その12

 

 

 

(薄い恥毛だなぁ… )

恥ずかしながら女はこれまでに従姉妹ひとりしか知らなかった正信は、必然的に美紗子

の下草と目の前の美人妻の繊毛を比べてしまう。美紗子の強い意志を反映するかのよう

にしっかり黒々と繁る淫毛も良いが、淑子のひそやかに恥じらいつつもつれあう茶色掛

かった繊毛も悪いものではないと、若者は若妻の裸身を興味深く観察した。

「ねえ、そんなに見てばかりいないでマサノブも脱いでよ」

余りにも妖艶な美人妻のヌードに見蕩れていた正信は、彼女の言葉で我にかえると慌て

て着衣を脱ぎ捨てた。

「まあ… 思っていた通り、立派ね、嬉しい」

人妻との濃密なキスに加えて、彼女の一糸纏わぬ裸身をまざまざと目にしていたものだ

から、勃起が邪魔してトランクスを脱ぐのに手間取ったが、ぎこちない仕種でようやく

全裸となった正信の股間を彼女は笑みを浮かべて凝視しする。

 

「こんなの、見せつけられたら、もう我慢なんて出来ないわ」

興奮を隠す事無く、頬をほんのりと紅く染めた美人妻は急ぎ足で彼の元に歩み寄り、さ

も当然とばかりに跪く。すでに猛り勃つ雄根に指を絡めた美人妻はうっとりとした顔の

まま野太い一物の先端に唇を寄せてゆく。これが美紗子であれば、美味しい所は最後に

回してはじめは啄むように亀頭にキスの雨を降らせるところだが、目の前の美女は、そ

んなまだるっこしい手順は踏む様子も見せず、いきなり根元まですっぽりと呑み込むと

含んだ肉棒を巧みな舌使いで舐り弄ぶ。

徐々に情感を高めるのではなく、いきなり喰らった奇襲攻撃の前では、いかに年上の従

姉妹と愛欲に塗れた生活を過ごしてきたと言っても若い正信はひとたまりもない。ぼん

やりと受け身のままで過ごせば、たちまち放出の危機に陥ることを悟った若者は、気合

いを入れ直して我慢の為に下腹部に力を込めた。そんな若者の思いなど気にとめる様子

も無く、淑子は唇を窄めて顔をゆっくりと前後に動かしてゆく。

唾液の滑りを利用しつつ、適度に唇に力を込めて刺激する愛撫を繰り返したかと思えば

、一転して淫猥な音を立つつ吐き出して、今度は尿道口を舌先で突き回し、さらに亀頭

を入念に舐るフェラチオは、あきらかに慣れ親しんだ美紗子のそれとは異なるから、正

信はひとときも気を抜く事が出来ない。ただ肉棒にしゃぶり付くだけではなく、その吸

い上げる強弱までも巧みに操り、さらに右手を使って陰嚢をやわやわと揉みしだく技術

は年期を感じさせ、おそらくは処女喪失の相手である自分の他には、ややたよりない夫

しか知らぬ美紗子に比べて、一枚も二枚も上手だろうと、正信は心の中で何度も唸らさ

れた。

 

「ねえ、今度は、私に、おねがい… 」

ようやく肉棒から唇を離した淑子は、潤んだ瞳で若者を見上げる。

「それじゃ、ベッドに行きましょう」

部屋の造りは普通のツインだが、セミダブルの大きなベッドが並ぶ寝室へ正信は年上の

美人妻を誘う。先に仰向けに彼女を横たわらせると、直情的な淑子の流儀を尊重して彼

は美しい若妻の股間にいきなり顔を押し付けた。真っ白な太股を強引に左右に開き、薄

い恥毛の下で、すでに潤いを見せている秘裂に舌を這わせれば、ただそれだけで淑子は

海老反りに成り裸身をぶるぶると震わせる。年上の従姉妹とは異なる淫臭を肺いっぱい

に吸い込みながら彼は美人妻の膣の中に大胆に舌を差しのべた。

色素は美紗子のそれに比べてやや濃く、そして愛液にも若干の酸味を感じながら正信は

幾重にも折り重なる肉弁を掻き分けて舌を巧みに操った。余計な愛撫を省き女陰に取り

付いた若者の舌使いに翻弄されて、淑子は彼の頭に手を置き髪の毛を鷲掴みにすると、

そのままぐいぐいと自分の股間に押し付けてくる。

 

