その10

 

 

 

「ほら、ぐずぐずしていると湯冷めするぞ。さあ、清めてくれ、佐和子」

「わかりました」

回れ右して浴室を飛び出す選択も出来たが、佐和子は舅の股間に魅入られるように吸

い寄せられて、武市の前に跪く。

「ほれ、ここじゃ、ここ」

最後の逡巡を見せる息子の嫁の手を取った老人は、まだ勢いの無い一物を握らせた。

(ああ、これが… 昨日も私をあんなに哭かせたのね、そしてたぶん今夜も… )

舅の股間に手を導かれた佐和子は、命令されたわけでも無いのに半萎えの男根を擦り

はじめた。

 

(ふとい、ああ、どんどんと固く、それに大きく成ってゆく。まったくもう、こんな

 に大きかったかしら? )

ここ数日に渡り、自分を貫き続けて来た剛直を手にした佐和子は、鋼を思わせる硬度

を取り戻しつつある肉棒のせいで自分の牝の本能がどうしようも無く疼く事に困惑す

る。これまで海外に出張中の夫の持ち物に不満を持った事は無かった。

 

しかし、親子のくせに息子を大きく上回る雄大な男根に恵まれた舅と、心ならずも関

係を持ってしまった佐和子は、つい舅と夫の一物の違いを比べて、心の底で小さく溜

息を漏らしている。

「なあ、佐和子。儂のイチモツも中々なもんじゃろう? 武彦と比べて、どうじゃ? 

 彼奴のと、どっちがお前の好みなんじゃ? 」

まさに夫と舅の持ち物を心の中で罪悪感を持ちながら比較していた佐和子は、頬を赤

く染めてイヤイヤと首を左右に振った。

 

「そんなこと、知りません… 」

心の中を読まれたような舅の問い掛けに対して佐和子は答える事が出来ない。

「まあ、いいわい、いずれ白状させてやる。さあ、口を使って清めるんじゃ」

完全に勢いを取り戻した怒張を心持ち前に突き出した老人は目を細めて、跪く息子の

嫁に命令した。

(しゃ… しゃぶれと言うの… ああ、どうしよう… )

 

舅の股間にいきり勃つ雄根を目の前にして、佐和子は途方に暮れた。夫が日本に戻っ

て来た時には、どうしてもとせがまれた時にだけ、嫌々ながらに夫婦の閨で一物を口

にした事はある。だからフェラチオと言う愛技の存在は知っているが、まさか舅が明

るい風呂場で口での奉仕を望んで来るとは思わなかった。

 

しかし佐和子の蜜壷の疼きは、彼女に口での愛撫を拒ませない。相変わらず野卑な笑

みを浮かべて見下す舅の前で頭を下げるのは癪だが、快楽を貪欲に欲する牝の性に後

押しされて、彼女はついに手にした剛直に唇を寄せてキスをした。唇に触れた亀頭の

固い感触が彼女を急激に昂らせて行く。一度キスしてしまえば、あとはもうなし崩し

だ。右手で雄根の根元を掴み固定した佐和子は、舌をつかって舅の巨根の先端を執拗

に舐め回す。

 

昨晩、この巨大な肉棒に責め嘖まれ気絶するまで突き上げられた記憶が脳裏にまざま

ざと蘇る中で、佐和子は何もかも忘れて舅への奉仕に没頭する。以前、銀行の待ち時

間に手にした女性誌のハウトー・セックス物の記事の内容を思い出して、青筋の浮か

ぶ竿ばかりでは無く、その下に垂れ下がるだらしの無い皺袋にまで舌を這わせて舐り

回す佐和子の愛撫を武市はたいそう悦んだ。

 

「おうおう、たいしたものじゃ、どこで、そんなフェラを憶えた? まあ、朴念仁の

 武彦とは思えんから、武彦と結婚前に付き合った男じゃな? 」

雑誌の袋とじ記事から得た知識だと言っても、おそらく舅は信用すまい。それに、今

はグダグダと言い訳するには頭に血が上り過ぎている佐和子は、武市の失礼な言い種

を聞き流して大きく唇を開くと手にした巨根をくわえ込む。すこし苦しいが抑え切れ

ない激情に駆られた彼女は、なるべく咽から力を抜いて舅の巨根を根元近くまで呑み

込んだのだ。

 

