(えっ! これって、まさか… ) 瞳だけ義理の父親の部屋と廊下を遮る襖に向けた佐和子は、その場で立ち止まった まま聞き耳を立てた。 「あっ… いけません、御隠居さま、そんな… あふぅぅ… 」 こんどは空耳などでは無く、たしかに声が聞こえた事を確かめた佐和子は、聞き覚 えのある嬌声が妙に気に掛かった。 (えっと… この声は、たしか… そうだ、真利江さんだ! )
隣家の美しい奥様の顔が思い浮かんだから、佐和子は慌てて襖を睨む。間中真利江 は今年三十路と成る隣家の美しい人妻だった。たしか彼女の夫は婿養子で余り印象 に残らぬ男で街の役場に勤めていると聞いた記憶がある。2つ年上の真利江は地元 出身であり、隣家で生まれ育った事から佐和子の夫の武彦とも幼馴染で、彼女が夫 と結婚後に初めて真利江の事を紹介された時には、その落ち着きのある美しさに驚 き、幼馴染の武彦と親しげに話す姿を見て多少の嫉妬すら覚えていた。
その真利江のただならぬ様子の声を聞いた佐和子は好奇心を抑え切れずに廊下に跪 くと、中を覗く為にほんの少しだけ襖を開けてみた。注意深く僅かに開けた襖の中 の光景は佐和子を絶句させるのに十分な破壊力を秘めていた。奥の間に敷かれた布 団の上に横たわった全裸の真利江の股ぐらに、舅の武市が顔を埋めているではない か! 日頃は優雅で落ち着いた風情を見せる隣家の人妻が、髪を解れさせてイヤイ ヤと首を左右に振るのも構わずに、武市は彼女の股間に顔を埋めてジュルジュルと 淫猥な音を立てながら舌を使っての愛撫に専念している。
興奮の為に赤く染まった真利江の裸身は美しく、舅からの狼藉に太股や腰、それに 胸までも震わせるものの、けして武市の邪魔はしていない。それどころか、ともす れば閉じてしまいそうに成る両脚に手を差し伸べて、大股開きの体勢を保持してい るのは誰あろう真利江自身なのだ。
(まさか、義父さまとマリエさんが… どぇぇぇぇぇぇぇ! ) 結婚当初には、美しい幼馴染と余りにも親しげに接する夫の武彦と真利江の仲を勘 繰った事もあったが、まさか舅の武市が不倫の相手だったとは、3ヶ月の同居生活 を過ごして来ても佐和子には分からなかった。呆気に取られて舅と隣家の人妻の不 倫現場を覗く佐和子の目の前で、武市が美貌の人妻の股間から離れて顔を持ち上げ た。
「相変わらず甘露な蜜だよ、真利江。これで寿命が10年は伸びると言うものだ」 「そんなこと、おっしゃらないで、恥ずかしいです」 耳を疑う様な会話だが、その内容から二人の関係が昨日今日に始まったことでは無 いと推察が出来た。 「さて、それじゃ、こんどは儂の事を楽しませてもらおうか」 「はい、わかりました」 羞恥から頬を赤く染めた人妻が起き上がると、いれかわりに武市が布団の上にごろり と横に成った。
(うわ、なに、あれ… 大きい… ) 舅の股間に隆々といきり勃つ男根の大きさに、佐和子は声を失った。夫の武彦のサイ ズに不満があるわけでは無いが、こうして義理の父親の巨根を目の当たりにすると、 なぜ息子に遺伝してくれなかったのか? などと佐和子は見当違いな怨み事を胸に抱 く。その巨根に魅入られたのは佐和子ばかりでは無く、愛人の真利江もまるで眩しい 物を見るように目を細めて唇を半開きにして見つめていた。
「おしゃぶりしますね、御隠居様」 「おう、たのむよ、真利江」 欲情に瞳を潤ませた人妻は、まちかねたように顔を武市の股間に伏せると手に余りそ うな巨根の先端をいきなりパクリとくわえこむ。唇を使って青筋の浮かぶ雄根の胴を 甘く締め付けたかと思えば、7割ほどまで呑み込んで舌を絡めて唾液を擦り付ける人 妻の口での愛技を受ける舅は、余裕の表情で股間に取り付く真利江の髪の毛を撫でて いた。
「うまくなったな、まあ、お前も儂の魔羅をしゃぶって、かれこれ10年にも成るか ら、上達するのも当然だ」 義理の父親の台詞に様子を影から窺っていた佐和子は仰天した。 (10年! たしか真利江さんが旦那さんと結婚したのは7年前って聞いているから 、ええぇぇぇぇぇ! 義父さまと真利江さんの関係って、結婚前からだったの? ) 二人の醸し出す淫媚な雰囲気から、この不倫が最近始まったことでは無いだろうとい う予測は付いたが、まさか隣家の人妻が独身の時代から舅と肉の交わりがあったとは … 佐和子は意外な展開に目が廻りそうな気分を味わう。
「あん、そんなこと… 御隠居様に仕込まれたからですわ」 潤んだ瞳で愛おしげに舅を見つめた真利江は、すぐに顔を伏せて再び巨根に唇を寄せ る。女の佐和子が聞いても色っぽい喘ぎ声を漏らしながら、舅の雄物に取り付く人妻 は、なんの躊躇いも無く肉棒を口に含むと美しい顔をせわしなく上下に動かす。する とDカップの豊かなバストも人妻の動きに合わせてたわわに揺れ動いた。
(すごい、真利江さん、あんなことを… ) 結婚当初には夫である武彦と真利江の仲を疑った佐和子だったが、この光景を目の当 たりにした今では、そんな疑念は吹っ飛んでいた。 「もう、我慢できません、御隠居様、どうか、これを真利江に… 下さいませ」 自分の唾液でヌルヌルに成った巨根に指を絡めてしごきながら、隣家の人妻はとんで もない台詞を口にする。
「欲しいのかい? 真利江? 」 「ええ、欲しい、昨日電話をいただいてから、真利江はずっと御隠居様の魔羅の事を 考えていました。昨晩、主人に抱かれた時にも、真利江は御隠居さまの事しか頭に 無かったのです。いつもの様に主人はすぐに果ててしまい、真利江は背中を向けて 寝息を漏らす夫の横で、御隠居様の大魔羅を思いながらオナニーして火照りを鎮め たのです」 いつもは涼しげな笑顔を浮かべて挨拶してくれる隣家の人妻の赤裸々な言葉を聞いて 、佐和子は頬を赤らめた。
(すごい、真利江さんたら、あんな事まで口にしてお義父さまにおねだりするなんて… ) 淫猥な熱気の隠る舅の部屋の覗く佐和子の前で、出歯亀の存在に気付かぬ真利江は牝 の狂いを曝け出す。 「儂もこの年だから、激しい睦言はしんどいよ。欲しければ、跨がっておいで」 ごろりと横になった義父の股間は天昇の勢いを衰えさせてはいない。 「ああ、はずかしい… また、真利江に恥じをかかせるつもりなのですね? 」 しかし詰る言葉とは裏腹に、美貌の人妻は物憂げに身を起こすと武市の言葉に従い彼を 跨いだ。
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