その13

 

 

 

彼女が在宅しているにも関わらず、舅が愛人である隣家の人妻を呼び出した理由を佐

和子は明確に推察していた。すでに舅から二人目の愛人扱いされている佐和子に、も

とからの愛人の真利江との行為を覗かせる事が目的なのはわかっている。そんな老人

の下卑た目論みに乗せられる事を拒み、彼女は真利江が奥座敷きに消えても、しばら

くはリビングに留まり己を落ち着かせる為にハーブティを入れて咽を潤していた。

 

しかし、そんな努力はけして長くは続かない。奥の座敷きで繰り広げられるであろう

舅と真利江の狂態を想像すると、ここ数日で急速に熟れて来た女体は痛切に火照り、

考えまいとすればするほど舅の寝起きする部屋での淫猥な光景が頭の中に描き出され

て来る。

 

「はぁ、もう駄目! 我慢なんて無駄ね」

舅の思惑にまんまと乗せられる悔しさはあるが、こうしてリビングで奥に消えた隣家

の人妻と舅の愛欲に塗れた交わりの事を想像して悶々と過ごすことは佐和子にとって

耐え切れぬ苦痛と化していた。リビングを出て足音を忍ばせて長い廊下を歩み舅の部

屋の襖の前に辿り着いた佐和子は、手慣れた仕種で襖を少しだけ開いて中の様子を窺

った。

 

(まあ… もう、あんな事を… )

事が佐和子に露見した事を知って、いつもよりも大胆な気持ちに成ったのであろうか

? 布団の上で仁王立ちになった武市の股間に顔を埋めた真利江は赤いルージュが印

象的な唇を舅の一物に擦り付けて、情熱的なキスを繰り返していた。啄むようなくち

づけの合間には舌を使って亀頭を丹念の舐り、はやくもしみ出す先走りの汁をうれし

そうに啜る真利江の仕種はいたって自然で、彼女が舅の愛人として過ごして来た長い

年月が感じられるから、ようやく最近、舅の女に成ったばかりの佐和子の心に何とも

言えぬ不満が漣の様に押し寄せた。

 

(なによ、あんなに馴れ馴れしくしゃぶって… まったく、図々しい人)

自分も夫を持つ身でありながら、その夫の実の父親の股間の顔を埋めてフェラチオに

勤しむ隣家の人妻の違和感の無い行為が佐和子を苛立たせる。そんな彼女に見せつけ

るように真利江は時折悩ましい溜息を漏らしながら、手にした野太い剛直をしゃぶり

、青筋の浮き出た胴を愛おしげに舐め回す。頬に掛かった長い髪を掻き上げながら舅

の股間を口で愛撫する真利江の落ち着きに満ちた色香は、同性である佐和子でさえド

キリとするものが感じられる。

 

さすがに長年、絶倫な舅の愛人を務めて来ただけのことはあり、真利江の口での愛撫

は巧妙で、舌を長く出してわざわざ淫猥な音を立てながらペロペロと亀頭を舐り回し

たかと思えば、こんどは舌の先を尖らせて大きく張りでたカリの裏溝を突き捲る。さ

らに彼女の舌での奉仕は亀頭だけに留まらず、右手で巨根をひょいと持ち上げると、

竿の裏筋を伝い降りて、そのまま垂れ下がった二つの皺袋にまで達するのだ。左右の

睾丸袋を交互に口で含み舐る間も、右手で剛直を擦る手を休めぬ真利江のフェラチオ

の妙技に佐和子は同じ人妻ながら圧倒されている。

 

自分も夫との閨の床で望まれれば口での愛撫に及ぶこともあるし、舅からも強いられ

る行為だが、目の前で繰り出される真利江の淫猥なフェラチオを見せつけられると、

己の技術の未熟さを痛感するばかりだ。悔しい思いを噛み締める佐和子の目の前で、

まるで彼女が覗いているのを知っているかの様に真利江は濃密なフェラチオを繰り返

す。邪魔になる髪の毛を何度も掻き上げながら、瞳を閉じてうっとりとした表情を浮

かべる隣家の人妻は、手にした舅の剛直に嬉しそうに舌を這わせて唾液を擦り付けて

行く。舅に強引に迫られて身を許す前には、ただ呆れて眺めるばかりだったが、こう

して二人目の愛人扱いされるように成った今では理不尽と知りつつ対抗意識が芽生え

ていた。

 

