その14

 

 

 

「いらっしゃい、まっていたわ2人共」

余計な挨拶など不要とばかりに、シャワーを済ませバスローブ姿の美貌の若妻は、

満面の笑みで2人の性的下僕を自室に迎え入れた。それが恒例化しているので、2

人は一旦リビングに落ち着く様な無駄を省き若妻に誘われるがまま寝室へと向かっ

た。

「あの、真弓子さん、ちょっとお願いがあります」

「あら、なに? 改まってなんなの? ヨシフミくん」

遮光カーテンで窓が閉ざされているので、まっ昼間でも薄喰らい寝室に足を踏み入

れた良文は、人妻に気付かれぬ様に相棒を目配せした後で良からぬ企みを実行に移

した。

 

「今日は、その… 軽い拘束プレイを楽しみませんか? 」

「拘束って、なによ? まさかロープか何かで縛り上げるつもりなの? 痛いのは

 イヤよ」

やや口調は固いが、瞳に好奇心の光りが宿った人妻の反応を見て、良文は成功を半

ば確信した。

「いえ、そんなに本格的なプレイじゃ無くて、このタオルで真弓子さんの両手を縛

 るだけの、お遊びなんですが」

通学に使っているスポーツバックから、ピンク色のタイルを取り出した良文は、こ

こが肝心だと思い、一旦、言葉を切って若妻の様子を窺う。

 

「いや、もしも駄目なら、それはそれでイイんです。でも、もしも興味があるなら

 、一度遊んでみませんか? 和田くんも、面白そうだって言っていますし… 」

ここまで無言を貫いて来た不良少年も邪心を隠して強張った笑みを浮かべながら頷

いている。

「そうねぇ、ソフトSMか… 興味が無いわけじゃ無いけれども」

真弓子は小僧達が無邪気な遊びを提案して来た事を呆れた様子で、焦らすように2

人を交互に睨んだ。しかし、その底にある良文の邪悪な計画の存在を疑う様子は見

当たらない。

「まあ、1度くらいならば遊んでみてもいいかな? で、どうすればいいの? 」

 

「えっと、まず裸になってもらって、それからベッドの頭の部分の柵に通したタオ

 ルで両手を縛ってもらいます」

新しいお遊びに興味を引かれたのか、真弓子は少年の指示に従いバスローブを脱ぎ

捨てると全裸でダブルベッドに仰向けに横たわる。既にここに到る前に、自分の家

で何度もシュミレーションを重ねていた良文は、手早く年上の美しい愛人の両手を

縛り上げて、ベッドの柵の頭の部分に固定する。

「いやん、なんだか、恥ずかしい」

万歳をする恰好でベッドに拘束された美しい人妻は、牝の媚びを滲ませながら2人

の年下の愛人を潤んだ瞳で交互に見つめる。しかし、これがちょっとしたお遊びで

ある事を疑わぬ若妻には、まだまだ余裕が感じられた。

 

「恥ずかしいですか、それならば、その恥ずかしさを柔らげてあげましょう」

「えっ? なに? なんなの? あら… 」

あらかじめ用意していたアイマスクを取り出した良文は、彼女に抵抗する間も与え

ずに美貌の若妻の視界を奪い去る。一連の行為を滞り無く正確に行った優等生の手

際の良さを見て、まだこの計画に一抹の不安を抱いていた卓也も、ようやく覚悟を

決めた。同じ年の作戦参謀から目配せをうけた不良少年は、視界を遮られて状況の

分からぬ美人妻の胸元にむしゃぶり付き、赤ん坊の様に乳首を吸い上げた。

 

