その41

 

 

 

 

「あくぅぅぅ… 」

正信ばかりでは無く、同性の清恵にまで疑似男根で嬲られる姿を見られていると思

うと、それだけでマゾの血が沸騰するから、沙苗の悲鳴も手放しだ。早くも息絶え

絶えと成った被虐を好む若妻の狂態は傍観者の清恵をも興奮させる。

「どうですか? 清恵さん。あなたも責めてみたくありませんか? 」

「えっ、私も? 」

まんざらでも無い顔の人妻の心を読み取り、正信が沙苗の股間に埋め込んだバイブ

から手を離すと、少し下がって彼女にスペースを明け渡す。

「ああ、そんな、だめです、御主人様、どうか清恵さんに嬲らせるのはやめて下さ

 い、そんなの惨めすぎます」

口では、そんな台詞を吐きながら、同性から虐められることに興奮を高めた沙苗は

、バイブを呑み込んだ股を更に大きく開き次の責めを待ちわびる。

「うふふ、あなたが、こんな趣味の持ち主だったなんて、知らなかったわよ、沙苗

 さん」

「ああ、おっしゃらないで… 恥ずかしい」

御主人さまと定めた正信から責め苛まれるのも良いが清恵のバイブでの虐めも、マ

ゾの血を滾らせる沙苗にはたまらない。男の手による力強さ、強引さは無いが、そ

の分、どこをどう嬲れば、より深い快楽を得られるのか知り尽くした同性の手によ

るバイブ責めは、沙苗をレズの深みに引き摺り込んで行く。

 

「ひぃ、清恵さん、そんなところを… あひぃぃぃぃ… 」

これまでも沙苗は、このサークルの男性の会員にねだりバイブでの責めを随分と楽

しんできた。どの会員も興奮して、我武者らに男性器を象った淫具を肉壷で暴れさ

せるのが常であり、沙苗も別にそんな行為に不満を持ったことは無い。しかし、こ

うして同性の清恵の手によるバイブ責めは繊細で、爛れた女陰の中の一点だけを執

拗に抉ったかと思えば、指先でクリトリスを摘みつつバイブを前後させる荒技もあ

り、新鮮な責めに曝された沙苗の蜜壷は随喜の淫汁を絞り出していた。

「あらあら、こんなにいやらしいお汁を溢れさせて、あきれたものね、沙苗さん」

女同士の異形の快楽に溺れた沙苗を前にして、清恵は不敵な笑みを浮かべて罵った。

(あれ? 沙苗さんはマゾだけれど、清恵さんの方はサディストの素養があるみた

 いだ)

対照的な二人の若妻の本性を垣間見た正信が思わず何度も頷くのを他所に、清恵の

責めは苛烈さを増して行く。2〜3度、限界近くまで沙苗の肉壷の奥を抉ったサド

に目覚めつつある人妻は、今度は逆に何の予告も無くバイブを蜜壷から勢い良く引

き抜いた。

 

「ひぃ… 」

小さく悲鳴を漏らすマゾ奴隷女を見下した清恵は、彼女から引き抜いたバイブを沙

苗の目の前に差し出す。

「ほんとうに、いやらしい奥様なのね、ほら、御覧なさい。アナタの中に入れてあ

 ったバイブは、こんなに濡れているのよ」

愛液で汚れたバイブを、あろうことか沙苗の頬に擦り付けた清恵は、もう興奮を隠

す言も無くなっている。

「ほら、口をあけるの、自分で汚したバイブなんだから、ちゃんと自分でスケベな

 お汁を舐めて清めなさい」

悪ノリした清恵の命令に、一度はイヤイヤと首を横に振ったものの、頬や唇にバイ

ブを押し付けられて迫られたことから、ついに沙苗は口を開き、今まで女陰に埋ま

っていた疑似男根を呑み込んでしまう。

「あははは、本当に舐めるなんて、ひょっとして沙苗さんて変態? 」

同性を責める悦びに目覚めた人妻は沙苗の口からバイブを抜き取ると、再び自由を

奪われたマゾ妻の股間へと疑似男根を差し伸べた。

「ほ〜ら、また入れてあげるわ。うふふ、まあ、美味しそうに、こんなオモチャを

 呑み込んでゆくわよね、この、淫乱女のオマ◯コは… 」

新たに手に入れたオモチャを喜ぶ子供の様に清恵は、手にしたバイブで沙苗をいた

ぶる。

 

