その6

 

 

 

「こんどは俺がサービスするよ」

精一杯に強がって引き攣った笑い顔を見せた若者は、彼女を壁に押し付けたままで身

を屈めて片膝を床に付いた。シャワーで濡れた恥毛がべっとりと下腹部に張り付く光

景を目の当たりにしながら、彼はお返しとばかりに麻美の股間の顔を押し付ける。

「きゃぁぁぁぁ… 」

若者の意図を察した美女は股の力を緩めるから、彼の舌先は目論み通りに肉裂に辿り

着く。素直な麻美の反応に気を良くして、良治は入念に愛液の滲む秘裂を舐めてやる。

 

「はぁぁ… きもちいい… すてきよ、もっと、舐めて… こんなふうに嬲ってもら

 うのは大好きなの。あなたのぶっといチ◯ポで犯ってもらえる事を思うと、いやら

 しいお汁が止まらないわ。私は心からセックスが好きな女、固くて大きなチ◯ポで

 犯ってくれるなら、どこでも股を開いて歓迎するわ。ああ、いい… もっと、舐め

 て… きゃぁぁぁぁぁぁぁ… 感じる、ああ、クリトリスがもう、痺れっぱなしよ

 … あふぅぅぅ… 」

これまで終始攻勢だった麻美は、いったん受け身に成ると極めて脆い。若者の舌で秘

裂を舐られる快感に何度も腰が砕けかかるが、その都度良治は腕力にモノを言わせて

彼女を立ち直らせている。

 

「もうたまらないわ… ああ、いいの、いいのよ、これ… 最高、あふぅぅ、あなた

 も相当なスケベね、女のぐしょ濡れのマ◯コを舐め回すなんて、好色な奴、でも私

 、スケベな男は大好きよ、だから、あっ… あぁぁぁ… 楽しいわ、あんたみたい

 な下品な野郎と会えて幸せよ。あふぅ… ねえ、美味しい? 私のお汁は甘いかし

 ら? あなたのザーメンはとっても美味しいでしょうね」

背中をバスルームの壁に押し付けられたままで舌嬲りを喰らった美女は濡れた裸身を

何度もぶるぶると震わせて恥知らずな台詞を並べ立てる。

 

牝の淫臭が強まる美女の股間に鼻面を押し付けた若者は舌を使って肉襞をかき分ける

と、滑る女陰を音を立てて舐り回す。さらに、発情して小さく勃起した敏感な肉芽を

見つけると重点的に責めて行く。

「あぁぁぁ… すごいえああ、そこ、感じるぅぅぅぅ… きゃぁぁぁぁ… すけべ、

 あふぅ… もう何だか、頭がヘンに成りそうだわ。オマ◯コのことしか考えられな

 い。こんな風に舐められたのは始めてだわ。本当にしつこい男ね。でも、それがい

 いの… あっ… だめ、噛まないで、クリちゃんを噛んだら… あひぃぃ… いや

 、いやぁぁ… 」

 

太股をプルプルと震わせて、立っているのがやっとの状況に陥りながらも、麻美は股

を開き、さらに土手を前に突き出して若者の舌責めを堪能している。いまにも昇りつ

めてしまいそうな所にまで追いやられてはいるが、この甘美な愛撫を中断させるのが

惜しいと思った美女は、崖っぷちで暗黒の谷底を垣間見ながらも、自制心を総動員し

てようやく堪えていた。

 

(よし、どうやら、このラウンドは俺がとったな。それならば… )

たっぷりと彼女を舌を使って責めておいて、もうこれ以上は持たない所まで追い詰め

たと確信した良治は、満足げに笑みを浮かべて立ち上がる。

「さあ、後ろを向いて両手を壁に付いてケツをこっちに突き出すんだ、マミ」

若者の狙いを正確に理解した美女は、どんな男でも奮い立たせる様な淫蕩な笑みを浮

かべて頷く。

 

「ここで犯る気なの? 」

「ああ、そのつもりだけれども… いやなのかい? 」

すでに臨戦体制を整えた若者の股間をチラっと眺めてから、麻美は嬉しそうに微笑む。

「いいえ、望むとろこよ。さあ、犯って、今夜一晩は私はあなたの性欲処理の為の玩具

 になってあげるわ。あなたが望むならば、何処でも股を開くし、どんな恥知らずな事

 でも断らない。だから、私をもっと満足させてちょうだいね」

一旦、目の前のたくましい若者にしっかりと抱き着いて、頬に触れる程度のキスをした

美女は、シャワーの飛沫から少し外れた場所で振り返り、命令に従い壁に両手を付くと

まろやかな尻を後ろに突き出して良治を挑発する。

 

