その18

 

 

 

「へへへ、やっぱり感じているのか? なあ、真面目な旦那が一生懸命に働いているっ

 て言うのに、その女房はまっ昼間っから、自分の家の寝室に男を引っぱり込んで、挙

 げ句にヒイヒイとよがり泣いているんだから、これじゃ亭主は気の毒だぜ」

「そんなこと、言わないで、私は良輝さんの良い奥さんなの、それなのにあなたが… 

 あっ、だめよ、もうやめて、私を淫乱な女にしないで、このままじゃ、あっ… くふ

 ぅぅぅぅぅ… 」

すっかりと昼下がりの自宅の寝室で夫の同僚に犯される貞淑な妻の役にのめり込んだ沙

苗だが、正信の力強いストロークの前では、身持ちの固い人妻の仮面は何のやくにも立

たない。すでに身に付けた高価なブランド物のスーツは皺くちゃで、雑に扱われた水色

のショーツは捩れ変型しているが、そんな事を気にする余裕は沙苗には無かった。

「ほら、どうなんだ? まだ感じていないって言い張るのか? こんなになっても、自

 分は夫を裏切っていないと言うつもりか? 」

「そうよ、私は感じてなんかいません。私は良輝さんの妻なんです、絶対に他の男に汚

 されたりしないし、感じたりしません、そんなこと、ゆるされません」

妄想の中で腕力によって犯される悲しい人妻を演じる沙苗は、瞳を欲情で潤ませながら

心にも無い抗弁を繰り返す。

 

「そうかい? そんなに言うならば… 」

「あっ、だめ、そんな強くしないで、ひぎぃぃぃぃ… 」

スーツの上着の裾を掴み、力を込めて美貌の若妻を揺すりながら、自らも荒腰を繰り出

す正信の強力な突き上げの連続を喰らった若妻は、あっと言う間に快楽の頂点を目掛け

て階段を駆け上がる。しかし、もう少し、あと僅かと言うとこをろ見計らい、正信はい

きなり突き上げ作業を放棄した。

「えっ、なに、なんなの? 」

燃え上がる愉悦の炎に、いきなり冷水を浴びせられた美人妻は、虚ろな瞳で強姦者役の

若者を見つめる。

「感じていないんだろう? 気持ち悪いだけなんだろう? そんな女を犯しても面白く

 は無いからね」

濡れて熟した蜜壷から容赦なく肉棒を引き上げた正信は、意地悪な目つきのままで、亀

頭を操り淫裂の表面を焦らす様に上下になぞる。もう少しで絶頂と言うところで無情に

もはぐらかされた沙苗は、呆然とした面持ちで悔し気に俯いた。

「なあ、本当に欲しくないのか? 奥さん? 」

「あくぅ… 」

ヌラヌラと濡れて光る猥裂に、浅く亀頭を沈めては引き抜く作業を繰り返し、その都度

、沙苗に喘ぎ声を漏らさせながら、正信は意地悪く問い質す。

 

「あっ、くひぃぃぃ… そんな、あん、はぁぁぁぁぁ… 」

「ほら、欲しくないのかい? たった一言、欲しいって言えば、また入れてあげるよ。

 今度は最後まで犯してあげる。でも、嫌ならばイヤって言ってくれ、そうしたら、こ

 のまま奥さんを解放してあげるからさ」

浅く沈めた亀頭の張り出た傘のカリの部分で蜜壷の入り口の肉襞を擦りながら、正信は

貞淑を装おう若妻の仮面を剥がしに掛かった。

「なあ、どうなんだ? ここで止めて、いいのか? 」

絶対に沙苗が逆らわぬことが分かっているから、若者は手を延ばして皺だらけのブラウ

ス越しに彼女の豊かな胸元を玩弄した。

「ああ、もう、だめ、おねがい、さいごまで… イカせて下さい、このままでは気が狂

 ってしまいます、どうか、さいごまで… 」

夫に操を捧げる貞淑な妻の役を十分に妄想の中で堪能した沙苗は、最後の屈服の台詞を

口にした。

「ほほう、それじゃ、奥さんは旦那の良輝以外の男のチンポでイキたいって言うのかい?」

強姦者役を楽しむ正信は、さらに言葉責めで美人妻を追い詰める。彼に焦らしに焦らさ

れて意識が朦朧と成った美人妻は、ただこくりと小さく頷くより手立てが無い。

 

