「だめぇぇ、いっちゃう、もう、いっちゃうぅぅぅぅぅ… 」 不覚にも釣り上げられてしまった魚のように、裸身を跳ねらせながら清恵は甲高い 悲鳴を張り上げると、そのままシーツの上に突っ伏した。彼女が昇り詰めるのに合 わせて、若妻の肉壷もきつく収縮を繰り返したが、前もって風呂場で一度、精をほ とばしらせていた若者は、なんとか射精を堪えていた。ここまででも、並の男のセ ックスでは味わうことがない愉悦を清恵にもたらしてくれた若者の巨根だが、ここ で終わらないのが正信の本領なのだ。法悦の余韻に浸る間も与えずに、彼は清恵の 尻を捉まえたままで再び腰を振り始める。 「ああ、そんな… ねえ、待って、ちょっとだけ、やすませてぇぇぇ… 」 絹を裂くような悲鳴を無視して、正信は強引に美貌の人妻の背後から荒腰を見舞う 。なんとか身をよじってにげようとする清恵だが、やはり彼女も他の人妻達と同様 に絶頂の余韻から痺れた躯を持て余して、若者の責めをうまくいなすことが出来な い。やがて悲鳴からは徐々に力が失われて行き、ついには啜り泣く声しか聞こえな く成った。 ぬちゃぬちゃと言う淫らな音を立てて若妻の肉壷に出入りを繰り返す長大な一物の 迫力を傍から眺めいる沙苗は、今まで自分のことを嬲っていた清恵が、こんなにも 呆気無く牝の悦びに溺れて正体を失う有り様を見せつけられて、改めて正信の肉の 凶器の威力に感じ入り心を震わせる。
「あうぅぅ、また、また、おかしくなるぅぅぅ… 」 とても四つん這いの姿勢を保つことが出来ず、尻を高く持ち上げたままシーツの上 に突っ伏していた清恵が、欲情の炎に身を焼かれて、あられもない悲鳴を漏らす。 「だめ、イク、また、いっちゃうぅぅぅぅぅ… ひぎぃぃぃぃぃぃ… 」 まるで蝋燭が燃え尽きる寸前に、よりいっそう明るさを増すのと同じ様に、清恵は 仰け反り裸身を何度も痙攣させる。咽の奥から絞り出される断末魔を思わせる悲鳴 の色っぽさは、この情景を目の当たりにした沙苗の魂までも魅了した。立て続けに 2度の絶頂を強いられて消耗し尽くした清恵は、とうとう深い失神に陥ってしまい 、電池が切れた玩具のように全ての反応は消失した。 「ふぅ… おいてきぼりを喰らっちゃったかな? 」 意識を失い襤褸雑巾の様に成った美人妻の尻をようやく開放した正信は、最後に残 った沙苗を見て微笑んだ。 「おまたせしました沙苗さん、今度はあなたの順番です」 後ろ手錠に拘束されて行動の自由を失った美人妻の目の前には、二人の美女が失神 している。風呂場で悶絶した真弓子は、まだ意識を取り戻す気配は見られない。そ して直前に獣の体位で犯し抜かれて喜悦の奔流に巻き込まれた清恵も、意識を失い 魂を桃源郷に彷徨わせている。そして、二人を散々に弄び翻弄した若者の次のター ゲットが自分だと思うと、沙苗はそれだけで女陰が潤み、躯には小刻みにな震えが 走った。
「こんなモノでも悦んでくわえ込むなんて、沙苗さんは、ほんとうに変態マゾ女な んですね」 開け広げられた美人妻の股間に差し込まれたバイブへと手を伸ばしながら、正信は 冷たい笑みを浮かべる。その乾いた微笑みを見て、沙苗は彼が完璧に自分の性癖を 理解してくれている事を悟った。その事実が間違っていないのは、次の正信の行動 が証明する。彼はマゾ人妻の股間に刺さったままのバイブを手に握ると、なんの躊 躇も無く勢い良く引き抜いたのだ。 「きゃぁぁ… 」 しかし、彼女の受難は、まだ始まったばかりだった。男性器を象ったバイブを一旦 は引き抜いた正信は、すぐにもう一度彼女の股間に淫具を差し伸べる。だが、今度 は潤んだ肉壷に沈めるのでは無く、爛れ開花した女陰の襞の中に埋もれていた敏感 な肉芽に、やや力を込めて押し付けた。 「この状態で、電動バイブのスイッチを入れると、どうなりますか? 沙苗さん」 彼女の返答を待つような悠長な真似はせず、正信がバイブの底にあったスイッチを オンにする。 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」 前もって清恵の手で散々に嬲られた上に、その清恵が目の前の若者に貪り喰らわれ 狂態を示したのを目の当たりにしたことで、劣情が膨れ上がっていた美人妻だから 、充血したクリトリスを無機質なバイブで小刻みに揺さぶられたら、もうたまらな い。後ろ手錠で行動を制限された沙苗は腰を跳ね上げて絶叫する。
