゆるして、おねがい、弄らないで… あっ… あひぃぃ… 』 『おやおや、指でそんなに発情するとは、やっぱりとんでもなく淫乱な奥さん なんですね。コウノ氏があなたを性欲発散の為の奴隷妻にしたのもわかりま すよ』 残酷な若者に台詞に、牧子は悲し気に目を伏せる。しかし、まるで彼女の心を 引き裂く様に、笹川の指嬲りは執拗さを増して行く。 『さてと、それではそろそろ、トップバッターに打席を譲りましょう。さあ、 竹田さん、忍冬の会で鍛えた技術の見せ所ですよ』 このまま笹川が陵辱に取りかかるであろうと予想していたから、傍観者である 孝昌は、すこしひょうし抜けした。しかし、画面の外で既に準備を整えていた のであろう、竹田と呼ばれた男がまっ裸で登場すると、そんな思惑が吹き飛ぶ 様な興奮で鼻息も荒く成る。 『それじゃ、一番槍を楽しませてもらうよ、隆俊さん』 おそらくずっと年下であろう若者にサン付けして頭を下げた竹田は、2〜3度 勃起した一物を自分の手で擦ると、奇妙な形の器具に縛り付けられた美叔母に のしかかって行く。 『あっ… だめ、やめて、いや… はぁぁぁぁぁ… 』 拘束された不自由な裸身を精一杯にうごめかせて、なんとか犯される事から逃 れようとする牧子であるが、それが儚く無駄な抵抗である事は明らかだ。哀れ な奴隷女は、いよいよ衆人の注目の中で蜜壷に夫以外の男の肉棒を沈められて 行く。 『いやぁぁぁ… やめて、やめてください、こんなの… あっ… あひぃぃぃ … 』 牧子の悲鳴が響くと同時に、ふいに画面が大きく揺れた。愛妻を犯される無惨 な姿に耐え切れなく成った亡き叔父が、目前の浪虐を遮る行為に及んだのか? と、一瞬は息を呑み画面に注目した孝昌であるが、彼の予想は裏切られた。 ビデオ画面が乱れた直後に、なんと牧子の秘所が男根によって割り裂かれる光 景がアップで映し出されたではないか! 男が被さった事で肝心な部分が見え なくなった叔父は、さらに無惨な姿を記録に残す為に、ただ単に己のポジショ ンを移しただけで、愛する妻を助ける様子は微塵も見せてはいなかった。 『ああ、いや、映さないで、こんなところを… 恥ずかしい… あぅぅぅ… 』 夫に手にするビデオカメラが、どんなに恥知らずな光景を克明に記録している か分かる牧子は、せめて悲鳴だけは漏らすまいと、懸命に奥歯を噛み縛る。し かし、いくら夫の目の前と言っても、こうして散々にバイブ&電撃責めを喰ら って性感を煽られ捲った後だけに、どうしても切な気な吐息が溢れてしまう。 異様な行為に昂る女体は、夫以外の男根であっても強烈な快美が押し寄せて来 て牧子を大いに苦しめる。また、夫が間近でビデオカメラを構えているのに、 眉裂からジュクジュクと愛液を溢れさせる愛妻の無惨な姿を記録しながら、亡 き叔父も興奮を隠せない様子が明らかだ。すると、カメラを構える叔父の反対 側から忍び寄った若者は、わざわざ顔を下げて彼女の股間を覗き込む。 『これはこれは、素晴らしい眺めですね。ちゃんと録画していますか? コウ ノさん。あなたの肉奴隷は、これから忍冬の会のメンバーみんなの美しい共 同便器に成り果てるんですよ』
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