(ああ、おおきい、こんなに大きくて息が出来ない… でも、気持ちいい)

反発する気持ちもあるが、いざ舅の前に立ち彼の巨根を目にすると憤りが霧散して、

あとから牝の本能が沸き上る。強い男の子種を欲する女の本性に支配された佐和子は

、相手が夫の父親である事も忘れて、ついフェラチオに没頭していた。湯舟の脇とい

うこともあり、熱の隠った風呂場だから佐和子の額や首筋には玉の汗が浮かんでくる

が、滴り落ちる汗など気にもとめずに彼女は顔を前後に揺らして口での奉仕を続けて

行く。

 

「よ〜し、上出来じゃ、これからは風呂に入るたびに佐和子に洗ってもらう事にしよ

 う。無論、倅が戻っている時は別じゃから安心せい」

何時の間にかフェラチオに熱中していた佐和子は、不意に舅に頭を掴まれて股間から

引き剥がされると、つい恨みがましい目で武市を睨んでしまう。

「ほら、そんな目をしていないで、床に四つん這いになるんじゃ」

ここに到れば、もう佐和子に拒む気持ちは微塵も無い。脳裏にチラつく夫の笑顔を無

理矢理に脇に押し退けて、彼女は舅の命令にしたがい洗い場に這いつくばる。

 

「おうおう、綺麗な尻だ、シミひとつ見当たらん。眼福じゃのう」

夫とは比べ物に成らぬ巨根に対する口での愛撫の結果、我慢出来ぬほどに疼く女陰を

持て余した佐和子は、舅が若い男とちがってガツガツと彼女の尻を抱え込まぬ事に苛

立ちすら感じている。悔しいが舅の巨根の持つ魔力に魅入られた佐和子は、言葉でね

だるのが憚られるので、武市を誘うように白い尻をうねらせる。

 

「これこれ、はしたない。そんなにガッつくな、まったく、こうやって武彦の事も誘

 惑しておると思うと妬けてくるぞ」

戯事をほざきながら武市は目の前でうねる尻を平手でピシャピシャと軽く叩く。自分

がどんなに浅ましい行為に及んでいるか自覚のある佐和子だが、舅へのフェラチオで

火が付いた歪んだ情感は彼女から慎み深さを奪い去っている。

「ほれ、入れて欲しくば、もっと尻を高く持ち上げろ」

もしも夫婦の閨の床で夫にこんな暴言を吐かれたら大喧嘩に成るところだが、舅の巨

根に魅入られた佐和子は、四つん這いに成ったままで素直に上体を伏せて、舅の命じ

た通りに尻を持ち上げて見せた。

 

「そうそう、それで、案配がいい。それじゃ、お待ちかねのモノをくれてやろう。存

 分に味わえよ、佐和子」

焦らすのにも飽きたのか、武市は息子の嫁の尻を捕まえると十分な硬度を保つ雄根の

先端を濡れた女陰に押し付けた。

「あっ… あひぃぃぃぃぃぃぃ… 」

待ちかねた巨根に蜜壷を大きく押し広げられる感触が佐和子を喘ぎ呻かせる。すでに

昂りきった女陰はぐっしょり濡れて滑りも文句ないのだが、それでも長期海外出張中

の夫とは比べ物に成らぬスケールの剛直は、めりめりと音を立てるように苦しげに埋

め込まれて行く。

 

「くぅぅぅ… お義父さま、そんなに強くしないで… きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」

無理矢理と言うほどでは無いが、かなり強引に巨根を根元近くまで押し入れられた佐

和子は、目の前に小さな火花が破裂を繰り返す中で、ゼイゼイと息を荒げて早くも舅

に容赦を乞う。しかし、そんな哀れな息子の嫁の混乱など斟酌しない老人は、すぐに

年を感じさせぬ強烈な律動に取りかかった。

 

 

 


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