その8

 

 

 

 

「何が欲しいんだ? ああ? ちゃんと言わなきゃ、いつまでも指で悪戯するだけ

 だぜ」

勝利に酔いしれる良輝だが、まだ心の片隅には一抹の不安もあるので、痛いくらい

に勃起した股間を持て余しつつも、美女に屈服の言葉を迫る。しかし、彼の不安は

杞憂に終わった。

「おねがい、チ◯ポ、◯ンポをちょうだい。あなたの大きくて、ぶっといチ◯ポで

、このいやらしい穴を塞いでちょうだい」

指嬲りとクリトリス舐りですっかりと火照った身体をうねらせて、純子は淫らに哀

願する。彼女の目は狼藉に及ぶ男の股間に釘付けだ。顔を一度も上げずに若者の肉

棒を凝視したまま、純子は屈服の言葉を吐き出し続ける。

 

「欲しいの、その大きなチ◯ポ、ああ、ちょうだい、お願い、欲しい、欲しいのよ

 ぉ」

これだけの美女にこんな台詞を吐かれても冷静さを保っていられるほど、良輝の経

験は豊富では無い。万歳の姿勢でベッドに拘束された美女の細い腰を両手で保持し

た若者は、すでに泥濘状態と化している淫穴に己の怒張を押し当てると、相手の都

合など微塵も考える事なく一気に根元まで沈め込んだ。

「ひぃぃぃぃぃぃぃ」

両手をベッドの左右の支柱に手錠で拘束された不自由な姿勢にも関わらず、純子は

背中を大きく反らせて玉の汗の光る身体を何度も震わせた。そんな美女の反応に合

わせて、ようやく望みの肉棒を与えられた淫穴は蠢きながら女汁を吐き出し、サー

モンピンクの肉の襞が剛直にまとわり付く。

 

「ああ、すごい、いい、いいの… きゃぁぁぁ… 」

焦らされた末に淫穴の奥底まで一気に抉られる快感が、純子の腰を踊らせる。から

だの芯がドロドロに溶けて流れ出してしまいそうな錯覚の中で、彼女は何度も軽い

アクメに見まわせれて、半開きの唇からは止めどなく嬌声が漏れ続ける。一方、女

性経験が極めて乏しい若者だから、ペース配分もへったくれも無く牡の本能の趣く

がままにガンガンと腰を打ち付けた。

 

「だめぇぇ… もう、イク、いっちゃうよぉ… 」

「いいのか? 純子? なあ、いいのか? 」

「うん、最高、こんなの知らない、ああ、素敵、もう死んじゃう、あひぃぃ… 」

自分自身が堪え切れずに漏らす嬌声に更に煽られて、純子の腰のうねりもヒートア

ップするばかりだ。やがて二人の間の会話? が数秒間途切れ、若者の部屋の中に

は肉と肉を打ち付け合う淫らな音だけが小さく響いた。

「くぅ、もう、やばい、出すぜ、純子」

沈黙を破った若者の言葉に、美女は満足に返事も出来ずに何度も頷くばかりだ。

「きて… もう、あぁぁぁぁ… 」

苦しい息の合間から、かろうじて漏れた美女の台詞がとどめと成り、良輝はたまら

ず彼女の中に欲情を弾けさせた。

「ひぃぃぃぃぃぃ… 」

一際深く抉ぐり込んできた剛直から吹き出た子種汁で子宮を叩かれた純子は、何度

も身体を震わせた後に無我の境地へと転がり落ちて行った。

 

 

 

「休講かぁ… 」

大学校内に配置された旧式な掲示板を見上げた良輝は、この日の3限の流体力学の

授業が担当の準教授の都合の為に休みに成った事を知る。

(まあ、良かったと言えば良かったかな? )

3限目は純子と同じ講座だったから、彼女と顔を会わせる機会が少しだけ遠退いた

事に良輝はそっと安堵の溜息を漏らす。昨夜、なにか熱に浮かされた様な濃密な肉

の交わりを持った純子は、無我の境地に陥ったのちに完全に虚脱状態に陥っていた

。欲情を思うがままに吐き出した後に我に戻った若者は、彼女の両手の手錠を外す

と濡れタオルで、汗と精液と淫汁で汚れた純子の身体を拭き清めていた。

 

その間、まったく反応を示さぬ美女に劣情の残り火が刺激されなかったと言えば嘘

になるが、思わぬ展開から純子を凌辱に至った若者は体力的に限界を迎えていた為

、昨夜は彼女をベッドに残して大人しくリビングのソファに横になると、そのまま

心地よく眠りに落ちてしまった。

 

(惜しいことをしたかもなぁ? もう一度くらい頑張っておけばよかった)

今朝、目を覚ますとベッドに美女の姿は無く、彼は寝ぼけながら昨夜の乱痴気騒ぎ

が欲求不満の末の妄想では無かったかと疑った。しかし、寝室に濃密に漂う残り香

に加え、ベッドの横に落ちていた白のショーツが、昨夜の一連の行為が夢でも妄想

でも無かったことを証明してくれた。何も語る事なく姿を消した美女の思惑を測り

かねつつ、彼は真面目に大学にやって来ていた。

 

「お〜い、坂本、3限休講だぜ。麻雀の面子が足りないんだ、混ざってくれよ」

掲示板の前から立ち去ろうとする彼の事を目ざとく見つけた悪友のひとりが、次の

授業までの開き時間を利用して麻雀を誘って来た。昨晩の出来事を落ち着いてじっ

くりと考えて見たいと思っていたから良輝は断る為に悪友の方に顔を向けた。しか

し… 

 

「だめだめ、坂本クンには、4限目の授業の準備の手伝いを頼むから、麻雀はまた

の機会に誘ってあげてね」

彼の断りの言葉に前に、すぐそばから華やいだ返答がなされたから、振り向いた良

輝は驚き目を見張る。そこには当然とばかりに頷く純子の姿があった。

「なんだよ、坂本、最近付き合い悪いじゃんか! まあ、デートなら、しょうがな

 いな」

悪友の言葉に吃驚した良輝は、なにか否定する台詞を吐こうとしたが、何をか言葉

を発する前に右腕はしっかりと純子に捕まった。

 

「さあ、行きましょう、サカモトくん」

心の準備も無いまま、いきなり美女の奇襲を喰らった良輝は、苦笑いを浮かべて冷

やかす悪友達に複雑な愛想笑いで応じつつ、彼女に連れられて掲示板の前から姿を

消した。校舎に入ると同時に3限目の講議開始の合図のチャイムが響いたから、廊

下で歓談していた学生達は一斉に所定の教室に吸い込まれて行く。すっかりと静け

さを取り戻した校舎の階段を二人は4階まで黙々と昇って行った。

「なあ、4限目の授業の準備って何だよ? 俺、そんな事は聞いてないぜ」

無言の圧力に屈したのか? 4階の機材保管庫に入るやいなや良輝は目の前の美女

に問いかけた。

 

「あら、寄寓ね、私も4限目の授業の準備なんて知らないわよ」

扉を閉ざしたのちに後ろ手で、カチャリと音を立てて鍵を締めた純子は、日頃の講

議の場では絶対に見せる事の無い妖艶な笑みを浮かべて若者を見つめて来る。

「昨日の夜のことは、その… 今朝謝ろうと思ったのだけれど、君が… 」

「あら、謝るなんて興醒めよ。だってアレは私が心から望んで及んだ行為だもの」

窓際に歩み寄り、まっ昼間にも関わらずカーテンを降ろしながら純子の告白が続く。

 

 

 

 


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