その3

 

 

「もう、いい、美香、立って、それで後ろを向いてくれ」

「なによ、服を着たままで犯る気なの? ほんとに佑二ったらケダモノなんだ

 から」

悪態を吐きながらも美香は素直に立ち上がる、オレンジのワンピースの裾を両

手で手繰りあげた美少女は、スルスルと白のショーツを自分の手で降ろし脱ぎ

捨てた。

「ほら、犯りなさいよ! ケダモノ佑二」

愛しいサディストの要望に応じて、土蔵の秘密の地下室の白壁に手を付いた美

少女は、窮屈な姿勢で振り向き欲情の炎を燃やす瞳で佑二を見つめる。罵りの

言葉を口にはするが、積極的な振るまいからも彼女の激情の暴走具合は知れて

いた。おそらくそうだろうと当りを付けつつ、佑二は彼女の元に歩み寄りスカ

ートをまくりあげた。そして、まっ白な尻の双丘の狭間に掌を差し伸べる。

「あっ… 」

思った通り可憐な美少女の秘所は呆れる程の潤いを見せており、彼の指先が淫

裂の表面をなぞっただけで掌まで愛液が伝い落ちて来る始末だった。日頃の学

園生活では常にクラスの中心的なポジションにあり、多くの信奉者から一挙手

一投足を注目され賛美され、裏では密かに彼女の処女を守る会が発足している

美少女が、実家の土蔵の地下の秘密の小部屋で男に身を任せて、直接に触れら

れる愛撫を加えられる前にも関わらず股間をぐっしょりと濡らしているとは、

佑二以外のクラスメイトは夢にも思っていないだろう。

 

美香が処女である事を疑う事も無く、同じクラスばかりでは無く学年を横断し

て聖処女を守る事を目標とした闇の組織は、美香のボーイフレンドと成り彼女

の恋心をくすぐりそうな不逞の輩をピックアップして、その動向を監視する愚

挙に到ったとも聞く。もちろんクラスの中でも目立たず、根暗なオタク野郎と

認定された佑二には、聖処女を汚す可能性は皆無と見なされ、何の監視も干渉

も行われてはいない。本当の敵がクラスの中でノホホンとしている事も知らず

に、学園内では複数の勢力が美香の処女を守るべく神経戦や情報戦を繰り広げ

ているらしい。

(もう少し慎重に付き合わないと、恵里子さんの場合もそうだけれど、学園内

 の美香の処女を守る会の連中に、もしも真相がバレたら大騒動に成るからな

 ぁ… )