「御隠居さま、もう… 真利江は、おねがいです」

「これが欲しいのか? なあ、そうじゃろう? 」

舅の問い掛けに対して真利江は瞳を潤ませながら頷くと、再び唇を肉棒に寄せて赤黒

い亀頭をぱっくりと含んで見せた。

「ふぅん、あふ… うん、うむぅぅぅ… 」

悩ましい鼻息と共に、あの巨根を一気に根元近くまでくわえ込んだ真利江は唾液を使

い、わざとジュルジュルと音を立てて啜り上げて行く。剥げ掛かった真っ赤なルージ

ュが印象的な唇の端から、唾液が糸を引いて滴り落ちるのも構わずに、真利江は恥知

らずな口での愛撫を繰り返す。

 

(あんなこと、するんだ… それにしてもお義父さまのだらしない顔! まったく、

 私だってあれぐらい… )

知らず知らずの内に真利江に奇妙な対抗心を燃やすように成った佐和子は、憮然とし

た顔で出歯亀行為を続けた。

「よし、もういいぞ、ほら、牝犬の様に這いつくばれ、真利江」

舅の言葉に嬉しそうに頷いた隣家の人妻は、頬を羞恥と興奮で赤く染めながら舅に背

を向けると、白く円やかな尻を高々と掲げて揺すって見せる。

 

「下さい、御隠居さま、どうかふしだらで股の緩い淫乱女に、お情けを、お情けをく

 ださいませ。真利江のオマ◯コは御隠居様の精液便器です、いつでもどこでも御隠

 居様の望まれる場所で御奉仕します」

最初は武市に強要されて嫌々ながら口にしていた奴隷口上であったが、長い月日を過

ごすにつれて、この言葉が心の底から素直に吐ける様になると、恥ずかしい口上を述

べただけで真利江は自分の牝の本性が痺れて女陰が濡れる様になっていた。

 

そんな隣家の人妻の奴隷っぷりを眺めている佐和子を意識してか? 舅はすぐには素

直な奴隷女に押し入る事も無く指を使って肉欲に溺れる哀れな人妻の肉花弁をまさぐ

りはじめた。

「あっ… 御隠居さま、うれしい… もっと、もっと、真利江を… きゃぁぁぁ… 」

淫ら開花し濡れた肉唇の中に無造作に中指と人さし指を差し入れた武市は、なんの容

赦もなく乱暴に掻き混ぜ始めた。女盛りと成り爛熟の時を迎えている人妻の蜜壷は苦

もなく2本の指を呑み込み、見ている佐和子を呆れさせる程に愛液を噴き出し垂れ流

している。

 

赤く充血した二枚の肉の襞が左右に大きく捲り返り、ピンク色の濡れた肉穴の中に押

し込まれた指の動きに煽られて、真利江は情け無い声を漏らしながら淫猥な尻振りダ

ンスを繰り返す。自分に対する時よりも、もっと情けも容赦も無い舅の責めに圧倒さ

れた佐和子は、もう室内の淫らな行為から目が離せない。

「ごっ… 御隠居さまぁぁぁ、もう、真利江は… ひっ… お願いします、お情けを

 、お情けぇぇぇぇぇ… 」

「ふっ… よかろう、欲しいならば、もっと尻を持ち上げんか! 」

舅の意地悪な言葉に反発する様子も無く、真利江はぐっと尻を持ち上げる。

 

「そんなに欲しいのか? あん? どうなんだ、真利江? 」

この期に及んで舅は巨根の先端で、ぐっしょりと濡れた隣家の人妻の淫裂の上をなぞ

りながら焦らすから、覗き見ている佐和子ですら切なさで胸が締め付けられた。

「はやく… いれてぇぇぇ… おねがいします、御隠居さま、もう、真利江は、おね

 がい、お情けを下さいませぇぇ… 」

ここまで追い上げられているのに、まだ焦らす舅の手管に舌を捲く佐和子だが、当事

者の真利江はたまらない。舅の巨根の味を知り尽くしている愛人は恥じらいを捨て去

り尻をうねらせて牝の媚びを見せつける。

「よかろう、それならばくれてやる、存分に味わうとよい」

剛直の先端が濡れた女陰の中に沈んで行くと、這いつくばっていた真利江は大きく仰

け反り天に向かって嬌声を張り上げる。

 

 

 

 


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