「それならば、真面目に仕事している御亭主に、ちゃんと報告するんだ」

「ほっ… 報告って? 」

相変わらず浅く抜き差しを繰り返す正信の責めに耐えかねて、美貌の若妻は怨みがまし

い目で彼を見つめる。

「さあ、奥さんのマ◯コはどうなっているんだ? それに、これからサナエは、どうし

 て欲しいんだ? ちゃんと御主人に淫乱な奥さんの気持ちを伝えるんだよ」

「なんて酷い男なの? 犯すだけじゃ無くて、私のそんなことまで言わせるなんて… 」

口では非難しているが、正信の言葉責めに若妻の興奮は最高潮に達している。

「ええ、わかったわ、言います。あなた、良輝さん、あなたの妻は、あなたがお仕事をし

 ている間に、マサノブさんのオチ◯チンをオマ◯コに入れていただき、これからいっぱ

いイカせてもらいます」

相変わらず、蜜壷のほんの触りの部分で亀頭を遊ばせる若者を妖艶な目で見つめながら、

美貌の若妻の告白が続く。

 

「沙苗は悪い妻です、でも、あなただっていけないのよ。お仕事お仕事で、ちっとも沙苗

 のことを可愛がってくださらないし… それに… 」

自分の台詞に昂ったのか、沙苗は不意にぎゅっと目を閉じて唇を震わせた。

「ああ、それに、あなたのオチン◯ンは、奥までとどかないじゃない。でもマサノブさん

 のオチンチンは違うの、大きいし、太いし、沙苗の恥ずかしい所の奥まで、そう突き当

 たりまで届いて、いっぱい感じさせてくれるの。だから、私はいま、マサノブさんのオ

 チンチ◯でイカせてもらいたいの」

欲情に濡れた瞳を見開いて、沙苗は悩まし気な吐息混じりの告白を終えた。

「ねえ、おねがい、ちゃんと言ったでしょう? 主人に謝ったのだから、おねがい、焦ら

 さないで、欲しいの、ちゃんと奥まで… 」

「まだ、だめだ、もうひとつ要求がある」

牝の媚びを見せて尻をうねらせる若妻を見下して、正信が冷やかに言い放つ。

 

「これからは沙苗、お前は俺の肉奴隷だ! お前はどんな時でも、この俺様の命令に従い

 、俺が股を開けと言ったら、どこでも股を開いて受け入れろ。たとえ亭主の前でも、俺

 様に絶対服従だ、そのうちに亭主を縛り上げて、その目の前でお前を犯してやる」

調子に乗って芝居っ気たっぷりな正信の台詞が、妄想の世界で淫に溺れる沙苗を大いに刺

激した。

「ひどい、そんな、だめよ、あの人の前でなんて、それに私は良輝さんの妻なのに、あな

 たの肉奴隷に成るなんて、そんなこと出来ない」

「そうか、それなら、これでお終いだな」

若者が残忍な笑みを浮かべて浅く埋めていた亀頭を引き抜くそぶりを見せると、美貌の若

妻は瞳に悲哀たっぷりな涙を浮かべた。

「ああ… わかりました、沙苗はマサノブさまの肉奴隷に成ります。どんな時、どんなと

 ころでもマサノブ様のオチ◯ポに仕えて、お股を濡らしてお迎えします。愛する夫の目

 の前でも、マサノブさまのオ◯ンポに平伏して、喜んでおしゃぶりします。だから、ど

 うか… 」

「よし、よく言った、沙苗! 」

三文芝居の最後を締めくくるべく、正信はようやく美人妻の蜜壷の奥まで怒張を突っ込み

、しばらく亀頭で最深部を小突いた後に、雄大なストロークに取りかかる。

 

「きゃぁぁぁぁぁぁぁ… これよ、これが欲しかったの、あなた、許して、沙苗は悪い女

 です、あなた以外の男の人に犯されて、よがり哭く、いけない妻です、でも、我慢でき

 ません、だって、こんなの大きいんだもの、あっ… もっと、もっと、突いてぇぇぇ… 」

若さで滾る雄根の強烈な突き上げに曝されて、焦らしぬかれた女体はたちまち愉悦の奔流

に巻き込まれた。恥じらいをすてて張り上げる若妻の嬌声が部屋に響く中、いよいよ正信

の我慢も限界に達していた。

「くぅ、沙苗さん、もう、俺も… 」

「いいわ、きて、中に、お願い、私も、あぁぁぁ… 」

絶頂を間近にした美人妻の肉壷の強烈な締め付けは、さすがの正信をも窮地に追いやる。

「だめ、イクわ、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」

幸いなことに、散々に焦らされていた沙苗の方が先に桃源郷に魂を飛ばす。着衣のまま犯

した若妻が先に絶頂に達したことから、正信も心置きなく引き金を絞り込んだ。

「あひぃぃぃぃぃぃ… 」

若者の欲情汁を強かに蜜壷に注ぎ込まれた沙苗は耐え切れず、何度か痙攣を繰り返した末

に、そのまま意識をうしなった。

 

 

 

美しい従姉妹 2 END

 

 

 

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