その34

 

 

 

「そっ… そんな、無理よ、このままだなんて、無理です」

正信との不倫セックスの時には、当たり前のように菊門で彼の剛直を受け入れる美

紗子だが、女陰に別の男の一物を呑み込んだまま、裏門にまで怒張を受け入れる破

廉恥極まりない行為を促されて狼狽した。

「はははは… 無理なものか、さすがのミサコさんも、前後の2本刺しの経験は無

 いようだね。たぶん新しい世界への扉を開けるような素晴らしい体験になるだろ

 う」

戸惑い不安げな様子を見せる美紗子とは裏腹に、美しい従姉妹を、とことん追い詰

める行為に胸を踊らせた若者は、彼女の戸惑いなど無視して真っ白な尻の取り付い

た。

「さあ、そろそろ覚悟は出来たかな? 」

さも愉快そうに笑いながら、緒方が力強く腰を突き上げたので、上に乗った美紗子

は脳天まで突き抜ける快美に溺れて裸身を震わせた。その間隙を縫い慎重かつ大胆

に美女の菊門の攻略を目論んだ正信は、キュっと窄められた裏門の先端に怒張を押

し付ける。

「あっ… そんな、無理、無理よぉぉぉぉ… きゃぁぁぁぁぁぁぁ… 」

じわじわと、しかし確実に肛門に侵入してくる正信の雄根は美紗子を困惑させるが

、背筋を走る甘い戦慄が美女の不安を瞬時に取り除いた。

 

「あふぅぅ… 2本だなんて、こんなの、へんよ。でも、なんだか、とっても、あ

 っ… あひぃぃぃぃぃ… 」

いつもと異なり蜜壷に埋め込まれた男根で圧迫されたところに、年下の従兄弟の雄

根が裏からもぐり込んで来たのだから、もう美紗子はたまらない。目の前で極彩色

の花火が眩く炸裂を繰り返す錯覚の中で、満足に息も出来ぬ美女は咽から艶っぽい

悲鳴を溢れさせる。

「ひっ、ひっ… お尻、ああ、お尻が焼ける、ショウちゃん、だめ、あぁぁぁぁ… 」

「うんうん、良い声ですね、そんなにお尻がよいのですかミサコさん? 」

いつにも増して鮮烈な肛門括約筋の締め上げに耐えるために奥歯を食いしばる若者

に代わって、緒方が下から彼女を揶揄する台詞を投げ掛けた。

「ああ、緒方さん、いいの、これ、すごい、オマ◯コも、お尻の穴も、すごくて、

 もう駄目になりそう」

「それは良かった、さて、もっと気持ちよく成りましょうね、ミサコさん」

窮屈で強烈な肛門の締め付けに耐えるのが精一杯な若者の苦境を察した緒方は、自

分の方から美紗子を責め始める。

「ひっ… あくぅぅぅぅ、なかで、ああ、なかで、2本が、ひやぁぁぁぁぁ… 」

慣れ親しんだ若者の雄根が目一杯に菊の門をひろげてのさばる上に、薄い粘膜を隔

てた肉壷で緒方の一物が前後に動けば、二本の肉棒が粘膜越しに擦れ合うから美紗

子はとても自分を保つことが出来ない。

この気が狂いそうな愉悦地獄から逃れようと身をよじれば、かえって自分を貫く2

つの肉の凶器の存在を思い知るから、あとはただ悩ましくも苦し気に悲鳴を漏らす

他に手立てはない。3人の男たちが息を呑み見守る中で、美紗子の脳乱は深まるば

かりだ。

 

