「くぅ… ミサ姉、そんなに絞めるなよ、あんた、無理矢理に犯されているのを忘れ ているんじゃないのか? 」 「そんなこと言っても、これ、気持ちいいんだもん! ああ、もっと、もっと突いて 、あふぅぅぅぅぅぅ… 」 背後からの力強い突き上げを喰らい、美紗子はソファにしがみつき、安っぽい合皮に バリバリと爪を立てる。猛り狂う巨根が膣の最深部にまでねじ込まれ、子宮を内臓に 押し付ける度に、美紗子の全身から力が抜けて行き、もう四つん這いの姿勢を保てな い。ソファの上に身を突っ伏して、尻だけは高く掲げた美人妻の負けっぷりが嬉しく て、正信は一心不乱に腰を振り彼女を追い詰めて行く。 「ひぃぃ、もうだめ、いっちゃう、ああ、ショウちゃん、お願い、いっしょに、ねえ 、あひぃぃぃ… 」 くたくたなはずの美紗子なのに、脳髄を焦がす快美の火柱に煽られた美人妻は、目の 前のソファに両手を付くと、躯を大きく弓なりに反らして虚ろな瞳を宙に彷徨わせる 。いつもと異なる状況下での肉交の興奮は大きく、美紗子ばかりでは無く正信の方も 限界が近いことを思い知った。 「くぅ、ミサ姉、俺も、もう… 」 「いいわ、このまま、来て! あっ… くふぅぅぅぅ… 」 ラストスパートに取りかかった若者の荒腰が不意に止まり、引き締まった正信の尻が ブルッと震えた。 「くぅぅぅぅ… 」 いつもよりも、かなり早いと自覚しながらも、精通管を掛け下る牡の欲情汁のほとば しりを、彼は堪える事ができなかった。 「ひゃぁぁぁぁぁぁぁ… 」 激しい勢いの白濁汁の噴射を膣壁で感じた美紗子も、彼の射精に合わせて絶頂に押し 上げられた。
「ふぅ〜〜」 着衣を身に付けたままの美しい従姉妹と強姦プレーを楽しんだ正信は、最後の一滴ま で余す事なく美紗子の蜜壷に注ぎ込み終わると、ようやく彼女の尻を解放して、その まま後ろに倒れ込んだ。一方、美紗子の方はと言えば、洋服が皺になるのも構わずに 、目の前のソファに身を投げ出して、火の付きそうな熱い吐息を漏らすばかりだ。そ のまま二人はしばらくの間、強姦プレイで得た強烈な快感の余韻に酔い痴れた。 「ねえ、ショウちゃん」 ようやく息が整い、身を起こす事が出来た美紗子は、恍惚の表情のまま若者を見つめ る。 「なんだよ、ミサ姉? 」 「まだ、大丈夫よね、ほら、今度はベッドでちゃんと犯ってよ」 美貌の若妻の貪欲さに内心で舌を捲きながら、正信は満面に笑みを浮かべる。 「いいだろう、これからが本番だぜ、泣き言を言うなよ、ミサ姉」 勢いを付けて立ち上がった若者は、直前の行為の余韻から、まだ満足に足腰の立たぬ 美紗子を手助けしながらベッドルームへと向かった。
「ちょっと困ったことに成ったのよ」 互いを貪る激しい行為の後、余韻に浸る正信の耳に美紗子の囁く声が飛び込んでくる。 「困ったことって? なに? 」 狭いシングルベッドで折り重なるように並ぶ美女の肩に手を回した若者が無邪気な顔 で聞き返す。 「実は、ウチの旦那のことなのよ。和人さん、今度エジプトでの仕事が終わって近々 帰国の予定なの」 語学が堪能なことから世界中を駆け回る商社マンの和人は美紗子の夫であり、正信に とっては高校の先輩だった。 「良い話しじゃないの? 先輩が帰ってくるんでしょ? 」 「帰ってきてくれるのは嬉しいわよ、でもね、長い間、エジプトと日本を行き来して 来たのを気の毒に思ってくれたのか? 会社は今度は半年ほど国内でのプロジェク トに回してくれるそうなの」 端正な顔を曇らせて溜息を漏らす美女の苦悩が不可思議だから、正信は思わず聞き返 す。 「それの、どこが困った事なのさ? 」 「馬鹿ね、ショウちゃんは。これからは四六時中旦那が家にいるのよ。昼間は会社だ から、ショウちゃんの家に遊びにくるのは良いとしても、スワップ・サークルの集 いで2日も3日も家を空けるのは不可能になるわ」 彼女の説明を聞いて、ようやく正信は由々しき事態である事を悟った。 「そりゃ、まずいね。う〜〜ん、困った」 天井を見上げながら腕を組み唸る正信の傍らで、美紗子はクスっと笑い声を漏らす。 「だから、私も考えたの、真弓子さんに応援をお願いして、旦那もサークルに巻き込 むことにしたのよ。でも、そう成ると、ショウちゃんの手助けがいるのよね」 「えええ… 先輩がサークルに加わるなら、俺はお払い箱って事? 」 情けない顔で嘆く年下の従兄弟を慰めるように、美紗子は彼の頭をかき抱く。 「大丈夫よ、緒方さんに作戦を説明したら、笑って快諾してくれたし、和人さんが首 尾良くサークルに加わっても、ショウちゃんも特別メンバーとして残留させてくれ るって言っていたわ」
基本的にはスワッピングを目的とするサークルだから、男ひとりで所属するのは間違 いだが、若者の精強さを知り尽くした女性会員たちから高い人気を誇る正信なので、 おそらく特例として会員資格の維持が認められたのであろう。 (でも、やっぱり、ヤバいよな。俺もミサ姉じゃなくて、誰か他の女の人と一緒に胸 を張ってサークルの親睦会に出られるように努力しなきゃ) 主催者の緒方からは残留に太鼓判を押してもらっているが、己の立場が不安定なこと を思い知った正信は、堂々とサークルの一員として胸を張るためにも、一刻も早くに パートナーと成る女性を見い出す努力を惜しむべきでは無いと自戒した。 「それで、和人先輩を、どうやってサークルに巻き込むんだい? 」 「うふふ、作戦は完璧よ、まあ、見ていてちょうだい。ショウちゃんの手助けが必要 な段階になったらお願いするわね」 とびっきりに美しく性悪なペルシャ猫の様な笑みを浮かべて、美紗子は隣で困惑顔の 年下の従兄弟の頬にキスをした。
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