その4

 

 

 

「あの週末にひどく酔って僕の部屋に強引に転がり込んだ課長は、改めて部屋で

 飲み直している最中に僕の最新型のDVDカメラを見つけたんです。酔っぱら

 って、その… 最初に、えっと、最初に一回した後に、課長は『大人の女の魅

 力を見せてやるから、お前はそのDVDカメラで記録しろ』と、おっしゃって

 、その後… 」

「その後、どうしたのさ? 」

険しい瞳で見つめる女上司の圧力に耐えかねた加藤は、目を伏せ小さな声で告白

する。

「そのあと、その… 課長はオナニーをやって見せてくれました」

「オナニーって、まさか、そんな… 」

そこまで喋った咲和子の脳裏に、コンパクトはDVDのカメラを構えた若い部下

の目の前で大股開きに成り自慰に耽った記憶が断片的ながら鮮やかに蘇った。

 

(そう、私、やったわよね、オナニー… きゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!)

恥知らずな記憶が一部戻った事で言葉を失い赤面した女上司に向かって、加藤は

更に追い討ちを掛けた。

「その後で… 」

「まだ何か続きがあったっけ? 」

ここまでの展開でも十分に打ちのめされた咲和子だが、事態は彼女が思っていた

以上に深刻化している。

「こんどは、課長が上に乗られて、その所謂、女性上位と言う形に成って、僕は

 下からその… ハメ撮りを命令されたんです」

 

不誠実な不倫相手と別れを告げて欲求不満が溜っていた上に、ここ数年は無かっ

た大きな契約を成立させて舞い上り酔っぱらい、遂には部下と恥知らずな桃色遊

戯に耽った事を知らされた咲和子はしばし途方に暮れた。

「それで、あの、ハメ撮りの最中に課長が『お前の子種汁は全部私のものだ、こ

 れから毎週末に性欲処理をしてやるから、他の女には手を出すな! オナニー

 も禁止だぞ』って、命令されました」

自慰の撮影に関しては微かな記憶が回復したが、ハメ撮りと性欲処理宣言に関し

ては憶えの無い咲和子は怪訝な顔を見せた。

 

「そんな事を本当に私が自分で言ったの? どうにも信じられないわ」

グラスに残ったビールを飲み干すと、彼女はまじましと若い部下の顔を見つめる

。しかし、俯き加減の若者の面持ちには虚偽の欠片も見当たらない。

「わかったわ、これからお前の部屋に行きましょう。証拠と言うDVDを見せて

 ちょうだい」

性欲処理宣言に関しては信じていないが、オナニー姿の撮影に関しては若干の心

当たりがある事から、咲和子は素早く決断する。たとえ自慰映像だけでも、部下

の部屋にそんなDVDが転がっているのは由々しき問題だ。事実を確認する為に

部屋に押し掛け、もしも本当にそんなDVDディスクが存在したならば有無も言

わさず回収する決意を固めた。少し焦り気味にバーの支払いを済ませた後に、彼

女は部下をタクシーに押し込み目的の部屋へと急いだ。

 

 

「こちらです、どうぞお座り下さい。今、コーヒーを… 」

「そんなのはいいから、はやく証拠のDVDって言うのを見せなさい」

先週と同じ様に若い部下の部屋に押し掛けた咲和子は、まだ加藤の言葉が信じ切

れずに不愉快な顔をしていた。男の一人暮らしにしては小綺麗ではあるが、女っ

けは微塵も感じられぬマンションのリビングのソファに陣取った美女は、辺をぐ

るりと見回すと小さく溜息を漏らす。

(まったく、なんて軽はずみなことを… 欲求不満って、恐いわ)

朝日の中で眠り込んだままの加藤を放り出して、あわてて身支度を整えた先週の

破廉恥な行動を思い出しながら、今回はリビングのソファに腰掛けた咲和子は険

しい表情のまま、DVDのデッキを操作している若者を睨んでいた。

「えっと、それじゃ、始めます」

先週末にベッドを共にした時とは明らかに雰囲気が異なる女上司に怯えてか? 

加藤はあたふたとしながらDVDプレーヤーを操った。

 

「えっ、なに? これ… 」

咲和子が絶句するのも無理はない。明るく成ったテレビの画面にいきなり映し出

されたのは、情交の痕跡を色濃く残す女性器のアップなのだ。溢れた体液のせい

で恥毛は肌にへばりつき、その下の秘所を隠すのには何の役にも立ってはいない

。濃いサーモンピンクの陰唇は熟れた柘榴の実が弾けたように大きく開き、裂け

目の下側からは明らかに愛液とは異なる牡の吐き出した子種汁が泡立ちながら逆

流しているのだ。被写体の女は子種汁を注がれたばかりの女陰を隠す気配をまる

で見せず、カメラの前で恥知らずに御開帳したままだった。

 

『これって、ちゃんと撮れているのか? カトウ。2月の仕事の時みたいにドジ

 踏むんじゃないぞ。これが、大人の女の魅力って奴なんだからな』

スピーカーから流れ出す明瞭な台詞の声を聞いて、咲和子は強烈な目眩に襲われ

た。

(やばい、マジで私だ)

『ほら、見てみなよ。アンタの子種の汁が溢れて漏れてきやがった。まったく仕

 事は半人前なのに、精液だけは元気いっぱいなケダモノめ。安全日だから中出

 しさせてやったけれども、おまえの子種で孕むなんてまっぴらだ。こんどから

 はちゃんとコンドームを用意しておけ。それじゃ、始めるぞ。しっかり撮れよ』

 

画面の中の自分が大股開きのままで指を股間に這わせる光景を、咲和子は放心状

態で瞳を見開き見つめるばかりだ。自分の痴態に呆れる美女の傍らでは加藤が居

心地悪そうに控えている。やがて酔っぱらった淫乱女の自慰ショーが幕を開けた

。情交痕も生々しい女裂に指を差し伸べた先週の咲和子は、人さし指と中指で逆

Vを作り若い部下の子種汁をたっぷりと含んだ秘裂をくつろげた。

 

『ど〜だ、お前のザーメンだぞ。こんなにいっぱい注ぎ込みやがって。いったい

 何時から禁欲しているのさ。もっとも彼女なんかいないのだろうし、アンタの

 給料じゃ気軽に風俗通いってわけにも行かないよね。と、なれば寂しく右手が

 恋人だろう? サワコ様のオマンコにたっぷりと吐き出させてやっただけ感謝

 しろよな』

 

口汚く罵りながら画面の中の淫乱女は、こんどは2本の指を濡れた蜜壷にズブズ

ブと埋め込んで行く。

『あっ、あふぅぅ… 』

大股開きで股間を慰める咲和子の裸身が何度か小さく痙攣した。

『撮れている? ちゃんと撮れているんだろうな? 来週の週末までは、このD

 VDがお前のオナニーのオカズになるんだから、ちゃんと撮っておけよ。でも

 、マスをかいても射精はするなよ。いいな、命令だからな、あふぅ… 』

 

 

 


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