その11

 

 

 

「ひっ… ひぃぃぃぃぃ… 」

十分に滑っていると言っても、普通を大きく上回るサイズの巨根が出入りを重ねれば

、膣壁を削ぎ落とされそうな感覚に溺れて、佐和子の悲鳴も手放しだ。浴室と言う場

所柄、よく響く息子の嫁の嬌声を楽しむ武市の律動には容赦が無い。表面的には素直

に自分の言葉にしたがう様に成った彼女を今まで以上に追い詰めて、完全に篭絡する

事を目論む老人は、ここが正念場だと言う断固たる決意を持って息子の嫁の尻を抱え

ていた。

 

「くくくくく… それにしても、佐和子の観音様も良い案配に練れてきたものじゃ。

 ほれ、儂の魔羅をくわえ込んで、うれしそうにキュっと絞めてくるぞ」

「いやぁぁ、そんな事、おっしゃらないで、はずかしい… あっ、おくに、大きすぎ

 て奥まで、とどいちゃう… あひぃぃぃ… 」

これがただの浮気であれば、佐和子の心もこうは崩れる事は無かっただろう。しかし

、彼女を何度も咽び哭かせる巨根の持ち主は、愛おしい夫の実の父親なのだ。弱味を

握られた上で強姦同様に犯された、あの夜から、彼女は義理の父親とのセックスに溺

れて自ら進んで股を開く淫乱な女に変わってしまった。

 

こうして舅に尻を捧げてこの世の物とは思えぬ強烈な快美に接すると、彼女はもう何

も考える事が出来なくなり、ただ夫の父親のまえで牝の狂いを見せるばかりだった。

「ほら! 自分ばかり楽をしないで、お前ももっと動かんか! 手間の掛かるだらし

 のない嫁じゃわい」

なんとも勝手な舅の言い種だが、佐和子は反発する事も無く素直に四つん這いのまま

尻をのの字に動かし始める。

 

「そうそう、その調子じゃ。もっと年寄りを労らんか」

無礼な武市の台詞も、もう佐和子の耳には届かない。否、とどいていたとしても彼女

は理解できない所にまで追い詰められていた。蜜壷を蹂躙する巨根から生まれる快感

は、何度繰り替えして味わっても、けして慣れる事は無く佐和子を瞬く間に追い上げ

て行く。凄まじい快美の奔流は、自らも尻をうねらせて刺激を増やす事で加速度的に

勢いを増して、佐和子の理性も思慮も踏みつぶしている。

「あぁぁぁ… お義父さま、もう、ゆるして、佐和子は… あっ… あぁぁぁぁぁ… 」

 

夫に申し訳ないと言う気持ちと、こんな鬼畜な舅と自分を二人だけにして海外に旅立

った夫への憤りが錯綜する中で、佐和子の口からは情けなく艶っぽい悲鳴が漏れ溢れ

ている。

「そんなに気持ちいいのか? なあ、佐和子」

洗い場の床に牝犬の姿勢で這いつくばり尻を捧げる息子の嫁を激しく責めながら、武

市は意地の悪そうな笑みを浮かべた。

「いい… いいですぅぅ… ああ、お義父さまぁ、佐和子は、このままじゃ、頭がヘ

 ンになってしまいますぅぅぅ… あひぃぃぃぃ… 」

 

ここ数日で急速に熟れた女体と言っても、まだまだ佐和子の身体は舅の巨根に馴染ん

だとは言い難く、爛れた蜜壷に出入りを繰り返す剛直から生まれる身も心も蕩かす快

美に翻弄されて、もう彼女は脳乱一歩手前まで追いやられていた。

「そうか、そんなにいいか? なあ、それならば、武彦とのまぐわいと、どっちがい

 い?」

いきなり無神経にダブーへと踏み込む舅の質問に、佐和子は思わず息を呑み顔を強張

らせた。だが彼女の答えをコントロールするように、ここぞとばかりに強烈な突き上

げを繰り返す舅の企みを打ち砕くだけの気力は、もう彼女には残っていなかった。せ

めてもの抵抗を見せる為に質問には答えず、佐和子は力無く首を左右にふるばかりだ。

 

「ほれ? どうなんじゃ? どっちがいい? 儂か? それとも武彦か? 」

「あふぅ… 言えません、そんなこと… あっ… だめ、そんな奥まで… きゃぁぁ

 ぁぁぁぁぁぁ… 」

意地の悪い質問への応答を拒否した佐和子に対して、満面の笑みを浮かべながら武彦

は力強い突き上げを繰り返した。凄まじい快美の爆発が目前に迫り、佐和子の嬌声も

手放しになった次の瞬間、武市は腰を振るのを止めると同時に肉棒をぎりぎりまで引

き抜き止める暴挙に及んだ。

 

「いやぁぁぁ、なんで、もう少しなのに… ああ、どうして? こんなの酷い… お

 ねがい、お義父さま、おねがいぃぃぃぃ… 」

まさかの舅の仕打ちに打ちのめされて、佐和子は尻をうねらせ絶叫した。

「埒をあけて欲しくば、さあ、答えろ佐和子、儂か? それとも武彦か? どっちが

 お前を悦ばせてくれる男なんじゃ? 」

もう一息、あと一歩のところでお預けを喰らった佐和子に、もう理性は欠片も残って

はいない。

「あああ、そんな、言えません、そんなこと」

「そうか、しれならば仕方ない。言う事を聞かないお前に用は無い。あとは真利江と

 でも楽しむ事にするかのう」

亀頭だけを蜜壷の入り口に沈めたまま膣壁を焦らすように抉じる舅の底意地の悪い責

めに屈して、ついに佐和子は言ってはならぬ台詞を口走る。

 

「お義父さまですぅぅ… 主人よりも、お義父さまのオチン◯ンが、気持ちいいです

 ぅぅぅぅぅ… 」

発狂寸前に追い込まれた焦らし責めに屈した佐和子は、頬を涙で濡らしながら禁断の

言葉を口にしてしまった。心の中で何か大切な物が折れたが、狂おしいほどに発情し

た彼女はそれが何なのか分からない。そして深く考える間も与えられずに、舅が巨根

を再び蜜壷にグッと沈めてきたのだ。

「ひっ… あぁぁ、いく、いきます、いくぅぅぅぅぅぅ… 」

背筋を伝って駆け上がった電撃的な快美は脳髄にまで達して佐和子を呻かせた。いき

なり愉悦の頂点にまで跳ね上がった女体は何度も大きく痙攣を繰り返す。

 

「くぅぅぅ… この淫売め、なんと言う絞まりじゃ! こりゃ、いかん」

絶頂への階段を駆け上がって法悦境に到った息子の嫁の蜜壷の、甘く厳しい締め付け

に耐えかねて、武市もついに彼女の中に白濁汁を噴き上げた。

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」

子宮口をこじ開けて殺到する子種汁の感触を触媒にして、快美の炎を燃え上がらせた

佐和子は、大きく仰け反り裸身を何度も震わせたのちに力尽きてがっくりと洗い場に

倒れ込んでしまった。

 

 

 

 


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