その7

 

 

 

「はぁぁ… いいわよ、最高、あなたって、ほんとうに良い男、いえ、良い牡だ。こ

 んなに大きなオチン◯ンで私を楽しませてくれるなんて… 好きになっちゃいそう

 だわ。こんなに奥まで無理矢理に押し込まれてガンガン突くかれたら、どんな女で

 も狂うでしょうね。みんな、大きくて固いオチン◯ンのせいよ、このオチ◯チンが

 、私を恥知らずな淫売に堕とすよ。でも、堕ちるのって、すてきぃぃぃぃぃぃ…

 あぁぁぁぁぁぁ… 」

 

バスルームの壁をガリガリと耳障りな音を立てて爪先で掻き毟りながら、麻美は濡れ

た裸身を小刻みに震わせ始める。ここが潮時と感じた若者は、さらにやわからな美女

の尻に指先を食い込ませて、渾身の力を込めて腰を振り立てる。

「きゃぁぁぁ… がめ、だめだめ、そんなにしたら、イッちゃう! ああ、奥が、マ

 ◯コの奥が、よすぎるぅぅぅぅぅ… あひぃぃぃぃぃぃ… 」

風呂場で立ったまま、しかも後ろから貫かれた麻美は、ついに絶頂への階段を駆け上

がる。

 

「あひぃぃぃぃぃぃ… 」

狂った様に尻を振り立てた美女が、不意に動きを止めたかと思うと、そのままガック

リと頭を垂れてしまうから、昇りつめた麻美の蜜壷に、彼も存分に精を吐き出した。

「あぁぁぁ… 入って来ているぅぅ… ザーメンが、中に、どくどくと… きもち、

 いい… ひゃぁぁぁぁぁぁ… 」

良治の射精を感じた美女は、シャワーの飛沫に打たれながら、ついには絶頂に達して

しまった。

 

 

 

 

「なあ、麻美さん。名字は何んて言うんだよ? 」

陣取ったファミレスでランチを食べ終えた良治は、サービスのコーヒーを飲みながら

、昨日の夜に肌を合わせた美女に問いかけた。

「えっ… 別にいいでしょう? 名字なんてさ。私はマミ、そして君はヨシハル。そ

 れだけ知っていれば弊害なんて無いじゃない」

たっぷりとカロリーを消費した後だから麻美の食欲も旺盛だ。何しろシャワールーム

での破廉恥なセックスの後で、彼女に強請られるままに二人は更に2度もお互いを貪

り合い肉弾戦を終えていた。明け方近くまで互いの躯を貪り合った二人は、昼過ぎま

でダブルベッドで昏々と眠り込み、ラブホテルに余計な延長料金を支払う始末だった

。もっとも意外な事に一夜の宿とした愛欲の館の料金は麻美がさっさと払っている。

 

「いいの、いいのよ、楽しませてもらったお礼よ」

財布を出した良治を押し退けて彼女は支払いを済ませてしまった。

「そのかわりに、朝御飯… いえ、もうお昼かしら? を、奢ってちょうだいね」

ラブホテルを出てすぐに麻美から成された提案を、若者は嬉しそうに承諾する。良治

にしてみても、この奔放な美女と一夜限りで別れるのは、ひどく後ろ髪を引かれる思

いが強い。だから、どこか小洒落た店で優雅にランチでもと思ったが、そんな良治の

思惑を無視して彼女が選んだのは、日本中どこにでもあるファミリーレストランだっ

た。

 

「もう少しマシな店にしないかい? 」

躊躇する若者を彼女は強引に店内に連れ込む。

「いいのよ。腹拵えならファミレスが一番! もう、お腹ペコペコ」

ランチタイムサービスが終わる数分前に飛び込んだ事から、店の中は閑散としている

。二人は案内された席に付き、昨夜の激闘で消費されたエネルギーを補う為に日替わ

りランチを胃袋へと納めて行った。ようやく腹が満ちた良治は、彼女の名字すら知ら

ない事に気付き問いかけてみたものの、あっさりと躱されてしまっている。

 

「ねえ、私って淫乱だと思わない? ヨシハル? 」

少し遅れてサービスランチを平らげた美女は、紅茶で咽を潤すと、悪戯っ子の様な無

邪気さでとんでも無い事を口にする。幸い昼食時間も終わりに近く、周囲の席には他

の客の姿は見当たらない。普通に会話する限りでは声が他には届かないと分かってい

ても、良治は美女の問いかけに答えるまえに2〜3度首を振って辺りの様子を見回し

た。

 

「えっと… まあ、正直に言えば、そう… そうだね。かなり積極的なお姉さんだと

 思うよ」

昨夜の事を思い出して彼は幾分頬を紅く染めている。考えてみれば卒業記念の追い出

しコンパの席で、たまたま一緒に成った良治は彼女から逆ナンパされて夜の渋谷の待

ちを彷徨った挙げ句に、情熱的で愛欲にまみれた一夜を過ごしている。ベッドでも浴

室でも彼女は常に積極的に快美を貪り、ともすれば良治の方が押され気味だったシー

ンを何度か見受けられていた。

 

「どうして、こんな女に成ったのか? 知りたくない? 私はあなたに話したいんだ

 けれど… 身の上話しを聞くのは嫌かしら? 」

これ程に美しい女性が深夜の渋谷のクラブで逆ナンパした男と気軽に一夜を共にする

様に成った理由を語ろうと言う麻美の提案に、彼は俄然好奇心を掻き立てられる。

「是非聞いてみたいね、麻美さんの過去ってヤツをさ」

周囲に人はいないのだが、それでも良治は声を顰めて彼女に答える。

「そうね、あなたのセックスは気に入ったから、話してあげようかしら」

にこやかにウインクしてから、彼女は己の過去を話し始める。

 

「最初の男は学習塾のセンセイだった… 処女を奪われたのは中学に上がってからだ

 けれど。ロリコン先生の毒牙に掛かっちゃったのは4年生の終わりだったわね。ま

 だ幼くてアソコに毛も生えていなかった私を、彼はとっても贔屓してくれていたの

 。私も彼が大好きだったから、一生懸命にお勉強して褒めてもらうのが嬉しかった」

麻美は昔を懐かしむ様な顔をして微笑んでいる。

 

「でも、そいつはとんでも無い変態野郎だったの。正規の授業が終わった後に、お気

 に入りの子を残して、アイツは悪戯していたんだと思うわ。たぶん私もその中にひ

 とりだった。センセイと二人っきりで授業の終わった塾の教室に残って教えられた

 のは、イヤラシイことなのよ。わざと4年生には難しい問題を出して、わからない

 と罰としてパンツの中に手を突っ込んで、まだ毛も生えていないツルツルのマンコ

 を撫で回すの。最初は恥ずかしさでくすぐったいとしか思わなかったけれど… 」

 

衝撃的な告白を聞いて戸惑う若者の間の抜けた顔が面白いのか? 麻美は微笑みを絶

やす事なく言葉を続ける。

「そのうちに、ほら、だんだん気持ち良く成ってくるのよ。そうなると、今度はわざ

 と分かる問題でも分かりませんと言って、バツを受けたくなるじゃない? あとは

 急な坂道を転がり堕ちる様なものだわ。特別授業で出来の悪い女の子は、センセイ

 にマン◯を弄られて、いつのまにか牝の狂いを思い知らされる様に成っていたのね」

「とんでもない野郎だな… その塾の講師は」

若者の率直な意見が、麻美を笑わせた。

 

 

 


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