「だめぇぇぇぇ、やめて、死んじゃう! ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」 神経の集中した繊細な肉の芽を無慈悲に抉じるバイブは、それ自体が微振動してい るから、瞬時に沙苗はアクメに達して、もう満足に口もきけなくなっている。 「ひぃ… あひぃぃ… 」 時には浅く女陰を抉ったかと思えば、散々に焦らすように秘裂の表面を擦り上げ、 また敏感なクリトリスを探り当ててスイッチを操り振動に強弱を付ける若者のバイ ブでの責め嬲りの前では、沙苗は切なく身をよじり、あえぎ悶えるより手立てが無 かった。 (ふ〜〜ん、バイブをうまく使えば、こんな風に女の人を追い詰めることも出来る のか。あっ、そうだ、こんどミサ姉にも試してみよう! ) 成熟した美しい若妻の自由を奪い責め嘖む貴重な経験を積んだ正信は、不埒な思い を胸に抱きながら沙苗を何度も高みに追いやる。 「さてと、そろそろ俺も、たまんなく成ってきたぞ」 立て続けにバイブで昇天させられた若妻から手錠を外すと、正信は恍惚とした顔で 横たわる沙苗にキスをする。この世のモノとは思えぬ愉悦を満喫した美人妻は、自 分から積極的に舌を絡めてきて、若者の唾液を啜り呑む。 「おねがい、あなたのをちょうだい。バイブじゃ無くて、あなたのチ◯ポで引導を 渡して欲しいの」 「ああ、俺もそのつもりさ」 若さに似合わず巧みにバイブを操る若者の手により、何度もアクメを味わった沙苗 は、このまま躯がドロドロに溶けて流れ出してしまう幻覚に怯えるが、そんな彼女 の夢想は巨根の蜜壷への侵入によりあっさりと遮断された。
「あひぃぃぃぃぃ… 」 十二分に潤っている蜜壷は無理なく長大な雄根を呑み込むから、沙苗はすぐに愉悦 の奔流に巻き込まれて正体を失う。男心をくすぐる様な艶っぽい悲鳴を上げるマゾ 妻を思う存分に突き捲りながら、正信は奇妙な満足感に浸っている。最初はどうな ることかと思ったが、計画通りに二人の人妻を立て続けに轟沈させ、こうして最後 の沙苗をも追い上げている現状を思うと、優越感と達成感が彼の心に自信をもたら していた。 「お願いします、もうお赦しください、このままじゃ、沙苗は、沙苗は、頭がヘン に成りますぅぅ… あひぃぃぃぃ… 」 ここまでは先々のことを考えて、必要以上に己をセーブしていた正信だが、3人目 の沙苗に辿り着いたことから、もうエネルギー切れの心配の無い若者は、遠慮も無 く沙苗を貪り腰を振る。身も心も官能の渦に呑み込まれて、咽の奥から絞り出すよ うな嬌声を零す沙苗の媚態に有頂天に成り、正信の腰の動きにも余裕が無くなる。 「だめぇぇ… イキます、いくぅぅぅぅぅぅ… 」 苦悶と恍惚が鬩ぎあう中で、ひと足はやく沙苗が絶頂に達した。妖しく蠢動する膣 の感触をしみじみと味わった正信も、ついに射精に及ぶ。 (くぅ、もはやこれまでか! ) 我慢する必要が無くなった若者は思うがままに精をほとばしらせた。
「ふ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 完全に意識を途切れさせた沙苗から離れた若者は、ベッドの上で胡座をかき大きく 深い溜息を漏らした。射精直後の心地の良いけだるさに身を浸す正信なので、後ろ から、そっと足音を立てぬように忍び寄る人影に気付く事はない。あっと、思った そのときには、彼の背中に豊かな胸の膨らみが押し付けられていた。 「うふふ、凄いのね、正信くん」 「ま、真弓子さん! 」 最初にバスルームでの狂乱に巻き込まれて気絶した美人妻は、正信が清恵や沙苗を 堕としている間に昏倒から目覚め、ふたたび瞳を爛々と輝かせて背後から彼に抱き 着いて来たのだ。 「さあ、邪魔な二人は大人しくなったから、これから目一杯に楽しみましょうね」 魅力的な若妻の底知れぬ性欲の一端を垣間見た正信は、無事に明日の朝日が拝める か、大いに不安を抱いていた。
美しい従姉妹、5 END
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