その5

 

 

 

 

理屈の通らぬ無茶苦茶な台詞を吐き出しながら、咲和子の自分による指嬲りは続

いて行く。その台詞から推察して、すでに1度は若者と情を交わした直後のオナ

ニーだろうから、熟れた美女の脳乱の深さも想像が付く。久しぶりに男汁をたっ

ぷりと注がれたであろう身体の火照りは鎮まるどころか燃え上がるばかりだ。官

能の焔に身を焦がす美女は、自分を追い込む事になると知りつつ、荒々しく女陰

をかき回して更に強烈な刺激を堪能していた。

 

『あうぅ、いいよ、お前のチ◯ポなんかより、自分で慰める方が、ずっといい… 』

折り重なる濡れた肉の薄襞を邪険に扱い指を抜き差ししながら、女上司は部下へ

の罵倒を止めない。小さく泡立つ子種汁の残滓に加えて、官能の昂りの証明であ

る彼女自身の愛液が絶えること無く溢れ出す女陰は淫媚であり、撮影者の加藤は

2本の白く長い指が沈み込む咲和子の秘穴を執拗にアップで撮り続けていた。

 

『あっ、あくぅぅぅ… 』

切羽詰まった声が響いたのを合図に、加藤は美女の女性器のズームアップを中断す

る。やや引き気味に切り替わった画面には全裸の咲和子がベッドの上で豊かなバス

トを捏ね上げながら身悶える光景が露と成る。股間を嬲る右手の動きもピッチが上

がり、皺のよったシーツの上では汗に塗れた裸身が淫らな踊りを繰り広げて行く。

『いい、いいわぁ… 気持ちいい、お前とのセックスなんかより、100倍もいい

 … あっ、あぁぁ… 』

撮影者を挑発するのが目的の自慰だから、咲和子の行為はエスカレートするばかり

だ。女陰に差し伸べられた2本の指は根元まで蜜壷に埋め込まれ、グチョグチョと

嫌らしい音を立てて掻き混ぜていた。

 

『女にここまでやらせておいて、お前はまだカメラなんか抱えているの? 馬鹿じ

 ゃない? 』

欲情に濡れた瞳の美女は、不意に表情を引き締めるとカメラを睨み付けた。

『仕事もグズだけれど、女に対してもへっぴり腰の駄目男ね。ほら、チ◯ポをそん

 な風におっ勃てているくせに、自分からは犯ることも出来ない意気地なし。デカ

 いチン◯ンは飾りなの?』

すると、いきなり画面が大きく揺れて咲和子の裸身が見切れた。次いでレンズの半

分以上がシーツで塞がれたことで、この時の加藤がまんまと美女の挑発に乗り撮影

を放棄してカメラをベッドに放り出した事が窺い知れる。

 

『ほら、きて、ここよ、はやく、お前のチ◯ポを、ぶち込んで』

『ちがうわ、もう少し、下、もっと、下よ。はやく、焦らしちゃ駄目、ほら、もう

 、ドジ… あっ、そこよぉぉぉ… きゃぁぁぁぁぁ』

『すごい、大きい、ああ、仕事も出来ない馬鹿のくせに、チン◯ンだけが、こんな

 に大きいなんて反則よ。だめぇぇ… そんなに激しくされたら、すぐにイッちゃ

 う。ああ、悔しい、加藤なんかにイカされるなんて… あっ… あひぃぃ… 』

撮影者の手でカメラがベッドの上に放り出された事から画像は見る事は出来ないが

、不鮮明な動画が大きく揺れることからも行為の荒々しさが伝わるし、高性能のマ

イクが拾う咲和子の恥知らずな嬌声からも、彼女が若い部下との性行為で積極的な

役割を担ったことは十分に証明された。

 

 

 


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