巡った因果 その25

 

 

 

(ふわぁ… きもち良かった)

初めて訪れた美貌の保健教諭の自宅のベッドの上で胡座をかいた信也は、直前まで

楽しんでいた節子との肉の交わりを思い出して悦に入っている。彼が作戦参謀の真

弓の命令を馬鹿正直に実行して、媚薬に幻惑された女教諭の蜜壷を巨根で責め抜い

た事から、何度も深い女の悦びを味わい、異端の快楽を骨の髄まで刻みこまれた節

子は、短い間の悶絶から目覚めると、虚ろな瞳で新しい征服者を見つめて淫蕩な笑

みを浮かべて、別に信也が命じたわけでも無いのに彼の股間に顔を埋めると、性行

為のせいで汚れた彼の半萎えの雄物を口を使って清め始めていた。

美貌の保健教諭のマゾの血を呼び覚ます為に、耐えに耐えた末の放出だったが、若

い信也にとっては一度くらいの射精は大した負担でも無く、彼の雄根は節子の愛撫

に応じて再び勢いを取り戻して行く。

 

「あの、御主人様… 」

たちまち天を衝く様な有り様と成った巨根の根元をしっかりと握り、ゆるゆるとし

ごきながら節子は目の前の支配者に話し掛けた。

「なんだい? 節子? 」

呼び捨てにするには多少の抵抗もあるが、その態度から彼女を隷属下に置いた事を

確信した信也は上機嫌で応じる。

「どうか、卑しい奴隷女の、もうひとつの… 」

そこまで語った節子は目元をほんのりと赤く染めて口籠る。しかし、支配者を待た

せるのが不遜である事を自覚する彼女は、ひとつ大きく息を吸い込み、同時に最後

に残された羞恥心の欠片を自らの言葉で粉砕した。

 

「どうか、節子のお尻を、お楽しみください。節子の穴は、全部… くちも、オマ

 ◯コも、それにお尻の穴も、御主人様のお楽しみの為の道具です。くちとマ◯コ

 は、もう大魔羅でお楽しみいただきました。でも、まだ、お尻の穴が残っていま

 す」

ここまでの成り行きで節子の屈服を確信していた信也だったが、それでも美貌の女

教師の言葉に大いに驚かされた。

(これって、つまり、その、アナルセックスをしてもいいよ、って、事だよね? )

耳年増な少年は、肛門を使っての性行為の事は知っていたが、童貞を捨て去って間

も無い自分とは縁遠い異質な性交だと考えていたので、降って湧いた異端のセック

スのチャンスに心が踊った。

「わかった、いいだろう」

本当は喜色満面でお願いしたいところだが、真弓から最初が肝心なので、なるべく

甘い顔を見せぬ様に釘を刺されていた少年は、内心ではドキドキしながら、あまり

興味が無いようなフリをして鷹揚に頷いた。

 

「それでは、準備させていただきます」

彼女は少年の股間から離れると、ベッドサイドのテーブルに放置していた媚薬のチ

ューブを手に取った。

「お願いです、御主人様、この媚薬を節子のお尻の穴に塗って下さいませ」

このクリームを肛門に塗られてしまえば、自分の躯がどんな反応を示すか? 節子

は過去のプレイの経験から十二分に分かっていた。だが、亡き校長との肉の交わり

では、けして味わう事の無かった強烈な快感に幻惑された美貌の女保健教諭は、彼

の巨根にすっかりと魅了された挙げ句に、ついにとことんまで突っ走る決意を固め

ていた。彼女をマゾ地獄に堕とした校長とは比べ物に成らぬ少年の巨根でアヌスを

貫かれた時の事を想像しただけで、節子の女陰は自然と潤い、白い太股に愛液が筋

を作って滴り落ちる始末だった。

 

(まさか、こんな事まで許してもらえるなんて… ラッキー! )

声を上げてはしゃぎたい気持ちをグッと抑えて、信也はなるべくニヤけない様にし

ながら受け取ったチューブのキャップを開く。乳白色の媚薬クリームを指先に絞り

出した少年は、自ら俯せに成り両手で尻たぼを左右に引き開いいたマゾ奴隷女の肛

門に、そっと薬剤を塗り付けて行く。

「あくぅぅぅぅ… 」

ひんやりとしたクリームの感触が節子を喘がせるが、その艶っぽい声が信也の興奮

を否応なく高めて行く。おそらく前の支配者だった校長から、散々に狼藉の限りを

尽くされているのであろう。上手い具合に力を抜いている美女の肛門は思ったより

も柔らかく、薬剤は塗られた彼の中指は、さしたる抵抗も無く根元まで呑み込まれ

ていた。

 

(う〜ん、お尻の穴だよね… 僕は間違い無く仁村先生のお尻の穴に媚薬を塗って

 いるんだ)

若く溌溂とした真弓とは異なり、学校にいる時には常に物静かな印象を持つ美貌の

女保健教諭が、自らアブノーマルな性行為を望む姿を見せつけられて、信也はまだ

現実感の欠如に悩まされていた。この瞬間にも、ぱっと目が醒めたら自分の部屋の

ベッドで一人で寝ていて、ああ、あれは夢だったのか! と、言う状況に陥るので

は無いか? と、怯えているが、彼の右手の中指を呑み込んだ美女の肛門の感触は

、この行為が現実の代物である事を証明してくれている。

 

「あっ… 濡れている! 」

思わず声に出して呟いてしまったが、確かに肛門を指で嬲りモノにされている節子

の女陰は愛液を滲ませていて、信也の目の前で太股を一筋、淫ら汁が滴り流れた。

「あぁぁ… 恥ずかしい、そんなに御覧にならないで」

尻の穴を弄られている己の欲情を見透かされた節子は、目元を赤く染めて振り返る

。せわしなく瞬きを繰り返す瞳は虚ろで、これから行なわれる行為に期待を膨らま

せた美女は妖然と少年を見つめて微笑んだ。

(うわぁ… マン◯じゃ無くて、お尻の穴を弄られているのに、気持ちがいいのか

な? )

 

真弓と濃密な時を過ごしたと言っても、まだまだ性行為の経験の浅い信也だから、

アナルセックスと言う言葉は知っているが、その中に潜む異形の快感についての理

解は乏しい。だから排泄器官を嬲られることで女陰を驚く程に湿らせる節子の反応

に多少面喰らっていた。だが、目の前の年上の美女が芝居をしているようには思え

ない。尻を小刻みに震わせながら、男を痺れさせる様な切な気な吐息を漏らす仕種

が偽りだとは、とても考えられなかった。やがて、本来の場所とは異なる菊の門を

責め嬲る少年を、更に驚かす行動にマゾ奴隷女が取りかかる。なんと節子は自分の

股間に手を延ばすと、ぐっしょりと濡れた肉の割れ目に指を沈めて掻き混ぜ始めた

のだ。

 

「うわぁ! 」

彼女の予想外の行為に、信也は思わず声を上げた。

「あぁぁ… お笑いにならないで、節子は、もう… あっ… あふぅぅぅ… 」

少年の中指を呑み込んだ肛門をキュっと締め付けながら、節子は夢見るような風

情の顔で自慰に没頭して行く。

 

 

 


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