その7

 

 

 

(えっと、どうすればいいんだ。何処に入れたらいいのかな? )

薄笑みを浮かべて眺める人妻の前で、これ以上恥ずかしい思いを重ねたくない少年は

、本能の趣くままに股間の強張りを前へと進めた。しかし… 

「くぅぅ… 」

角度がマズにせいもあり、我慢汁を滴らせる亀頭は、美人妻の濡れた淫裂の上を滑る

ばかりで挿入には到らない。

(あれ、えっと、ここかな? )

腰を動かして侵入角度を改めてみたが、結果は最初と一緒で亀頭は虚しく美人妻の濡

れた秘裂の上を滑りそれた。

 

(おかしいな、何処だろう? 何処に入れたら上手くゆくんだ? )

戸惑う童貞少年は、なんども挿入にトライするが興奮と困惑がごっちゃにり、焦りが

募るばかりだ。何度も敏感な亀頭を淫裂の表面に擦り付ける刺激のせいで、早くも良

文は暴発の危機に怯える始末だった。そんな少年の困惑を、経験抱負な若妻は面白そ

うに眺めている。

(うふふ、可愛い、でも、これ以上意地悪したら、入れる前に噴いちゃうかしら? 

 それじゃ可哀想かな? )

深い戸惑いの淵で途方に暮れる少年を微笑みながら見ていた若妻は、少しだけ身を起

こすと良文のいきり勃つ一物に手を延ばす。

 

「ここよ、わかるでしょう? そのまま、そう、前に、あっ… あぁぁぁ」

何度も挿入を試みては失敗していた少年の暴走は、人妻の女体にも新鮮な刺激を与え

ていたので、誘導に従い侵入を許すと真弓子も欲情も急激に燃え上がる。一方、よう

やくに思いを遂げて憧れの美人妻の蜜壷にもぐり込んだ良文は、余りにも甘美な肉の

締め付けを味わい、その気持ちよさに危うくひと擦りもしないうちに暴発しそうに成

り、堪える為に身動きをピタリと止めた。

 

(やばい、やばい、マジでやばい、我慢だ、俺! 我慢だぁぁぁぁ… )

少しでも動かせば、即暴発の危機を強く感じた少年は、若妻の蜜壷に一物を根元まで

押し込んだままで、じっと耐えていた。すると、組み伏している真弓子が、潤んだ瞳

で彼を見つめる。

「ふぅぅ… いけない子ね、焦らすの? 童貞なくせに生意気ね、なんてエッチな子

 なのかしら」

射精を恐れて固まった良文の行動を誤解した美人妻は、下から艶かしく腰をうねらせ

る。ほんの少しの休息だったが、かろうじて暴発の危機を脱した少年も憧れの美人妻

にあわせて腰を前後に揺らし始めた。

 

「ああ、そうよ、焦らしたらイヤ、あっ、あぁぁ、気持ちいい」

生まれて始めて女性を貫いたことで興奮が頂点に到り酷く荒れた呼吸を何とか整えな

がら、少年は迫りくる欲情の奔流に耐えつつ腰を振る。

(なんて気持ちがイイんだ、これがセックスなんだな)

何かの拍子でいきなり爆ぜる事の無いように神経を使いながら、良文の腰の前後運動

は節度を持って続けられた。クラスの友人達に一歩先んじて童貞を憧れの美人妻に捧

げた感慨を噛み締める間も無く、彼は容赦なく迫りくる愉悦の波状攻撃に悩まされな

がら、なんとか崩壊を食い止めていた。

 

(気持ちが良すぎて、頭がヘンになりそうだ。この前のフェラチオも天国だったけれ

 ど、やっぱりセックスが最高だ)

なにか他の事を考えていないと、アッと言うまに昇り詰めてしまいそうなので、良文

は愉悦の奔流から身を躱す為に他愛も無い事に思いを巡らせた。しかし、律動に合わ

せて蜜壷から溢れた愛液が泡を作って押し出されてくる時のクチュクチュと言う淫ら

な音に耳を刺激されては、ついさっきまで童貞だった少年はたまらない。我慢の限界

と見ると、奥歯を力一杯噛み締めながら腰を止めて何とか危機を脱する。欲情の旋風

が吹き荒れた後に、意志の力を総動員して均衡を保つ事に成功すると、再びゆっくり

と律動を再開する少年の下で、美しい若妻も我を忘れた様に艶っぽい嬌声を漏らし続

けていた。

 

「ああ、素敵、こんなにイイなんて、おもわなかった。もう溺れちゃいそう」

憧れの美人妻にこんな台詞を吐かれたら、もう少年はたまらない。

「真弓子さん、僕… もう… 」

「いいわよ、来て、このままでかまわないから、あっ… あぁぁぁ… 」

許可を与えられるやいなや、良文は猛然とラストスパートに取りかかる。上手くリズ

ムを合わせて尻をうねらせる美人妻の中に、少年は遂に思いを込めて精を解き放った。

「きゃぁぁぁぁぁ… 」

蜜壷に若者の熱い樹液の迸りを感じた真弓子も、ほんのひと呼吸遅れて絶頂への階段

を駆け上がった。

 

 

 

「なあ、串本、ちょっと顔かしてくれ」

放課後と成り教室で帰宅する為に準備していた良文を、ガラの悪いクラスメイトが呼

び止めた。

(なんだろう? )

心当たりは無いが別に断る理由も無かったので、少年は級友と共に校舎を出て裏庭に

向かった。

「なにか用かい? 和田くん」

周囲に人気の無い場所で、良文は話し掛ける。彼よりも頭ひとつ分は背が高いクラス

メイトは振り返ると、やや困惑した表情を見せた。

 

「お前、ウチの弟を脅かした憶えがあるか? 」

彼の台詞を聞いて、良文はここに呼び出された理由を理解した。

(なるほどね、和田健二クンに、和田卓也クンか、まさかあの苛めっ子の小学生の兄

 が、僕のクラスメイトだったとは… これはややこしい事に成るかも知れない)

奇妙な偶然に驚く良文を、大柄な級友が睨み付けた。

「どうなんだよ、串本? 」

「ああ、確かに君の弟を呼び止めて脅かしたのは僕だ」

 

誤魔化したところで仕方ないので、良文は真実を苛めっ子の兄に告げた。教育のレベ

ルが高い小・中・高校の一貫教育が売り物のの私学と言っても中にがごく稀に不良生

徒が紛れ込む。制服のブレザーをわざわざ着乱して、学校指定以外の鞄を持って登校

する程度のたかが知れた不良なのだが、目の前の和田卓也も、そんな不良の中のひと

りだった。

(さて、話が通じる奴かな? それとも問答無用で弟の敵討ちに及ぶかも知れない)

一発くらいは殴られる覚悟を決めた良文を、険しい顔で不良少年が睨み付ける。

「なぜだ? なんで、お前みたいな奴が、よりによって小学生のウチの弟を脅かした

 んだ? 」

 

 

 

 


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