「あん、だれ? ねえ、どっちなの? ヨシフミくん? タクヤくん? そんなに

 強く吸ったら駄目、あん… もう」

先鋒の奮闘に遅れを取るわけには行かぬとばかりに、良文も両手の自由を奪った美

人妻の下腹部ににじりより、興奮の兆しを生々しく見せる女陰に顔を埋めた。

「きゃぁぁぁぁぁ… あん、だめぇ、見えないのよ。そんなにされたら、恐いぃぃ」

アイマスクのせいで視界を奪われた事から、いつもよりも刺激に敏感になった女体

をうねらせて、真弓子が嬌声をベッドルームに響かせる。しかし、その声色には、

まだお遊びを楽しむ余裕が感じられた。

 

(このまま、このまま突っ走るんだ! )

指先でわざとクリトリスを乱暴に探り当てて、そのまま力を込めて捻りながら、良文

は淫汁の滲み出る肉唇に吸い付くと、舌先を尖らせて性急に舐り回す。一刻の経過を

惜しむような忙しい愛撫に面喰らったのか、両手の自由を無くした美女は大袈裟に裸

身をくねらせた。

「あん、どうしたの? そんなに急がないで、時間はたっぷり… あっ、あぁぁぁぁ

 … だめぇぇ、クリちゃんを摘んだら、きゃぁぁぁぁぁ… 」

膣口から溢れる愛液の濃さが増す事に気を良くした良文は、もがく美人妻の太股を力

を込めてつかまえると、鼻先を使ってクリトリスを擦ちながら、舌を根元まで蜜壷に

差し入れる。溢れ滴る淫汁と自分の唾液のせいで口のまわりばかりは鼻の頭までヌラ

ヌラと濡らした少年は、野望達成を目指して淫らな舌使いに没頭する。

 

「あっ、だめぇぇぇぇ、そんなに虐めないでぇ… あぅ… はぁぁぁ… 」

主導権を2人の少年に譲り渡した美貌の若妻は万歳の姿勢を強いられたまま、美しい

女体をくねらせる。豊かな二つの胸の膨らみは卓也が占領して揉みほぐし、股間に陣

取る良文は彼女との性行為で学んできた舌捌きを余す所なく披露している。この2人

のバランスの取れた性急な愛撫の前に、両手の自由を奪われたままの真弓子は抗う術

が無かった。

「ああん、もう悪い子たち… そんなにされたら、イッちゃうぅぅ… 」

手放しに成った美貌の若妻の悲鳴を聞いて頃合よしと見た良文は顔をあげると、その

まま一旦身を引いた。彼の舌使いにより、すでに人妻の股間はぐっしょりと濡れてい

る。

 

若妻の胸元の玩弄に集中していた卓也が振り返ると、人妻凌辱作戦の立案者の優等生

は決意を込めて一つ大きく頷いた。ぐったりとした美しい人妻の股に身を進めた良文

は、いきり勃つ一物をいつもよりも乱暴に蜜壷に挿入させた。

「ひっ… ひぃぃぃぃ… 」

拘束された上で2人掛りで執拗に愛撫されていた女体は、すでに何度も小さなアクメ

を迎えていたが、欲望の中心地に対する痛撃は格別と見えて、若妻は甘美な悲鳴を寝

室に響かせながら汗のうっすらと浮いた裸身をくねらせた。

 

(ここからだ、ここからが肝心なんだ)

ふつうであれば蜜壷が馴染むまではゆるゆると緩慢な動きで様子を見る良文だったが

、目の前の拘束した若妻を凌辱するのが今日の目的なので、真弓子の都合等は考える

事も無く、挿入した途端に全力で腰を前後に激しく揺さぶった。

「ひぃぃぃぃ… どうしたの、そんなに、あっ、あぁぁぁぁぁ… だめぇ、まって、

 そんなに急に… きゃぁぁぁぁ… 」

いつもはしっかりと握っている主導権を2人の年下の愛人に奪わた美女は、思いもよ

らぬ急襲に驚き両手を拘束された不自由な姿勢で裸身を震わせる。蜜壷への良文の性

急すぎる突き上げに加えて、ここぞとばかりに胸元も卓也が集中して刺激が齎らすか

ら、美貌の若妻の脳乱は深まるばかりだ。

 

 

 


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