美少女の尻に差し向けた手を動かし、中指だけを泥濘と化した蜜壷に浅く埋め

てソフトなタッチでの愛撫を繰り返しながら、佑二は今後の事について悩みを

深めて行く。

「ねえ、佑二… もう… ねえったら! 」

爆発寸前の欲情を抱え込み焦れる女体を嘲笑うように、軽い刺激しか与えてく

れぬ恋人を恨めしそうに睨みながら、美香は両手を目の前の壁に付いたまま太

股を少し開いて尻を彼に向かって持ち上げる。学園の男子の九割九分九厘まで

が美少女と認める美香に、こんな媚態を見せつけられれば、ふつうの少年であ

ればとっくに白く柔らかな尻にしがみつき、性行為に及んでいるだろう。

しかし、美香ばかりでは無く、彼女の美しい従姉妹の舞子とも爛れた関係を続

けている佑二だからこそ、挿入したい気持ちをグッと堪えて、更に愛おしい奴

隷少女への指嬲に力を込めた。

「あっ… だめぇぇ… もう、マジ、ヤバイよぉぉ… 」

日頃は賛美者たちの輪の中で優美に微笑み、間違ってもお嬢様的は発言を踏み

外す事の無い美香だが、自分の弱点を知り尽くした若者の愛撫の前では深まる

脳乱を抑える事が出来ない。何度も背筋を電撃のような快美が駆け上がり、脳

髄の一番深い部分で炸裂する。中指1本でのソフトな愛撫にも関わらず、溢れ

出した愛液は筋を作り太股の内側を伝い落ちて、すでに膝にまで達しているの

だ。情けない喘ぎ声しか漏らさなくなった美少女の有り様に満足した佑二は、

ようやくマゾ的な嗜好を露にした愛する乙女の尻へと取り付く。

「ちょうだい… はやく、ねえ、ユウジ… 」

もう力が上手く入らないのか? 膝をガクガクと震わせながら美香は涙目で恋

人に訴える。この状態にまで持ち込めば、もう目の前の美少女は彼の思うがま

まだ。目の前の壁に手を付き、かろうじて身を支えている少女の尻を掴むと、

佑二は多少高さを調節して、右手で剛直を操り濡れた肉裂に先端を持って来た

。瞼を閉じて長い睫を震わせながら衝撃の瞬間を待ちわびる美香の期待を裏切

る事なく、少年は熱く滾る蜜壷へと己の雄根を突入させた。

「ひやぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」

指嬲りで十二分に潤っていた肉壷は無理無く愛おしい男の剛直を受け入れて行

く。焦らされた女体はようやく欲情を満たしてくれる雄物を呑み込むと、幾重

にも折り重なった肉の襞が、もう二度と失うまいと挿入された男根を押し包み

まとわり付く。

「だめ… イク… あぁぁぁぁぁ… 」

予期していた通りに愛する男の一物が根元まで突き刺さり、子宮を押し潰すよ

うな圧力を感じた瞬間に美香は今日最初の絶頂への階段を一目散に駆け上がっ

た。

「美香、まだ入れたばかりだぜ、もうイッちゃったの? 」

目の前に白壁に爪を立て震えの止まらぬ身体を持て余しながら、美香は虚ろな

瞳でコクリと頷く。尻を佑二に占拠されたままの美少女の肉体の爛熟ぶりは目

覚ましく、最近では最初の強烈な一撃だけでも安易にアクメに到達してしまう。

「ゴメン、でも、まだ平気だから… もっと、もっといじめて」

自分だけでは無くて、従姉妹の舞子が加わった3Pの時でも無類のタフさを見

せる佑二の絶倫さは骨身に滲みて分かっているから、最初の絶頂の余韻に魂を

飛ばす事も無く、美香はこれからの行為に思いを巡らせて気を引き締めた。

「わかったよ、美香」

マゾの血が沸騰したのか? すっかりと従順になった美少女の尻を捕まえたま

ま、佑二は再度、律動に取りかかる。

「ひっ… ひぃぃぃぃぃ… すごい、ユウジ、あっ… あひぃ… 」

一度軽く昇りつめてしまった女体は呆れるほど簡単に燃え上がってしまう。服

を身に付けたまま、ショーツだけを脱ぎ去り愛おしい支配者に尻を預けること

で得られる快感は峻烈であり、彼女の意識は何度もホワイトアウトを繰り返し

ていた。

 

目の前の光景が歪み滲んだ次の瞬間、眩い閃光が網膜を焼き付くし意識が漆黒

の闇に転げ落ちて行く。しかし、彼女は悶絶することすら許されない。これが

限界、これ以上の刺激はないと思い意識を刈り取られるのだが、そんな哀れな

美少女を現世に引き摺り戻すのは更に大きな快楽だった。霞んだハズの意識が

電撃的な快美で一気に覚醒を強いられると、後の彼女は悦楽環状の流れの中で

、ただ魂にまで快楽を彫り込まれる哀れな肉人形と化していた。

(よし、美香もノッてきたな! )

意識を途切れさせながらも、彼女は積極的に尻をうねらせ貪欲に快楽を貪り始

める。もう論理的な思考などぶっ飛び、蜜壷を踏み荒らす男根から生まれる狂

気の愉悦だけに支配された美香は、恥じらいなど忘れて淫汁を溢れさせた。愛

おしい少年の一物を口で愛撫した行為は、彼女自身も大いに昂らせている。そ

して、待ちかねた雄根の侵入により爆発的に燃え上がった欲情は、とても抑え

きれるものでは無く、彼女は桃源郷へ通じる昇り坂を一気に駆け上がった。

「だ… め… ゆうじ、ゆうじ、ゆうじぃぃぃ… 」

コントロール不能な欲情の暴走に嘖まれて、美香は背中を逆アーチ状に反らせ

ながら何度も痙攣を繰り返す。悶絶に到る直前の妖しくも峻烈な蜜壷の蠢動に

耐えかねて、佑二も彼女の中に精を迸らせた。

 

 

 

 


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