「ああ、はずかしい、そんなに強くしないでぇ… ひぎぃぃぃ… 」

同性の手で辱めを受けるのが新鮮なのか? 沙苗の方もノリノリで艶っぽい声を張

り上げる。そんな二人の美しい人妻の戯れをしばらくの間は眺めて荷やついていた

正信は、やがて熱心にマゾ人妻を責め嘖む清恵の背後に回り込む。

「ほら、遊んでばかりいないで、もっとお尻を持ち上げて下さいよ、清恵さん」

四つん這いに成って手にしたバイブを操っていた人妻も興奮しているのか? 後ろ

からの呼び掛けに振り向いた美人妻は、いきり勃つ雄根をしごきながら迫る正信に

向かって妖艶な笑みを見せながら尻を少しばかり持ち上げた。

「ねえ、入れて、沙苗さんの事ならばワタシに任せて、正信さんは、その大きなチ

 ◯ポをワタシにちょうだい」

ライバルの一人は悶絶、もうひとりは後ろ手錠で拘束して自由を奪った余裕から、

清恵は甘えた声で正信を誘い白桃の様な尻を蠢かせる。

 

「あ〜ん、だめよ、清恵さん。そんなの狡い、あぅ、ああ、いやぁぁ… 」

抗議の声を張り上げた沙苗に対して、清恵は容赦なくバイブで責め捲るから、マゾ

っ気のある人妻は、たちまちの内に追い詰められた。

「ほら、こんな淫売はワタシに任せて、はやく入れて、正信さん」

強引な責めで沙苗を黙らせた美人妻は、瞳を輝かせて若者を見つめた。

「はい、わかりました」

貪欲な若妻の迫力に気押された正信は、目の前の尻を捕まえると背後から肉壷に雄

根を沈めて行く。

「きゃぁぁぁぁ… ああ、大きい、大きいわぁぁ… 」

風呂場で真弓子が轟沈される有り様を見て来た清恵だが、ただ見るのと実際に味わ

うのでは雲泥の差があり、柔らかく蕩けて泥濘と化した女陰に長大な雄根が乗り込

んでくると、もう満足に息が出来ぬほど急激に追い詰められて行く。一方、最初に

一度、バスルームで射精を済ませて来た正信は、早くも息絶え絶えの様子の美人妻

の尻を捉まえて、更に肉壷の奥まで怒張を押し入れる。

「ひぃぃぃぃ、当るのね、そんな奥まで、あぁぁぁぁぁ… これ、最高! 」

先に悶絶した真弓子と同様に、これまで経験の無い深みにまで入り込み、子宮を内

臓に向かって押し上げる若者の一物の魔力に魅入られた清恵は、たちまち巨根の虜

と成り汗に塗れた裸身をうねらせる。

「ひぃぃぃ… あふぅぅぅ… むぐぅ… 」

沙苗を罵りバイブで責め嘖んでいた頃の余裕は消し飛び、その唇からもれるのは艶

っぽいあえぎ声ばかりとなった若妻は、蜜壷を蹂躙する雄根から生まれる絶えるこ

との無い快美を味わい、たちまち絶頂への階段を駆け昇り始めた。もう沙苗を虐め

ている暇などなく、秘所にバイブを突っ込まれたままのマゾ妻を放り出した彼女は

、最初のアクメに到達する。

 

 

 

 

 


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