(やばい、そんなに動かれたら、くぅぅ、まずいぞ、我慢、我慢だ正信! ) 思わぬ反撃を喰らって慌てる若者を更に狼狽させるように蜜壷の肉襞が妖しく蠢くか ら、正信はたちまちの内に優位を失い、やがて不意に漏らす不様を避ける為に奥歯を 噛み締める羽目に陥って行く。 (いかん、このままじゃ、もう持たない、え〜〜い、ままよ! ここは負けずに攻め るだけだ) まるで軟体動物を思わせる淫媚なうねりに巻き込まれた怒張の堤は、快美の奔流に削 られて、いつ決壊しても不思議はない。あっというまに逆転されて、とことん劣勢に 追い込まれた正信は、微塵に砕かれた牡の矜持を掻き集めて乾坤一擲の逆襲に出た。 「ひあぁぁぁ、そんなに突いたら、もう、だめよ、私、いくわ! 」 ようやく主導権を取りかえしたと思ったのも束の間の事で、若者の最後の悪あがきで ある獣欲に満ちた荒腰の突き上げを喰らうと、もうそれだけで淑子の嬌声は手放しだ。 (やばい、はやくイッてくれ、じゃないと、もう、俺、もたないぞ! ) 暴発の危機に瀕しながら、あえて引く事なく突貫の道を選んだ若者は、意志の力を総 動員して精通管を閉ざしつつ、若さに任せた強烈な律動を仕掛けて行く。だが、それ は蝋燭が燃え尽きる直前に、ひときわ大きく炎を揺らめかせる虚しい閃光に他ならず 、崩壊の時は目前に迫っているのだ。
「ああ、すごい、このまま中で、おねがい、もう、私だめぇぇ… いくぅぅぅぅぅ… 」 彼の苦闘の甲斐があり、先に絶頂に達したのは美しい若妻だった。悶絶に到る直前の 蜜壷の甘い締め付けを心地よく感じながら、正信も最後の時を自覚して股間をぶっけ る様に激しく前後させる。 「くぅぅ、もう、俺も… 」 「あああああ、きて、もう、おねがい、ひやぁぁぁぁぁぁ… 」 絶頂に達した中で膣の奥深くに沈み込んだ剛直が爆ぜたのを感じて、淑子は大きく仰 け反り、しっかりと捉まえていた若者の二の腕にピンク色のマニキュアで彩られた爪 を食い込ませた。最後のひと雫まで欲情の印の白濁汁を啜り込まんとばかりに蠢動を 繰り返す膣の中に、正信は思う存分に放出していた。
「ああ、すごかった… マサノブって、タフよね」 荒かった息を整えるためには少しの時間が必要だったが、今は快美な肉の交わりの余 韻に浸り全裸のまま並んで微睡む二人は、やがてお互いに顔を傾けて見つめ合い、ど ちらともなく口づけを交わした。 「うふふ、やっぱり若いのね、いま出したばかりなのに、まだこんなに硬いなんて… 」 汗の浮き出た若者の分厚い胸板に頬擦りしながら、淑子の手は彼の下腹部に延ばされ て、指が勢いを失う事の無い剛直に絡み付く。一度激しくイッた女体からは、えも言 えぬ淫媚な香りが漂っている。牝のフェロモンをまき散らす美しい若妻を前にすれば 、最初の肉の交わりなど、正信にとっては前技に過ぎなく思えた。 「こんなに元気なら、もう一度、イケるわよね」 「はい、奥様、お望みとあれば… 」 最初の放出を済ませたことで落ち着きを取り戻した若者は、誘われるままに身を起こ して、ふたたび淑子の上にのしかかる。彼が爆ぜた白濁汁の名残りなのか? あるい はたくましい牡にもう一度貪られることに欲情した淑子の淫汁なのかは定かでは無い が、十分に潤いを保っていた女陰に、正信は己の怒張を、ゆっくりとだが力強く挿入 して行く。
「あう… はぁぁぁぁぁ… 」 もう何度と無く牝の乱れる有り様を曝しているから、淑子も遠慮なく彼に抱き着き、 またもや彼女を責め嬲るであろう雄根の感触をしみじみと噛み締めていた。最初の肉 の交わりのときにも驚かされたが、今またこうして美人妻の肉壷を蹂躙してみれば、 まとわりつく淫ら花弁の蠕動は、やはり従姉妹のそれとはひと味もふた味も違ってい る。 さっきは驚きと興奮でろくに味わうこともなく律動に取りかかってしまったが、最前 の放出により欲情を制御することが可能になった正信は、濡れた肉壷の内部が淫媚に 収縮する味わいを心から堪能することが出来ていた。美紗子とは異なる秘肉の感覚を 楽しむ為に、最深部に剛直を押し込んだままで、しばらく動きを止めていた正信だが 、今夜限りの美貌の一夜妻は早くも焦れている。 「ねえ、おねがい、うごいて、このままじゃ、生殺しよ、だから、おねがい」 「わかりましたよ、Hな奥様」 最初のセックスですっかりと要領を呑み込んだ正信は、おもむろに腰を前後に動かし 始めた。
「ああ、そう、これよ… いい、ほんとうに、いいの… あっ、あふぅぅぅぅ… 」 二度目と言うこともあり、淑子の欲情は容易に燃え上がるのであろう。若者の突き上 げに応じて、朱に染まった裸身を淫らにうねらせる若妻は、首を左右に振り立てて艶 っぽい悲鳴を部屋に響かせる。 「すごい、奥まで、ホントに奥の奥まで届いているの、ああ、こんなの初めて、もう 気が狂いそう、きゃぁぁぁぁぁ… 」 若者の容赦ない突き上げに曝されて、淑子は何度も軽いアクメに達して裸身をガクガ クと震わせた。そんな美貌の若妻のイキっぷりが嬉しくて、彼女に休む間も与えずに 正信は大いに荒腰を振り続けた。 「もう、だめよ、また、イッちゃう、ねえ、おねがい、一緒に、こんども一緒にきて 、あひぃぃぃぃ… 」 二度目の肉の交わりでは、すっかりと若者に主導権を握られてしまい、何度もアクメ に追い上げられた美貌の人妻は、ついに大きな荒波を予感して正信に屈服の台詞を投 げかけた。 「わかりましたよ、トシコさん。それじゃ、そろそろ俺も… 」 「きて、このまま、一緒に、あっ… くふぅぅ… あひゃぁぁ… 」 美しい若妻もあられもない負けっぷりに刺激されて、正信はラストスパートに取りか かる。そんな若者の気配を察して。淑子も最後の気力を振り絞り白くまろやかな尻を うねらせた。 「あっ、もうだめ、いく、ひぃぃぃ… いくぅぅぅぅぅぅ… 」 最後の荒波に呑み込まれた美人妻が、大きく仰け反り痙攣を繰り返すから、正信もこ の日2度目と成る放出に到った。 「ひぃぃぃぃ… 」 蜜壷で爆ぜた欲情汁を感じたのか? 淑子の膣が断末魔を思わせる妖しくも峻烈な締 め付けを見せたから、正信は驚きながらも彼女の中に情念の証しの汁を存分に注ぎ込 んだ。
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