「ひっ… あひぃぃぃぃぃぃ… 」

頭を捕まえられて自由を奪われた事を何とかしようと、正信は舌を使って彼女のクリ

トリスを探り当てると、あろう事か前歯を使って軽く噛んでみせたのだ。敏感な肉芽

への玩弄は、セックスに慣れているハズの美人妻を一撃で脳乱の極みへと追いやった

。切な気な嬌声を漏らしつつ、何度も痙攣を繰り返す淑子の狂態を目にして、ようや

く若者は少し落ち着きを取り戻していた。

「ねえ、おねがい、もう欲しいの、入れて、あなたの、お願いよぉ」

ついに我慢の限界に達したのか? 淑子は面子をかなぐり捨てて若者に挿入をねだる

。さんざん彼女の痴態を見せつけられていた正信に異論があろうはずはない。若者は

身を起こして、すでに威きり滾る己の雄根を、目の前の美女の股間に押し当てた。

「そう、そのまま、あっ… くぅぅぅぅぅぅ… 」

既に十二分な潤いを見せていた美しい若妻の女陰は、難無く正信の長大な一物を呑み

込んで行く。しっかりと繋がり蜜壷の最深部を亀頭で圧迫された淑子は、そうしなけ

れば何処かに吹き飛ばされそうな錯覚に怯えて、まるで幼子のように正信にしがみつ

いてくる。

 

(ふぅ、ぬるぬるで熱いな。窮屈さではミサ姉のほうが締め付けてくるけれど、この

 人の中は絞まると言うよりも、包み込まれているって感じかな? )

不謹慎ではあるが、ようやく二人目の女性経験しか持たぬ若者は、どうしても目の前

で瞼を閉じて艶っぽい唸り声を漏らす美人妻と従姉妹の美紗子を比べてしまう。美紗

子も淑子も潤いについては双方共に満足の行くレベルで挿入に支障はなかった。美紗

子の女陰は全体的に峻烈な締め付けが印象的だし、いま貫いている淑子の膣は、入り

口の輪状花弁こそキツく締め上げてくるが、中程から最深部にかけてはゆるゆると包

み込まれているような奇妙な感触があり正信を少し驚かせている。

(おんなの人の躯って、ひとりひとり、こんなに違うモノなのか? )

無闇に体重を乗せて不要な圧迫をせぬように注意しながら、若者は身を押し進めて淑

子の肉壷の行き止まりまで剛直を沈めてみた。

 

「きゃぁぁぁぁ、ああ、ふかい、こんな奥まで入ってくるなんて、あっ、あくぅぅ… 」

最初に若者の隆々とそそり勃った男根を見て、ある程度は想像をしていた淑子だが、

いざその雄物を迎え入れてみると、予想を遥かに上回る所にまで押し入ってくるでは

ないか。こんなサークルに入って淫らな行為の耽るくらいだから、淑子はそれなりに

場数を踏んでいるし、性に対するタブーも少ない。しかし、性体験も豊富な彼女の蜜

壷を、これまでにこんなにも奥まで蹂躙して来た怒張は存在しないのだ。膣の最深部

にあたる子宮管に続く小さな肉穴にまで到達した剛直の勢いは凄まじく、最深部で暴

れる亀頭が生み出す鮮烈な快美は、肉の交わりに慣れているハズの美人妻をたちまち

の内に追い詰めて行く。

(くぅ… ミサ姉とのセックスもいいけれど、この人も凄く気持ちがいいや)

クチュクチュと濡れ雑巾を叩くような淫猥な音を立てて腰を振る正信は、引き抜く動

作のたびに肉棒に絡み逃すまいと纏わり付く淫媚な秘肉の味わいを奥歯を噛み締めな

がら堪能している。

このまま、もうしばらく淑子の熟れた蜜壷を楽しみたいと思ったが、ようやく若者の

長大なサイズに馴染んだ美人妻は、ここから思わぬ逆襲に打って出た。彼女はおおい

被さってくる正信の左右の二の腕をそれぞれに両手で捕まえると、これまでは受け身

一辺倒であった美人妻は自らも淫らに尻を振り若者の突き上げに応じて来た。

「あふぅ、もっと、もっと突いて、思いっきり、突いてぇぇぇぇ… 」

行為の序盤こそは正信の雄根に圧倒されて、存分に攻め込まれてしまったが、一旦、

彼の怒張のサイズに慣れれば、やはり踏んで来た場数の違いが如実に現れて、たちま

ち攻守は所を変える。

 

 

 

 


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