「いいだろう、アンタの腰が抜けて立てなく成るまで楽しませてもらうさ」

取りかえしたはずの主導権が再び麻美の方に傾いて行く事に多少の焦りを感じた若者は

、目の前で揺れる美女の白い尻を捕まえると、わざと乱暴に剛直を押し付けて、立った

まま一気に奥まで貫いて見せる。

「あっ… あぁぁぁぁぁぁぁ… いきなり、そんなに深くにまで入れるなんて… にく

 らしい奴! あふぅぅ… でも、これ、ああ、最高… あっ… あぁぁぁ… 奥に当

 たるわ、こんなに深くまで突かれるのは初めてよ。なんて立派なオチン◯ンなの、も

 う、溺れてしまいそうだわ… はぁぁぁぁぁ… このオチ◯チンが私を狂わせるの…

 きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」

 

覚悟をきめる間も与えられぬままに、後ろからいきなり巨根で貫かれた美女は、最初の

一撃で軽く昇りつめている。直前まで若者の執拗な舌嬲りを喰らっていたことから、す

でに女体はドロドロに蕩けて爛れている。心地よいがその反面、焦れったさもあった舌

での愛撫で疼きを増した女陰に対して打ち込まれた強烈な楔は、彼女の期待を大きく上

回る快美を齎してくれている。これまでに経験の無い大きさの男根は、濡れた蜜壷を目

一杯に広げながら最深部まで到達して、そこで止まる事なく更に子宮を押し上げて来た。

 

まだるっこしさもあった舌での愛撫で結果的に焦らされていた躯への、雄物の突入は彼

女に混乱に陥れている。濡れた風呂の壁にガリガリと爪を立て引っ掻いている事も、今

の麻美に自覚は無い。何かにすがりついていなければ、とんでも無い高みに吹き飛ばさ

れてしまうのではないか? との疑念を持ちながら、彼女は未体験の快感に大いに酔い

痴れる。すでに一度、ベッドで味わってはいる男根だが、こうしてバスルームで多少逆

上せながら、しかも立ったままで後ろから貫かれる刺激的なセックスは、清潔なシーツ

の上での交わりとは違った趣があり彼女を楽しませていた。

 

もうすっかりと麻美の躯は彼の雄大な一物に馴染み、猛々しく出入りを繰り返す長大な

肉棒から生まれる快美に痺れきっていた。愛液の滑りを利用して粘膜を擦りたてる巨根

の魔力に魅入られた美女は、バスルームに恥知らずな嬌声をまき散らして身悶えする。

「あぁぁぁぁぁぁぁ… 中で、擦れて、気持ちがいいわ。こんなに奥までつっ突かれる

 のは本当に初めて。だから、セックスはやめられない。あふぅぅぅ… これが、いい

 の… この感じが、すごく素敵… なんだか、このまま死んじゃいそう… 」

 

互いの顔を見つめ会い愛を交わすセックスも魅力的だが、こうして後ろ向きに成り、た

だ躯を貪り喰らわれる様な野性的な営みにも、たまらない悦びを感じている麻美は、若

さに任せてガンガンと突き上げてくる雄根をしっかりとうけとめて迎え撃っている。さ

らに淫らな牝の性なのか? これだけ長大な一物に突き上げを喰らいながらも、さらに

奥まで導き入れようとばかりに、良治の律動のリズムに合わせて彼女は尻を突き出す始

末だ。

 

これほどに美しい女に、こんなにも淫らに振る舞われてしまえば若者が猛るのも無理は

無い。なにしろ何処までも指が食い込むのでは無いかと思わせる柔らかなヒップの中心

には、己の青筋の浮き出たグロテスクな肉棒が出入りを繰り返しているのだ。少し視線

を落とせば彼女の蜜壷を抉り、すぐ後に内臓をかき出す様に姿を現す雄物が、明らかに

流れ落ちるシャワーのお湯とは違う粘液でべっとりと濡れているのが目の当たりに成る

。彼女の肉穴を塞ぐ自分の剛直を見下ろして、良治は目眩がする程の歓喜に包まれて懸

命に腰を打ち付けて行く。

 

 

 

 


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