「ああ、ショウちゃん、お尻が、お尻が、すごくいいの、あっ… あふぅ… 」

なんども稲妻の様な快美が背筋を軋ませ走り抜ける。これまでに経験の無い2穴同

時挿入のアブノーマルな快感は美紗子の理性を熱い紅茶に投じられた角砂糖の様に

ボロボロに崩してゆく。やがて、ようやく彼女の鮮烈な菊座の絞まりに慣れた正信

が、情容赦もなく腰をふり始めると、美紗子は獣の様なうなり声をもらして裸身を

うねらせる。初めての2本刺しに身悶える美女を真ん中に挟み込み、緒方と正信の

動きが同調の気配を見せた。

「ひぃぃ… もう、おかしくなるぅぅぅぅ… 」

一旦、火がついてしまった牝の欲情は瞬時にふくれあがり、前後の穴を責める2人

の男を置き去りにする勢いで、美紗子は黒髪を振り乱して牝の乱れを見せつける。

あまりのも異形で鮮烈な快美は美貌の若妻の脳髄を愉悦の炎で焦がし続け、美紗子

は何度も気が遠くなるのだが、薄い粘膜を挟んで暴れる2本の剛直は、彼女が安易

な気絶に逃げ込むことをけして許さない。自分のからだが、もう自分のものでは無

いように感じる美女は、もはや傍観者の3人の男の存在も忘れて半狂乱に泣きわめ

くばかりだ。

 

「たすけて… このままじゃ、気が狂うぅぅぅ… きゃぁぁぁぁ… 」

最初は戸惑いもあったが、やがて緒方と正信の動きが完全にシンクロを果たすと、

もう美紗子はどうすることも出来ず、ただ艶っぽい声を部屋にまき散らすばかりだ。

「いやいや、これは、なんとも凄いですなぁ… 」

「ふむ、緒方さんお頑張りもさることながら、旦那さんの、あんなにデカい魔羅

 を呑み込む奥さんの尻も見上げたものだ」

「ただのアナルセックスじゃ無くて、2本刺しと言うところが、何ともそそりま

 すなぁ… 」

3人の傍観者が各々勝手な事をほざく中で、美紗子はいよいよ追い詰められて行

く。二人の男に前後から裸身をリズミカルに揺すられた美女は、虚ろな瞳を見開

き喘ぎ、ルージュの剥がれた唇の端からは涎が滴り落ちて緒方の胸板を濡らして

いた。

「おっ、いよいよ、美紗子さん、これまでかな? 」

「ふむ、さすがにもう、持たないでしょう」

「さて、どんなイキっぷりを見せてもらえるのかな? 」

ギャラリーたちの無責任な声など、もう美紗子のは届いてはいない。切羽詰まっ

た美女ハガクガクと腰を震わせて喜悦の深みに溺れて行く。今感じている快美は

女陰から生じているのか? それとも正信が抉る菊座なのからなのか? その判

別すら付けられぬ美紗子は愉悦の業火に身を焼かれて、何度も白目を剥いて口か

ら泡を飛ばしている。

 

「ひぃぃぃ… ゆるして、おねがい、もう… あひぃ… 」

喘ぎながら裸身を震わせる美女の肛門括約筋の締め上げは強烈だが、下で腰を振

る緒方の手前、先に不様に噴くわけには行かない正信は、きつい収縮に耐えつつ

、初老の男にタイミング合わせて美紗子を責め続けた。

「まって、やすませて、もうおかしくなるのぉ… 気が狂うぅぅぅ… 」

肛門を貫く年下の従兄弟の雄物だけでも、常の彼女を脳乱に追い込むのに、今は

蜜壷にも緒方の怒張が出入りするのだから、もう美紗子の悲鳴も手放しだ。ここ

まで牝の乱れ姿をあからさまにされて、遂に緒方がネをあげる時が来た。

「むぅぅ… こりゃ、たまらん。マサノブくん、済まんが、私はもう持たない」

「わかりました、緒方さん。それじゃ、俺もそろそろ… 」

前後から責める二人の男の会話を遠い所での出来事にしか思えない美紗子は、こ

の期に及んで正信がギアをトップに上げて突き捲ってくるから、泣き叫ぶよりほ

かに手立てが無い。挟み込んだ粘膜越しにゴリゴリと擦れ合う2本の怒張から生

まれる快美に翻弄された若妻は、最初に緒方の、そしてひと呼吸おくれて正信が

精を噴いたのを感じて、部屋に絶叫を響かせた。

「あひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」

傍観者の3人が生唾を呑み込み見つめる中で、彼女はようやく無我の境地に辿り

着き、裸身を何度も震わせた後に、そのまま大悶絶に陥った。

 

 

 

美しい従姉妹 4 END

 

 

 

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