その6

 

 

 

「いいよ、きて、もう、欲しいから… 」

若者の逡巡の意味を明確に洞察した美紗子は、頬を赤らめながら小さく頷く。ゆるし

を貰った正信は勇んで股間の勃起を彼女の濡れた淫裂に押しつける。

「そう、そこよ、わかるでしょ? そのまま… あっ… 」

初めてのことだから万事手際よく進めるわけには行かず、若干の戸惑いを見せる正信

を励ます様に、彼女は自らの股間に手を差しのべて、年下の従兄弟のいきり勃つ肉棒

を己の蜜壷に招いてみせた。むなしく何度か肉裂の表面をなぞったあと、ようやく角

度が合ったことから、亀頭が吸い込まれるように美女の肉壷の中に沈んで行く。

「あふぅぅぅ… そう、大丈夫だから、もっと、奥まで、きて、はやく、あぅぅ… 」

言われるまでも無く、童貞喪失の興奮で頭に血を昇らせた正信は、欲情の趣くままに

腰を前に進めて美女の処女膣を蹂躙して行く。彼の愛撫により十分に潤った肉穴に包

み込まれる心地よさは正信の期待をけして裏切らない。肉襞は柔らかいが峻烈な締め

付けから生じる気持ち良い窮屈さを満喫しながら、遂に彼は猛る雄物を根元まで押し

込んだ。

 

(あれ? そんなに痛くないのね、それに、この圧迫感、なんだか、とっても気持ち

 いいわ)

既に処女などとうの昔に捨て去った悪友たちから、初体験の辛さや痛みを過大に吹き

込まれていたことで、それなりに覚悟を決めて年下の従兄弟に躯を許した美紗子だが

、たしかに破瓜の痛みは無いこともないけれども、幸いなことに童貞なワリにはアダ

ルトDVD鑑賞などで仮想訓練を重ねていた正信の丁寧な愛撫のおかげで十二分に潤

った膣は、無理なく彼の怒張を受け止めていた。

ときおり軽い電撃の様な痛みもピリッと走るが、それすら甘美な快感にすりかわる女

体の妙を理解するのは、まだ美紗子も経験は足りない。一方、正信はと言えば、勇躍

加勢に彼女の蜜壷を深々と貫いたものの、そのままピタリと腰の動きを止めている。

べつに処女を散らした年上の美しい従姉妹の痛みや混乱を思いやっての休息では無く

、童貞喪失の興奮が思った以上に大きく膨れ上がっていて、そのまま律動に取りかか

ったならば、あっと言うまに噴き上げてしまいそうなのだ。

 

(やばい、入れた途端に出しちゃいました、なんて事になったら、すげ〜笑われちま

 うよな)

すでに事前に一度、美紗子の手コキで射精を済ませているにも関わらず、余りにも早

くに、またまた放出の危機に見舞われたことから正信は進退極まっていた。牡の本能

は狂ったように射精を望み、彼に速やかにピストン運動に取りかかるように吠えてい

るが、多少のこっている理性は、早漏と侮られる事を恐れて自重を促すのだ。

(えっと、美紗子さんは、どうなのかな? )

なにか他の事を考えていないと、不覚にも精を漏らしてしまいそうなことから、よう

やく正信は年上の美しい従姉妹も自分と同じく初めての体験であることに思いが及ん

だ。

(うわ、なんて色っぽい顔しているんだよ! )

迫りくる射精の危機から気を紛らわせるつもりが、彼に身を預けて蜜壷を深々と貫か

れた年上の美しい従姉妹は、虚ろな瞳で自我を崩壊させているではないか。桜色に染

まった頬や、少し紅の剥がれた唇、そして時折悩まし気に顰める眉など、どの表情を

見ても正信が逆上するには十分だ。

 

(そんな顔をされたら、もうたまらん! )

恥も外聞も一気に吹っ飛んだ正信は奥歯を噛み締めながら力強く腰を前後に振り始め

た。

「あっ… あぁぁぁぁ… 」

処女を散らした痛みが瞬時に霧散するような鮮烈な快美を生み出す突き上げを喰らい

、美紗子はワケが分からなく成る。悪友の女友達たちからは飲み会の席などで何度も

セックスの魅力を語って聞かせられていたが、そんな言葉はしょせんは戯事であり、

この快感を口で説明することなど不可能だと思い知りながら、美紗子は生まれて初め

て味わう愉悦に翻弄されて行く。そして女の妖しくも貪欲な性に従い、拙く粗暴な年

下の従兄弟の突き上げに合わせて、彼女もまた淫媚に尻を蠢かせる。

(あれ? 美紗子さん、感じているのか? 俺、美紗子さんを感じさせているんだ! )

一方的に受け身だった美女が、彼の律動に合わせて裸身を跳ねさせ始めたことから、

正信の動きも彼女の腰使いに自然と同調してゆく。ようやく息の合った肉交に辿り着

いた二人は、お互い未知の快美を貪り喜悦の奔流に巻き込まれる。

まだ窮屈さはあるが、たっぷりと潤った蜜壷は雄根を呑み込む時には適度の締め付け

を見せるし、肉棒を引き抜きに掛かると逃すまいとばかりに包み込む力が倍増した。

彼女のたおやかな指使いによる手コキも気持ちは良かった、美女の手による愛撫は自

分で虚しく擦るオナニーとは比べ物にならなかった。しかし、いざ、こうして美紗子

の蜜壷を貫いてみれば、あの格別に思えた美女の手コキすら稚技にすぎず、濡れた淫

猥な肉壷の感触は正信を桃源郷に誘う魔淫の穴そのものだ。

ただでさえ峻烈で快美な女陰の締め付けに目眩を感じているのに、それにも増して彼

に組み伏され快感に溺れて裸身をよじる美紗子の艶っぽい悲鳴が鼓膜を震わせるのだ

から、女性経験が皆無な若者には酷と言うものだ。ついに牡の狂おしい射精にたいす

る渇望が童貞だった若者の理性を蹴り飛ばしたから、正信は腰使いの荒々しさを増し

て行く。

 

「ぐぅ、美紗子、もう… 」

「いいよ、そのまま、大丈夫な日だから、中で、あぁぁぁぁぁ… 」

正信の荒腰に応じるように年上の美女も汗に塗れた裸身を慌ただしく上下させる。狭

いベッドの上で、湿った肉が掻き混ぜられる淫猥な音が高まり続けた次の瞬間、正信

は尿道で精液が爆発した錯覚に身を震わせた。

「ひぃぃぃぃぃぃ… 」

蜜壷の最深部に突き刺さり、めり込まれた亀頭から白濁の汁が噴出して子宮管に流れ

込む感触は、たった今、処女を散らしたばかりの美女を喘ぎ身悶えさせていた。子種

汁を求める牝の本能に従い、彼女のすらりと伸びた両脚は折りたたまれて、しっかり

と正信の腰を捉まえて離さない。彼の自由を邪魔する美紗子の脚力など気にも止めず

、最後のひと雫まで年上の美しい従姉妹に欲情汁を注ぎ込むべく正信は腰を振り続け

た。

「くぅぅ… 」

ようやく射精本能を充足させた若者は、これまで経験したことの無い虚脱感に見舞わ

れて、そのまま美紗子の裸身の上に倒れ込む。初めての男になった年下の若者の重み

を心地よく感じながら、美紗子も彼を抱き締めて快美の余韻に酔い痴れた。

 

 

 

 


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