その22

 

 

 

「あなたは悪くないけれど、あなたの運は悪かったようですね」

落胆した美貌の保健教諭の態度を見て、真弓の作戦の成功を確信した少年は、床に

置いてあったディパッグを手に取ると彼女を見下し立ち上がる。

「僕は寝室で待っていますから、後から服を全部脱いで来て下さい。もしも逃げ出

 したら、こんなやつよりも、もっとエロい写真を茶道部の女子にバラ捲きます。

 いいですか、秘密を守る為に、あなたは仕方なく僕の女になるんです。あの真弓

 さんの様にね」

生徒と関係を続ける罪悪感を、彼女が被害者であると強調する事で巧みにやわらげ

、しかも自分だけではなく同僚の真弓も同じ境遇にある事を示して安心感を与えた

少年は、ドキドキしながら、わざと節子を無視して洋間を後にする。

 

(本当に、大丈夫なのかなぁ? もしも、仁村先生が出ていってしまったら、どう

 すればいいのだろう? )

ここまでは昨日真弓に授けられた作戦通りに事が進んでいたが、本当に節子が彼の

後を追って寝室まで来てくれるのかどうか? いまひとつ信也は自信が持てなかっ

た。

(ここまで来たら、悩んでもしょうがない! もしも上手く行かなかったら、真弓

 さんとまた作戦を練り直せばいいや)

短い廊下の先のドアを開くと、遮光カーテンで閉ざされた薄暗い寝室に辿り着く。

部屋に入り窓の脇のドレッサーの丸椅子に腰を降ろした少年は、真弓の作戦の成功

を願いつつ、黙って寝室のドアを見つめていた。

 

(来るかな? それとも逃げちゃうかな? )

急に不安に駆られた信也はディパックから携帯電話を取り出すと、作戦参謀にメー

ルする。

『現在寝室、これまでは作戦通り』

送信ボタンを押すと、待ってましたとばかりに折り返しに返信が届いた。

『最後まで気を緩めないでね、シンヤなら成功間違い無しよ』

離れている真弓から、改めてハッパを掛けられた少年は、決意も新たに唇を噛み締

めた。彼が携帯をしまうと同時に寝室のドアがノックされた。

 

「どうぞ」

なるべく素っ気無く応じたつもりだが、幾分声が上擦っていたのを責めるのは信也に

は酷と言うものだ。やがて扉がゆっくりと開かれて、少年の命令に従い下着姿と成っ

た節子が俯きながら入って来る。

(やった! さすがは真弓さんだ)

彼を焚き付けた美人教師の読みの深さに感激しながら、少年は真弓の教えを忠実に実

行して行く。

「ふざけるなよ、なんで裸じゃないんだ? 」

いきなり脅迫者の口調が変わったから、節子はハッと成り顔を持ち上げる。

 

「全部脱いでこいって、言ったはずだ! 」

ここが肝心だと、おもいっきり恐い顔を作って、信也は下着姿の保健教諭を睨み付け

た。

「ひどい人ね… 」

怯えた顔を見せながら呟いた節子は、観念してブラジャーとショーツを順番に脱いで

行く。その間に持ち込んだディパックの中に手を突っ込んだ少年は、真弓から預かっ

た薬剤のチューブを取り出した。

「ほら、使い方はわかっているだろう? 自分でちゃんと塗って準備するんだ」

ベッドの上に転がったチューブを見て、節子の顔色が変わる。

 

「あなた、なぜ、それを持っているの? 」

過去に何度と無く不倫関係の清算を亡き校長に持ち出す度に用いられて、彼女の躯を

蝕み快楽の虜と化する媚薬のチューブを見て、節子は溜息を漏らした。

「そんなことは、どうだっていい! ほら、ちゃんと自分で用意するんだ」

「薬はやめて、それは、惨めなのよ。お願い、言う事を聞くから、その薬だけは… 」

媚薬の効果を嫌と言うほど知っている女教師の懇願を、信也は冷笑で蹴散らした。

「愚図愚図と煩いぞ、言い付けを守れ、この売女! 」

自分でも驚くような台詞がスラスラと口から出たので、かえって信也は面喰らった。

 

「ほんとうに酷いひと… 」

恨めしそうな目を向ける節子だが、疼き出したマゾの血が抑え切れぬ彼女は、少年の

指示にしたがい媚薬のチューブを手に取った。スクリューキャップを開けて、中から

乳白色のクリームを絞り出した美貌の保健教諭は、目を閉じて睫を震わせながら、自

分の手で媚薬を女陰に塗込んで行く。膣の粘膜に媚薬がしみ込めばどう成るか? 過

去の体験から、その結果は十分に予想は付く節子だが、冷やかな目を向ける少年の命

令に逆らう気力は彼女にはもう無かった。素直に従う奴隷女の態度に気を良くしなが

ら、信也は服を脱いで行く。

 

「さあ、最初はしゃぶってもらおうか」

ブリーフを脱ぎ捨てると、彼の股間はもう臨戦体勢を整えていた。ついさっきまでは

色々と能書きを垂れていた美貌の保健教諭だったが、はやくも膣に塗り込んだ媚薬の

疼きに煽られて、もう信也の言葉に逆らう様子は見えない。指に付いた媚薬の残滓を

ベッドのシーツの端で拭き取ると、彼女は少年の前へとにじり寄る。本来ならば指導

する側の立場である教員なのに、未熟な生徒の前に跪き、その雄根に魅入られる不様

な自分の事を思うと、節子のマゾ心は大いにくすぐられる。恥ずかしさに頬を赤く染

めながらも、精一杯に口を開いた節子は、少年の巨根をくわえ込んで見せた。

 

「あっ… あぐぅぅ… むぅ、むはぁ… うんぐ… うんんん… 」

いちど口に含むと吹っ切れたのか? 節子はそれまでの逡巡が嘘の様に巨根に舌を這

わせて唾液を擦り付けて行く。フェラチオ慣れした奴隷女の舌は少年の一物のあらゆ

る面を這いずり回り、唇は微妙な強弱を付けながら、青筋の浮き出た胴をしごき吸い

上げる。亡き校長の性奴隷として過ごした長い年月のせいなのか? いったん少年の

巨根を口にした節子からは遠慮は一切消滅していて、艶っぽい啜り泣きを漏らしつつ

、顔を前後に揺らし続けた。その口での愛撫は真弓に負けず劣らず濃密で、このまま

では相手のペースに乗せられてしまう事を危惧した少年は、ベッドサイドの床に放り

出していたディパッグを拾い上げる。股間を美貌の女教師に任せたまま、信也はディ

バックをまさぐり、ようやく目的の代物を探り当てた。

 

「ほら、これを使って自分を慰めろ。もちろん、フェラチオを続けたままでだ! 」

真弓から預かった男根を象る電動バイブを、信也は無理に節子の手に握らせる。新し

い支配者の命令に抗うには、もう節子は興奮しすぎている。それでなくても、口に含

んだ巨根の魔力に魅入られて、媚薬で疼く女陰を持て余していた美貌の保健教諭は、

少年の言い付けを忠実に守り、手にしたバイブを己の股間に押し当てた。

 

 

 


次に進む

 

目次に戻る


動画 アダルト動画 ライブチャット